『邪神ちゃんとかダメ神とかアルちゃん社長みたいなノリで動かせばいいと思います』
(キャラ) エアプアウラ、鬼舞辻無惨
「ア、服従させる魔法(アゼリューゼ)!!」
危うく殺されるところで、白髪で半裸の襲撃者に一か八か使った以前の私の切り札。
断頭台のアウラの代名詞。
フリーレンに敗れて、奴隷にされてから終ぞ使う機会の無かった私の誇る魔道の極み。
それが、この島に来て息を吹き返していた。
……フッ、フフフ……アハハハハハハハハハハハ!!!!
間違いない。
フリーレンに敗れたのち、使う事を禁じられていた魔法が使えるという事はつまり。
私にかけられていた(私の自爆だけど)服従させる魔法は今機能していない。
そう、今の私は自由の身!今ならあのフリーレンに積年の恨みを晴らす千載一遇のチャンス!
「───革命の時は来たじゃない」
●
────アウラ、仲間(ドレイ)になれ。
────アウラ、おんぶしろ。
────アウラ、路銀稼いで来い。
────アウラ、魔導書買ってこい。勿論アウラの金で。
────アウラ、私の代わりに確定申告やれ。
────アウラ、なんか面白い事しろ。
────アウラ、アウラ、アウラ─────
永い永い……屈辱の日々だったわ………
何時か自由になる日を夢見て、ここまで耐えてきた甲斐があった。
あの森口っていう人間の目的は分からないけれど、私にかけられていた魔法を解いてくれたのは感謝してもいい。
殺し合えとかは正直言って面倒だし、フェルンやシュタルクがいたら困るから嫌だけど……
お礼にフリーレンがいればブチ殺してあげる。
「何せ……今の奴は私をまだ仲間だと思っているでしょうしね」
覚悟しなさいフリーレン。
今日の晩御飯はアンタを挽肉にした肉で作ったハンバーグよ。
貴方、シュタルクとフェルンには作ってあげたのに私にだけ食べさせてくれなかったわよね。
「油断している所を後ろからぶっすりと……いや、暫く仲間のフリをしておいて彼奴が消耗したら服従させる魔法を……」
うん、これだわ。
今度はあいつが私の靴をペロペロ舐める番。
私が彼奴の靴を舐めさせられた時はあいつ私のスカートで靴拭きやがったもの。
あの惨めさを彼奴にも味合わせてやりましょう────
「ねえ?貴方もそう思うでしょう?」
「黙れ………!殺してやる……!殺してやるぞ売女が………!」
「よく言うわ。私が魔法を使ったのは正当防衛じゃない」
さっき危うく殺されるところだった男。
鬼舞辻無惨って名前の魔族は私を今にも殺そうという目で見ていた。
フリーレンと同じ千年生きた大魔族らしいけど、魔力で言えば私の方が上だった。
自分の腕っぷしに絶対の自信を持つ魔族特有の、魔力量の研鑽を怠った魔族。
そして私はフリーレンを何時か殺す為にメンタルも魔力量も鍛えまくった大魔族。
フリーレンですら人間の魔法使いに何度か負けた事があるのだ、魔法の世界に絶対はない。
加えてこいつは、何かの薬品で弱っている様子だった。
「そんなに凄んだって怖くも何ともないわよ。だってもう貴方は……………」
言いかけて、言葉に詰まる。いやだってこいつ、さっきからずっと。
万死億死兆死滅殺滅殺滅殺滅殺滅殺滅殺滅殺滅殺滅殺滅殺滅殺滅殺滅殺滅殺滅殺。
粛清粛清粛清粛清粛清粛清粛清粛清粛清粛清粛清粛清粛清粛清粛清粛清粛清粛清って調子よ?
