ローゼンメイデン百合スレまとめ@ウィキ

短編 銀×紅2

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rozen-yuri

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紅「ただいまー」
銀「おかえりなさぁい、夜勤大変だったわねぇ」
紅「本当に大変だったのだわ…お腹空いたわ」
銀「ちょっと待っててぇ、すぐに作るわぁ」
紅「夜勤は本当長いから疲れるわ…しかも相方が苦手な人だったから余計疲れたのだわ…」
銀「それは災難だったわねぇ…(チラ)」
紅「話も弾まないし…嫌になるのだわ」
銀「そう…(チラチラ)」
紅「……?」
銀(…私だって一晩寂しかったんだからぁ…)
紅(…ふふ、そろそろね)
料理している水銀燈の後ろからギュッと真紅は抱き付いた。
銀「ちょ、ちょっとぉ、包丁持ってるのに危ないわよぉ…」
紅「そうだけど、今の私は水銀燈分を補充しないと死んでしまうのだわ」
銀「何それぇ。…でも、私も真紅分を補充しないと死にそうよぉ」
紅「お互い様ね。…一晩空けてごめんね」
銀「真紅こそぉ、お仕事お疲れ様ぁ」
水銀燈も包丁を置き、真紅を抱きしめ返す。
料理が出来上がるのはもう少し後になりそうだった。


紅「ふぁ・・よく寝たのだわぁ」
銀「おはよぉ真紅ぅ」
紅「おはよう水銀燈・・・・・って・・・えぇ?!」
銀「あらあら朝からいい反応ねぇ」
紅「・・・いつから居たのかしら」
銀「ずいぶん前よぉ。真紅って寝顔は可愛いのねぇ」
紅「・・・・・一体なにしにきたのかしら」
銀「うーんそうねぇ・・・何だったかしらぁ」
紅「(ハァ…) もういいのだわ、朝食を御馳走するわ」
銀「やったぁ♪」

そんな銀紅


水銀燈「あの二人見せ付けてくれるじゃなぁい。翠星石と蒼星石を引き裂いてやるわぁ」
真紅「そうね。この暑い時期に彼女達は暑苦しいのだわ」
水銀燈「私は蒼星石をいただくわぁ」
真紅「私は翠星石ね」



『謝罪の代わりに』


「真紅ぅ~」
「水銀燈?一体な…………」

 彼女は目を見開いた。いつも側にいる、見慣れた彼女の頭の上には、想像するだけで身の気もよだつあのおぞましい生き物の耳が、あった。

「ね…ねねねねねねこ……!?」
「ふふ、驚いたぁ?こんなのが苦手だなんて、おばかさぁん」

 くすくすと笑う水銀燈だったが、目を見開いたまま微動だにしない真紅に、首を傾げた。次第に真紅の瞳からは、涙が溢れ始めた。

「えぇ!?ちょっと……な、なんで泣くのぉ!?」
「うぅ……ぐす…」

 慌てる水銀燈をよそに、真紅の涙は止まるどころか更に酷くなっていた。

「ひぐ……っ…」
「………はぁ、」

 大きく溜め息を吐くと、猫耳のカチューシャを投げ捨て、涙が止まらない真紅を抱き締めた。

「……悪かったわぁ。そこまで嫌だとは思わなくてぇ…」
「……、……」

 真紅の唇が、水銀燈の耳元で微かに動いた。それを聞いた水銀燈はくすり、と笑い、真紅と唇を重ねた。
 謝罪の言葉の代わりに、口付けを。



end


銀紅でウイイレ(サッカーゲーム)

水銀燈「何よこの子!!全然いうこときかないじゃないのよぉ!」
真紅「ざまぁないわね水銀燈!いけっ絆シュート!」
水銀燈「あぁ!・・・危なかったわぁ。よくやったわゴールキーパー」
真紅「くっ、どうしてあそこからはずすの!?まったく日本のシュート並ね」
水銀燈「うふふ、真紅が下手なのよぉ」
真紅「なんですって・・・みてなさい」
蒼星石(どっちも下手だ・・・)

水銀燈「もう後半ロスタイムじゃなぁい、いくのよ!真紅をジャンクにするのよ!」
真紅「くっ!」

水銀燈FWが裏に抜け出す

水銀燈「ktkr!」
真紅「~~~!!!!!・・・・・おっと」
蒼星石(うわぁ~後方からの殺人タックル・・・)
水銀燈「!!!!ちょっと!!何するのよ!!!」
真紅「手もとが狂ったのだわ」
水銀燈「嘘よ!ワザとでしょ!この卑怯者!!」
真紅「はぁまったく、ジャンクはうるさいのだわ」
水銀燈「真紅ぅーーーー!!!!!!!!!!!」
真紅「くぁwせdrftgyふじこlp;@:」
水銀燈「くぁwせdrftgyふじこlp;@:」
蒼星石「巻き込まれる前に逃げよ」
翠星石「蒼星石、翠星石と勝負するです」
蒼星石「あ、うん」

