【名前】 神野明影
【出典】 相州戦神館學園八命陣
【性別】 男
【年齢】 不明
【名ゼリフ】
「ギーせんせいはまぞ、むだにてをのばすことがすきっ↑」
「ほざけよ、悪魔(ぼくら)の生贄(エサ)風情がァッ!!」

【人物】
肌から服まで全てが黒く染まったまさしく悪魔のような男。道化のように戯れながらすべてを愛で、嘲笑している。
その性質上積極的に人を害しはしないが、彼の興味は人の憎悪と絶望、それによって生じる混沌を美しく演出することにのみ帰結する。
その正体は集合的無意識から呼び出されたベルゼブブという概念がとある少年に取り憑いたもの。世良水希(本編ヒロインの一人)に対し異常なまでの執着を見せ、彼女を絶望させることを至上の目的としている。
肉体は微小な昆虫の群れであり、それに加え物理透過の能力を併用することで非常に強固な物理耐性を持つ。攻撃技としては自分に嫌悪感を抱いた者の肉体を昆虫に変える、ブラックホール作成など。
【本ロワの動向】
主催者の一人である甘粕正彦に従属している立場であるところの彼はロワ開始直後から、この殺し合いが甘粕の手によって発生したものだと瞬時に見当をつける(とはいえ確信はしておらず、こんな馬鹿な真似をするのは甘粕くらいなものだろうという程度)。
ならば思うがまま楽しませてもらおうと心を弾ませていると、最初に出会ったのは天海。
人として生きたい本心と、殺戮を楽しみたい本能の間で揺れ動いていた彼を神野は早速煽りまくり、結果として彼は無差別マーダーとなってしまう。
好調な出だしに気を良くし、絶好調なまま次に遭遇したのは金吾こと小早川秀秋とフェアの二人。
金吾相手に天海様絡みで煽り甚振り、結果として金吾は錯乱して逃走。残ったフェアが単独で神野に立ち向かうも、疑似急段や精神攻撃で一方的になぶり殺しにされてしまう。

ロワ開始からまもなくして対主催三人をそれぞれ殺害、マーダー化、無力化に成功するという華々しいロワデビューを飾る。
しかし、そんな彼の絶頂期はここで終わりを迎えるのだった。

気持ち悪い笑みを浮かべながら放浪していると、次に出会ったのは駆逐艦島風。
嬉々と煽って追い詰めようと試みるも、そこに巡回医師ギーが颯爽登場。
グリム=グリムという神野にも似た存在を相手取ったことのあるギーに対し神野の能力はことごとくが通用せず、打ち砕く王の右手によりあえなくワンパンKOされる。
そんなチート相手にほうほうの体で逃げ延びた先にいたのは藤井蓮とその聖異物・マリィ。
穢れのない最上の輝きを持つマリィに神野のテンションは悪い意味でフルドライブ、その輝きに糞を擦り付けてやろうと息を荒げて煽りを開始する。

神野「おまえの女神は売女。 誰彼構わず抱きたがる、股ぐら真っ黒のド淫乱!可愛い顔してちんぽが大好き!蓮たァァァん、蓮たァァァん、カリオストロより好いのォォォ、き────かはははははははははは!」

その言葉に蓮は当然の如く激怒。形成した斬首刃で神野を一刀両断する。
魂ごと切り裂く斬首刃には神野の防御能力も役に立たず、即死こそ免れたものの癒しきれないレベルの大ダメージを負う。
それでも逃走には成功するが、逃げ延びた先に待っていたのは葉隠覚悟。
両者が相容れることは当然なく、ここに戦闘が開始される。

神野「僕は水希を愛している。そのためにこんなに強くなったんだ、愛は最後に必ず勝つんだよォォォ!」
覚悟「貴様の愛は侵略行為!その腐った認識、全て貴様に返す!」

結果はなんと神野の完全敗北。先の連戦による負傷のためか透過が上手く決まらず因果を叩き込まれる形で敗走することに。
そして彼が最後に出会ったのは正義の味方コンビである南光太郎と玖珂光太郎。
強さを求めた為に堕ちた神野にとって強さを持つ玖珂光太郎と南光太郎は憎悪の対象であり、有無を言わさず戦闘に突入する。
しかし鋼メンタルな二人には一切の煽りが通用せず、神野のような存在には特効作用のある青の力もあるせいで瞬殺。
強さを求めて外道に堕ちたか弱い男と人を餌としか思わない悪魔は、何も為すことなくロワ会場から消えていったのだった。

ロワ開始前には扇動系マーダーとしての活躍が期待され、開始直後は期待通りの働きをした彼であったが、振り返ってみればほぼ全編において噛ませ犬と化している。
彼をロワに招いたのは主催の甘粕なのだが、彼としては参加者に対する精神的試練として神野をロワに放り込んだという経緯があるため、この結果にはむしろ諸手を挙げて喜んでいたそうな。

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最終更新:2014年05月09日 23:31