【名前】野獣先輩(田所浩二?)
【性別】男
【出展】真夏の夜の淫夢シリーズ

【架空学園3におけるロール・設定】

ご存じ我らが野獣先輩。
今回も安定のホモ……かと思いきや今回は少しばかり旗色が違う。
設定ベースがインタビュー(DISCOVERY6)であり、(嘘でなければだが)元カノがいたということ=ゲイセクシャルではなくバイ寄りのノンケとなっている。
いちおう空手部設定は引き継いでいるが。

東京で親子共々世田谷区下北沢出身の一等市民だが、野獣父が事業に失敗したため、父母妹のために24歳と年齢詐称してまでホモビのアルバイトをしている(事情は不明だがKMRMUR大先輩も同じらしい、なおこの世界ではKMRとは同学年のクラスメイト)。
基本的に友情に篤く、気の良い兄ちゃんという感じの善属性野獣先輩だが、東京育ちの影響で若干の埼玉蔑視が見られる。

また、恋愛相談になぜか乗ることが多く、現在は童磨が隣のクラスの胡蝶しのぶ(18)に絶賛片思い中のなかサポートしており、その前にはキリトとアスナが付き合うきっかけを作った(でもキリトに熱い視線を向けており、この頃からバイの気質がある模様)。

クラスの郁子とは仲良しであり、しかもセフレの仲である。
ただ特殊性癖に悩む野獣先輩の不安を真剣にフォローしたりと、ただのセックスフレンドではなく、男女の友情を互いに抱いているようだ。
またバイかもしれないことを打ち明けているのは他にはタケルだけであり、他の生徒には秘密にしている。
また家族のためとはいえホモビに出てることには恥ずかしいと考えているため、こちらは特にクラスには秘密にしている。


ついでにLBXプレイヤーの一人であるが、残念ながらアラタたち模型部員たちと比べると腕前は趣味の領域を出ていないが、知識はある。

※原作でも野獣先輩呼ばわりされているキャラがいることがネタ元です


【今ロワでの動向】

キリトとの恋を応援していたアスナと、友人のKMRを見せしめにされた野獣先輩は……泣いていた。
本当なら眼力先輩のように叫びたかったが、そんなことすれば殺し合いに乗ったかもしれない奴に襲われる危険がある。
否、自分だけならまだしも傍にいるタケルが危険に晒されるかもしれないので必死に堪えた。

タケルのフォローもあり、声を押し殺しながらも泣き腫らした野獣先輩は気持ちを切り替えていく。
彼が選んだ道はもちろん王道をいく対主催。
イクこと郁子たちクラスメイトが殺し合うのはもっての外であり、タケルと共に対主催として戦い抜く道を選んだ。

そうしてタケルとコンビを組んだ野獣先輩たちは支給品を確認することに。
結果、タケルから支給された仮面ライダーメテオへの変身を可能とするメテオドライバーはを渡されることになる。
この世界のタケル自身は仮面ライダーへの変身こそまだ一度もしていないがゴーストハンターとしての力があり、空手をやっているが生身では危険と判断されてのことだった。
ありがたくベルトを受け取った野獣先輩だが、そこへ芥川が来襲する。
そして仮面ライダーメテオへの初変身を行うことに。

羅生門を使う芥川はまさに強敵だったが、前衛をメテオこそ野獣先輩・後衛をゴーストハンターであるタケルが担い、互角の戦いを展開する。
芥川相手に膠着状態にまで持ち込めたのはタケルとの息がピッタリなこともあるが、空手を習ってる野獣先輩と格闘技が主体のメテオの相性は抜群だった。
芥川は予想外に強い2人に今はまだ分が悪いと判断して撤退した。



芥川を撃退した野獣先輩とタケルだが、その心はやすらぐ暇などなく放送が流れる。
クラスメイトのピンキーや光輝などの名前が流れており、自分たちの手の及ばぬところで友人が死んでいることで焦りは募っていく。
野獣先輩としては人間の屑と噂される馬場以外の生徒は誰であれ(それこそ先ほど戦った芥川を含め)死んでほしくなかったが、特に郁子やキリトの生存を強く願った。

探索を続ける二人の前に今度はリオが襲来する。
彼はバーニッシュ兼埼玉県民であり、自分たちを差別する存在を強く恨んでおりマーダー化していた。
野獣先輩に関しては埼玉やバーニッシュへの人種差別などしていないが(ただし無自覚の蔑視はある)下北沢出身の東京都民として彼の抹殺対象となっていた。