水銀燈「このっ!このっ!」
真紅「やめて頂戴!あっ、ちょっと」
水銀燈「このっ!このっ!」
真紅「だめよ水銀燈!それはオフサイドなのだわ!あぁ!」

翠星石「ちょっと蒼星石!いまのファールは悪質ですぅ!」
蒼星石「せふせふ」
翠星石「きぃ~~~!!」


 綺麗だったわ。私に勝るとも劣らずだったわよ。
 銀色の髪は一切の癖がなくって。どんな小さな風だって受けてサラサラと流れてたわ。
 それを見てるのが飽きなくてね。何見てるの?ってよく睨まれたわ。
 そういえば目も綺麗だったわね。
 きつく吊り上がってたから、皆に言わせてみれば近寄り難い、って。
 でも、そんなこと全然なかったわ。
 本当は心優しい子だったのよ。そして、誰より強くて、誰より弱かったわ。
 辛くて悲しい思いばかりしてきたみたいでね。独りでいることには強かったわ。
 逆に優しさに弱くてね。私が告白した時の顔ったら……ふふ、傑作だったわ。
 もう少しでいいから。彼女の側で、そんな色々な顔見てきたかったわ。
 私は彼女を見ることはできるけど、彼女が私を見ることはもうないんだもの。


 ──貴女と約束した未来は


 甲高い音が病室に響いた。
 白衣を纏った年配の医者は、腕時計を見つめると現在の時刻を呟いた。
 姉ののりは、嘘…、と一言呟いて顔を両手で塞ぎ、膝から崩れた。
 兄のジュンは医者に掴みかかろうとする。水銀燈がそれを制止した。
 うわぁぁぁぁ、とのりは声を上げて泣いた。ジュンも膝をついた。
 水銀燈は真紅の頬に触れる。まだ生きているような温もりが残っている。
「二人、きりに…してくれませんか…」
 水銀燈がそう尋ねるとのりとジュンは頷き合うと、病室を後にした。
 医者はとうに病室を去っている。
 真紅の口から呼吸器をはずしてやる。もちろん、ピクリとも動かない。
 水銀燈は真紅の手をとり、きつく握りしめた。
「何よぉ…せっかく握ってあげてるんだから、握り返しなさいよぉ…」
 ぽろり、と目尻から涙が零れた。
 どれだけ力を込めても、それが返って来ることはない。

 手から力を抜くと、スルリと滑り落ちてしまった。
「お馬鹿さぁん」
 水銀燈の声は、もはや声と呼べるほどのものではなかった。
 水銀燈の震えている肩にそっと触れようとしたが、スルリと抜けてしまった。
 悔しそうに拳をぎゅっと握り、抜けないように背中に頭をもたれさせた。
「水銀燈…」
 ポツリと名を紡いだが、やはり聞こえないらしく、反応がない。
「すいぎ、んとぉ…」
 あぁ、死んでも涙は流れるのだ。と意外に冷静な自分もいた。
「大好きよぉ…」
 偶然にも二人の声が重なった。
 もう拭う気もないらしい水銀燈の涙を真紅は──いや、もはや真紅とは呼べない彼女は──一つ掬った。
 水銀燈は大きく肩で呼吸をしながら真紅に気付かずに、眠っている真紅に唇を重ねた。
「お馬鹿さぁん…貴女は、あなたは…本当の、本当に…」
 目を瞑っている真紅に額をくっつけると、水銀燈の涙は真紅の頬に伝った。
 その様子を見て、真紅は辛そうに眉をしかめると水銀燈に抱きついた。もちろん、すり抜けない程度に。
「お別れ、だわ」
 もう貴女と一緒に生きていけない。
 貴女と同じものを見て、同じものを聞いて、同じものを感じて、笑いあって、喧嘩して──それから。
 それから。
 何かが弾けたように大きな叫び声をあげながら真紅は泣き叫んだ。
 でも、水銀燈の耳には何も届かなかった。


終わり


 それは、ある秋の夕暮れのこと。
 公園のもみじの木を水銀燈が見上げていました――。

紅「こんな所で何しているの、水銀燈?」
銀「紅葉が始まったみたいだと思って、ちょっと見てたのよぉ。
  ほら、木の上の方がちょっと色づいてるでしょ?」
紅「あら、本当だわ。この街にも秋がやって来たのね」
銀「“小さい秋みつけた”って感じねぇ」