私に危害を加えるな。私に服従しろとは命じてあるけど。
少し隙を見せたら、後ろから襲い掛かってきそうな………
「うん、自害させておきましょう」
即決で決めた。
この叛意を隠そうともしない男の首と胴を繋いで連れまわすより合理的でしょうしね。
踵を返して、無惨に背を向けながら私は命じる。
「無惨、首をはねて自害なさい」
「貴様ァアアアアアアアアアァアアアアア!!!!」
返り血を浴びない様物陰に退避しつつ。
無惨の絶叫の中、私は命じた。
数秒遅れて、ざしゅっという音が響く。
よし、これで安心ね。そう思って首の無くなった無惨の状態を確認しようとした所で、
「殺してやる……私にしたように首をもいで殺してやるぞ………下等の鬼が………!」
───首、生えてるじゃない……、
いや待て、それなら首輪を自分で爆破する様に命令すれば……
そう思って命令しようとした所、逆に私の首輪に音が鳴った。
暗にその命令は認めないという警告だろう。
(って、ちょっと待ちなさい。もしこの男を連れてるのをフリーレンに見られたら………)
アウラ、お前魔法……解けてるな?
そう言ってあいつは杖を私に向けて………
不味い。非常に不味いじゃない……!流石に服従させる魔法を使ったとなればシュタルクも庇ってくれないじゃない。
土下座して靴を舐めても……許してくれないでしょうね。フリーレンだもの。
どうする……!ここから入れる保険は………!
────フリーレン!人間に敵意を持つ危険な魔族を捕らえたわ!煮るなり焼くなりこいつは好きにしなさい!”こいつは”!!
────流石だね、アウラ。
────当然よ、貴方を殺すのは私なんだから。あの無名の大魔族を一緒に倒した時にそう言ったでしょう?
────フッ、それでこそ私のライバルだ………。
………何かかなり苦しい気がするけど、これしかない………!
もしダメなら無惨を盾にして逃げましょう。その後シュタルクがいたらシュタルクに取りなしてもらうプランBに変更よ。
とにかく自害させられるのだけは嫌!
「黒死牟ォオオォ大オオオオ!!!童磨ァアアアアァアアアアアア!!!猗窩座ァアアアアアアアアア!!!!
何をしている!!!さっさ来い!!!揃いも揃って上弦の名を与えた事を後悔させるな役立たず共がァッ!!!!!」
「貴方会った時誰も彼も役に立たなかったから、私が手づから皆殺しにするって言ってたじゃない」
今のこいつを連れてたら会話の余地なくフリーレンに殺されそうね……
取り合えず少し落ち着かせて、それから適当なゲームに反抗する人間に恩を売りましょうか。
それでフリーレンが殺しにかかってきた時、その人間が私を庇っている間に逃げる。できればフェルンかシュタルクであればいいんだけど……
ズル賢いフリーレンは殺しても死なないでしょうけど、あの子達はコロっと死んじゃいそうで心配だわ。
いるなら早く見つけてあげないと。私がフリーレンに殺されないために。
「さぁ行くわよ無惨。取り合えず適当な乗ってない人間に恩を売るの」
「絶対に許さん……!必ず貴様は八つ裂きにしてくれる………!」
「それはもう分かったから」
───段々フリーレンを殺す事に弱気になっている自分に気づいていない大魔族(パチモン)なのであった。
【エアプアウラ@ネットミーム】
[状態]:パチモン、魔力消費(中)
[装備]:服従の天秤
[道具]:基本支給品一式、不明支給品×1~3
[思考]:優勝、目指してもいいけど…フリーレンがいたら間違いなく殺されるじゃない。
1:取り敢えずフェルンとシュタルクがいないか探しましょ。フリーレンは隙を見て殺す。
2:無惨(コレ)は……いざとなったらフリーレンに差し出して逃げましょう。
※原作では一回しか言っていない~じゃない。を多用します。
※めっちゃ感情あります。
※フリーレンと旅をしてきた記憶があります。大体マハト撃破までくらい。
【鬼舞辻無惨@鬼滅の刃】
[状態]:森口とアウラを殺すという確固たる決意、憤怒(極大)、服従する魔法(被)、珠代の薬の影響。
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式、不明支給品×1~3
[思考]:生存優先。手段は選ばない。
1:アウラ殺す。
2:この血鬼術を何とかする方法を探す。
※参戦時期は珠世の薬で白髪になって以降。
最終更新:2026年07月26日 00:40