リオは炎のLBXイフリートを所持しており、それと一体化したリオに襲われることになった。
怒りの炎と後先を考えない暴走ぶりで芥川以上の強敵になったリオ。
LBXに詳しくない生身のタケルは近づけない状態であったが、野獣先輩は趣味でLBXをやっているためイフリートに関する知識があり、メテオによるパワーアップもあって迫り合えるまでに戦えた。

だが戦いの途中でリオが揺さぶりをかけてきた。
なんとリオはある伝手を通して野獣先輩がホモビに出ていたことを知っていたのだ。


リオ「おまえ、親父が事業に失敗して一等地での生活が成り立たなくなったから、金のために男色家向けAVに出たんだってな?」
野獣「ど、どうしてそれを!?」
リオ「頭が弱すぎて未だに卒業できてないで有名な留年生が正直に教えてくれたんだよ」
野獣「……MURァーーーッ! あれほど言うなっつったのに!!」


このロワに参戦していないMUR大先輩(留年生)のまさかの裏切りに青筋を立てる野獣先輩。
それは思わず先輩である彼を呼び捨てで叫ぶほど。
もちろん、会話は近くにいるタケルに丸聞こえである。

自分がバイである可能性はタケルに話していたが、流石にホモビに出ていたことは話していないため、野獣先輩は顔を真っ赤にする。
しかし、そこはクラスきっての聖人である寺生まれのタケル殿。
野獣先輩が尻を痛めてでも家族のためにAVに出ることを知り、軽蔑するどころか「田所は家族のために頑張るしかなかったんだ!それは笑いごとにして良いことじゃない!」とリオを逆に一喝。
タケルに背中を押され、ホモビに出ていたことを恥から家族を守るための誉として受け取られことに感動した野獣先輩は、相方に感謝しつつ気合を取り戻し、リオを押し返していく。
結果的にリオによるホモビ出演カミングアウトは野獣先輩の隙を余計になくしただけであった。

お互いにボロボロだが、殴り合う中で僅かにでもリオ相手に有利に立った野獣先輩。
次で決めようとリオにメテオストライクを決めて決着をつけようとした。



ところが、戦いの最中に流れた定時放送にて女部田郁子の名前が流れたことにより、戦況は決まってしまう。
裸の付き合いをするほどの親友である郁子の死に、ホモビ出演をバラされても揺らがなかった野獣先輩の心が明らかに動揺。
その隙を見逃さなかったリオがイフリートにより野獣先輩の腹を貫いた。
炎を伴った内臓を焼く一撃は、致命傷である。


タケルが叫ぶ中、倒れた野獣先輩は走馬灯を見る。


最期に見たのは、郁子と一夜を共にしたある日のこと。
彼女の生まれたままの姿は美しく、やわらかい肌の感触やキスの味も覚えている。
その日のピロートークのことも――

同性の裸でも勃つ自分は異常じゃないかと悩む自分に郁子は
「心に決めた人が男の子だった場合、身も心も、骨の髄まで愛せるんだから良いことじゃない」
と淫乱なりに前向きな考え方を提示してくれた。
同性の皐月に惚れている郁子……だからこそ野獣先輩の気持ちがわかったのかもしれない。

走馬灯から醒めると、そこに自分が倒されたことでリオに負傷させられていくタケルの姿が……このままでは殺されてしまうと思った野獣先輩は、最期の力を振り絞ってもう一人の親友だけでも助けるために、力を振り絞った。

「ああ、イク。
 俺も君みたいな恋をしてみたかったな……
 いや、ひょっとすると俺が好きな人って――」

ただ一つの心残りを残しながらも、渾身の正拳突きことメテオストライクをリオにおみまいする野獣先輩。
その一撃はイフリートを砕き、辛うじて脱出したリオの魔の手からタケル殿を逃がすことに成功する。
そして少年は二通りの意味で燃え尽きた。



友情に篤すぎた弊害故にリオに敗死した野獣先輩だが、リオも友のために最期まで戦った野獣先輩の底力には素直に感銘を受け、少しではあるが東京都民を見直すことに。
また殴られたことで冷静になったためか、後の対主催転向の一つのきっかけを作りあげた。

そして逃がしたタケルも漢の鑑として散った野獣先輩の意志を引き継ぎ、後の仮面ライダーゴーストへの覚醒と初変身を促すことに至ったのである。
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最終更新:2024年01月19日 22:36