 そんな水銀燈を見て、真紅はクスッと笑います。

銀「何なの?どうして笑うのよぉ…」
紅「意外と可愛らしいことを言うのねって思ったのよ。
  気に障ったなら謝るわ。ごめんなさい」
銀「べ、別に気になんてしてないけどぉ…」 

 少し照れくさそうに話す水銀燈の頬を秋風がそっとくすぐりました。
 そして、一枚のもみじの葉が真紅の髪にハラリと落ちて――。

紅「あっ、もみじが…」
銀「ちょっとじっとしてなさいよ、真紅」
紅「えっ?」
銀「もみじが髪飾りみたいで綺麗だわぁ。
  ……貴女、結構似合ってるわよ」
紅「そ、そうかしら?///」
銀「…勘違いしないでよね。私は、もみじを褒めただけなんだからぁ///」

 それは、ある秋の夕暮れのこと。
 ほんのりと赤く染まった二人の頬にも、小さい秋みつけた――。


『秋の散歩』


 この時期にしては暖かく、爽やかな空気が流れているある日の事。ちょっと意外に、散歩をしている水銀燈の姿があった。

「はぁ……良い天気ねぇ」

 とくに目的はなく、ぼぉっとしながら道を歩いていた。周りに人気はなく、水銀燈の視界に入るのは、愛しいあの娘を連想させる鮮やかな紅葉だった。
 ひらひらと落ちた一枚の紅葉が、偶然水銀燈の足元に落ちてきた。それを何気無く拾うと、なんとなく眺めていた。

「……こういう色を、深紅っていうのねぇ…」

 周りの紅葉よりも一際紅く、まさに深紅と呼ぶにふさわしかった。
 そんな事を考えていると、もう一つの真紅が頭をよぎった。長く綺麗な金髪と、人形のような蒼い瞳をもつ女の子。

「あら、水銀燈?」

 突然声がして、はっ、と我に返った。目の前には、ちょっとだけ驚いたような表情の真紅だった。

「こんなところで何をしているの?」
「…別にぃ。なんとなく散歩してただけ」
「……貴方が散歩、ねぇ」

 意外そうな、けれどどこか感心したような笑みを浮かべる。

「…何よぉ」
「ふふ、別に」
「言わないとどうなるか…分かるかしらぁ?」
「? さぁ…」

 不思議そうな表情を浮かべる真紅に、水銀燈はニヤリと笑い――頬に口付けした。

「なっ…!?す、水銀燈っ…!」
「ふふ、こうなるのよぉ?」
「貴方!こんな所誰かに見られたら…!」
「はいはぁい。頬がこれみたいに紅いわよぉ?」

 そう言うと、先程拾った紅葉を真紅の唇にくっつけた。

「す…水銀燈っ…!!」

 秋の散歩から秋の運動会になっても、水銀燈の顔はより清々しいものだった。


end


例えば恋とか愛とかそれに近い感情を表すとき、貴女は桃か赤の絵の具を使うでしょう
例えば嫌悪とか嫉みとかそれに近い感情を表すとき、貴女は黒の絵の具を使うでしょう

でも私は違う
私が愛や恋から繋げる筆先には黒が染められていて
そこから描かれる線は何時しか貴女を映し出すのよ






「…貴女は印象派が好きだったかしらぁ?」
「特に考えたことはないわね、でも気に入った絵を並べてみたらそうかも知れないわ」


有名所の作品ばかりが印刷された本を開いていたら、後ろから水銀鐙の声がした
その絵なら前に描きかけの状態で見たことがある、と言われたが、本当かどうかは確かめようがない
しかし吐いて無駄な嘘をわざわざ吐くとも思えないので、それは貴重な体験をしたわね、と返してやった 

「でも私には絵を見て美しいと感じることが理解できないわぁ」

私に喧嘩を売るつもりで言ったのだろう
そうね、と答えた私を見て、目を円くした後につまらなそうに唇を尖らせた
そんな彼女を見て ふ、と笑うと、頬を少し染めて眉間の皺を深められた

