【名前】衛宮切嗣
【名ゼリフ】
【本ロワでの動向】
【名前】セイバー
【名ゼリフ】「貴様、それでも決闘者か!?」
「撲殺すべき(エスカリ)―――
死虐の鎚(ボルグ)―――!」
『もっと輝けぇぇぇぇぇぇぇぇ!!』
【本ロワでの動向】
最初から最後まで対主催の中核として活躍。実は既存のロワでここまで正統派な動きをしたことはなかったりする。でも登場話で
イカ娘切りつけたのは忘れちゃいけないですよね。
初期こそ衝突したが
カズマ、
カミナ、
流竜馬の荒くれ軍団を纏め上げたりと本編でも見せたことのないカリスマを発揮。まさに最優のサーヴァントの面目躍如であった。
特にカズマとは友情を深め彼の反骨精神に影響を受けるなど名コンビぶりを見せてくれた。初代
アニロワを見ていた読者からすると色々と感慨深いのではないだろうか。
桂木弥子との出会いでzero時点で目覚めていない食への道に目覚めたり、エスカリボルグを真名解放してブン回したりとネタ面にも事欠かない。途中でカードゲームに嵌りハイビートダウンのガン攻めスタイルの決闘者(デュエリスト)に染まってしまった。決闘脳が進んだ結果がこれだよ!
ただし決闘脳については、無数の命を持つ
アーカードに命を賭して召喚したスカーレッド・ノヴァ・アポロドラゴンで相打ちに持ち込んだ
ジャック・アトラスを見て、民の心がわからないのならば民衆の娯楽に手を出してみよう、と始めたのが切欠で本人としては切迫した気持ちだった。
(綺麗になった)切嗣との確執の解消、悲運に引き裂かれたディルムッドとの正統なる決着(ただしデュエルで)と順調に勝ち進む中で立ちはだかったのは、彼女の願いを叶えるもの―――"聖杯"の守り手たるアイリスフィールを巡る願望機争奪戦と、主催の裏に控える"大聖杯"。
アイリは切嗣の願いを叶えた神の涙―――ゴメちゃんの奇跡により救い出せるも、自らの望む願望機にセイバーが揺れる。
さらには対セイバーとして聖杯より汲み上げられた実子モードレッドとの相対。騎士王の誇りは黒い欲望に屈しようとしていた。
「―――いらない、そんなことは望めない」
それ(奇跡)を否定するのは、調律の勇者の少女。
世界を書き換える必要なんてないと。今日を生きるために積み重ねてきた人の想いをなくすことなんてできないと、
立花響は叫んだ。
それは、少し未来の彼女の主人(マスター)が示す誓いの言葉。
原初の思いを取り戻し、騎士王は絡みつく執着を振り切り、息子の虚像に別れを告げる。
最終決戦目前で力尽きたカミナと竜馬の思いを受け継ぎ、カズマと共に主催の一角
ベール・ゼファーを撃破。
黄金のアルター粒子、螺旋の光とゲッター線の輝き、デッキの
モンスター達に支えられて放った極限の一撃、エクスカリバーならぬXカリバーが大聖杯を破壊した。
消えゆく最後、正しい歴史における未来の光景を垣間見る。
聖杯への未練はないが、その中で自分の力を必要とする者(マスター)を知り、その養父である元マスターへの供養も兼ねて再び召喚に応じる。
少し歴史とは違う形となるが、彼女の剣は曇りなく黄金に輝くだろう―――
【名前】アイリスフィール・フォン・アインツベルン
【名ゼリフ】
【本ロワでの動向】
【名前】
アーチャー
【名ゼリフ】
【本ロワでの動向】
【名前】ライダー
【名ゼリフ】
【本ロワでの動向】
【名前】ランサー
【名ゼリフ】
【本ロワでの動向】
本編死後から登場。
ただひとつ抱いた忠義を全うして死ぬという願いを敵味方の双方から無残にも踏みにじられたディルムッド。
その記憶を保持していた彼は、此度の殺し合いでも全てを呪い、憎悪と憤怒のもとに死をまき散らす悪鬼と化した。
――そのはずだった。
「なんだ、それは?」
だがそうはならなかった。
ランサーの嘆きを馬鹿か貴様はと一言で切って捨てた男の名は劉鳳。
彼に、マスターを忠義を尽くす為の道具としてしか見ていなかったことをつきつけられ、
更にマスターの家臣ではなく“忠義”の犬に成り下がっていることを指摘される。
思いもよらない自らの落ち度に気づいたランサーは揺れ動くも、それでも凝り固まった憎しみ故にその事実をすぐに受け入れることはできなかった。
貴様に何が分かる。
そう吐き捨てるしかなかったランサーに、しかし劉鳳は分かるつもりもない、分からせたいのならかかってこいと挑発する劉鳳。
かくして忠義と正義がぶつかり合うガチンコ対決が開幕した。
やがて地に臥したのはランサーの方だった。
しかしその顔には憑き物が落ちたかのような晴れやかな笑みが広がっていた。
「ああ、そうか。ただ一人の男として好敵手に挑むというのは、これほどまでに心地よいものだったのだな」
ゲッシュに縛られるのでもなく、忠義に囚われるのでもなく。
ただ一人の男としてもう一度歩み直そう。
そう決意したランサーは、劉鳳とグリリバライバルコンビを結成。
道中信頼関係を育み、息のあったコンビネーションを見せるようにまで至るも、
流石にカズマと劉鳳の出会って早々阿吽の呼吸で勃発した大喧嘩には置いてけぼりをくらう。
その時、彼らに倣い自分たちも決着をつけないかとセイバーに問われるも、
「俺はもう少しこれを見ていたい……。男が忠義ではなく魂で戦うその姿を…」
と呟き拒否。
ここに第四次聖杯戦争での確執から完全に解き放たれることとなる。
セイバーと聖杯戦争での決闘とは異なる、デュエルモンスターズを用いてのデュエルで決着をつけることにしたのも、その現れだろう。
ちなみに彼のデッキは魔封じの芳香などの魔法カードメタと、スピア・ドラゴンなどの貫通モンスターを組み合わせたデッキであった。死後、
死者スレでドラグニティナイト・ガジャルグやドラグニティナイト・ゲイボルグの存在を知って本気で悔しがっていた。
遂に迎えた最終決戦ではセイバー達を聖杯に向かわせるために足止めを買って出る。
ユベルが悪意をもって差し向けた黒化したフィンマックールも劉鳳の立ち会いのもとただ一人の男として相対し撃破。
セイバーが大聖杯を撃破したことで現界することが叶わなくなり光の中へと消え逝くも、
見送る劉鳳と拳を交わし合い、これまでの死とは違い一切の悔いなく安らかなる眠りについた。
最終更新:2012年05月02日 18:42