勿体ないからそんな顔をしないでという言葉は逆効果で、彼女の表情からはすっかり普段の美しさは消えていた



「水銀鐙」


後ろを向いてしまっている彼女を優しく包む
振り払おうとした腕を動かす直前に、強く力を込めた

目の前に広がるは黒
絵よりも遥かに美しいと思えるそれは暴れるのを諦めたようだ

「水銀鐙、例えば恋とか愛とかそれに近い感情を表すとき、貴女は何色を用いるのかしら」


私は黒色ね、と続ければ、そのきょとんとした顔はまたさっきのように赤く染まってしまうのだろう

分かっていながら、私はそのまま口を動かした


END


紅「水銀燈、ちょっと質問していいかしら?」
銀「なぁにぃ?ご褒美付きなら答えるわよぉ。」
紅「なら答えてくれたら私の×××を見せてあげるわ。」
銀「・・・いいわぁ」ゴクリ 紅「じゃあ、質問。何で鷹野三四に手を貸したの?」
銀「はぁ?何のことぉ?」 紅「それと、なぜアウラを消そうと、、
銀「ストーップ!!これ以上は他のアニメの話になるから止めなさぁい!」
紅「でも気になるのだわ!教えなさい、野村さん!!」
銀「止めなさいって言ってるでしょうこのヲタ真紅!だから人気ないのよぉ!」
紅「なっ、誰が人気ないですって!私こそがこの物語の主人公なのに、、」
銀「ああ、もううるっさいわねぇ!」
チュッ
紅「ん、、、ぷはぁっ!な、、?」
銀「構ってほしいなら素直に言いなさぁい。分かりづらい子ねぇ。」
紅「そ、そんなつもりじゃ、、、///」
グダグダアリスゲーム


銀「ねぇ真紅、貴女って紅茶好きだったわよね?」
紅「ええ、好きよ」
銀「これ、知り合いから貰った紅茶なんだけど、貴女にあげるわぁ」
紅「私に?」
銀「そうよ。だって、私は紅茶になんて興味ないもの。貰っても仕方ないわぁ」
紅「それなら頂くけれど…――って、これ、ダージリンのセカンドフラッシュじゃないの。
  これはね、とても高級なものなのよ、水銀燈」
銀「そうなの?私にはよく分からないわぁ」
紅「そうだわ、せっかくこんなに良い紅茶が手に入ったのだから、翠星石たちも呼んでお茶会でも開こうかしら。
  勿論、貴女も来てくれるわよね、水銀燈?」
銀「たくさんの人を呼んだら、せっかくの紅茶が減っちゃうわよ。高級なんでしょ?勿体ないじゃない…」
紅「あら、どうやらご不満のようね。それなら、貴女と私の二人のお茶会というのはどうかしら?」
銀「…ふ、二人きりで?」
紅「ええ、そうよ。明日の3時頃でいいわよね?」
銀「ちょっと勝手に決めないでよぉ!」
紅「いいこと?約束よ、水銀燈。ちゃんと来て頂戴」
銀「…気が向いたら行ってあげるわぁ」


――何よ、この流れ…。気に入らないわぁ。
紅茶で上手く口実を作って真紅の家に遊びに行くつもりだったのに、
最終的にはあの子に主導権を握られてしまうなんて…。
まるっきり形勢逆転じゃない。
それに、何とか二人きりのお茶会にしようとして妙なことを口走ってしまうなんて…。

どうして、あの子を前にすると私は素直になれないのかしら?
こんなに好きなのに…。
私って、本当におバカさんねぇ……。

ねぇ真紅、悔しいけれど、明日のお茶会には行ってあげるわぁ。
約束を破って、貴女に叱られるともっと悔しいから――。


水銀燈「ほぉら真紅ぅ~。あなたのローザミスティカはこっちぃ?それともこっちのほうかしらあ~」
真紅「やっ!ちょっと水銀燈・・・ひゃん!やめ・・・やめなさ・・・いひゃっ////」
水銀燈「ほらほらあ、早く逝っちゃってジャンクになりなさいよお///」
真紅「やめ・・・やめて・・・はぁんっ!」
水銀燈「あらぁ真紅ぅ?もう降参なのお?つまんなぁい」

真紅「・・・お姉様のくせに・・・ハァハァ///」
水銀燈「え?」
真紅「この方が雰囲気でるでしょ?『お姉様』///」
水銀燈「くっ・・・///」
真紅「お姉様っ!」
水銀燈「真紅ぅ~!!可愛くなぁい!可愛くないわあ!こんな時だけ姉扱いして!まだ余裕だといいたいのお!いいわ、もっともっとお仕置きしてあげるわよ!!」
真紅「んあっんっ!ん!ん!だめっ!このままじゃほんとに」
水銀燈「ジャンクにしてあげるわ!私だけの可愛くジャンクにっ///」
真紅「ハァハァ・・・いいえ水銀燈、アリスに・・・アリスになるのだわ」
水銀燈「アリスに?」
真紅「ええ、一緒になりましょ?アリスに///」
水銀燈「え?あん!真紅っ///ずるいっ///あん///」
真紅「ああんっ!す、水銀燈と溶けあって・・・」
水銀燈「こんなに・・・熱いっんあん///」
真紅「水銀燈////一緒に、一緒に・・・」
水銀燈「真紅っ真紅う~」

真紅「ひゃあああああああああ////!!!」
水銀燈「いやぁぁぁぁぁぁぁぁん/////!!!」


~二人だけのアリスゲーム~

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