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『わたしに天使が舞い降りた!』


(キャラ) 羽連悠美、森口愛美





少女が見たのは、天使だった。
天使であると同時に、儚い少女でもあった。
白い翼をはためかせ、金色の髪を揺らし。

「おねーさん、だあれ?」
「……ねぇあなた、大丈夫?」

森口愛美が目を引かれたのも当然だ。
自分がどうしてここにいるのか分からない。
あの『お話』を聞いてすらいない。
本来なら彼女が呼ばれることなどありえない、『命の授業』であることすらも知らない。

ただ、気がづいたらここにいた。
そんな不安に幼子ゆえに苛まれた時に、天使のような彼女が現れた。

「……うん」
「……よかった。もう誰かが襲われたりとか、手遅れとかだったら、嫌だったから」

そんな安堵ともとれる表情。
それは愛奈の不安を多少たりとも和らげるには十分な効果。
それに不安を抱いているのは天使のような少女も同じ事。

光翼天使ユミエル。本名、羽連悠美。
欲望に呑まれが人が成り果てる異形『エクリプス』を影より狩りし人界の守護者。
戦いの中でその身を何度穢されようと、諦めずに立ち上がってきた。
ある戦いの結末にて、たった一人の友人に別れを告げて戦い続ける彼女はこの『命の授業』に巻き込まれた。

だからこそ、不安もまたある。
もし友人、一ノ瀬恵理子が何も知らずにまたしても巻き込まれてしまっていたのなら。
あの戦いの全てを、自分の記憶ごと忘れ去った彼女が巻き込まれてしまっていたのなら、と。

「おねーさん。わたし、おかあさんの所に帰れるのかな?」

不安そうな顔で、愛奈が悠美の身体を掴む。
当然のことだ。まだ幼すぎる彼女が、こんな常軌を逸したものに巻き込まれているのだから。
そんな表情を見てしまっては、自分が不安がってはダメだという気持ちが湧き上がる。

「……うん、大丈夫。私が、あなたをお母さんの所に連れていってあげるから。だから、安心して?」
「……おねーさん。うん、わかった! おねーさんのこと、信じる!」

それは、羽連悠美にとっての限られた中での出来ること。
何も知らない少女に対して、せめて約束することで、不安を和らげようと。

(……森口。あなたがエクリプスであるのかないのか。ただの人間としてこんなことをどうして行ったのかは分からないけど)

エクリプスとは人々の欲望より生まれ落ちるもの。それが嫉妬であれ、憎悪であれ。人の欲望に差はない。

(あなたの思い通りには絶対ならないから)

だからこそ、彼女もまた「誰かを助けたい」という善なる欲望のため。
光翼の聖なる天使の翼はそのために再び羽ばたくのだ。







ーーだが、天使は知らない。
そして少女もまた知らない。
そしておそらく、『命の授業』を開いた彼女すらも、知らないのかもしれない。

致死率100パーセントの予期せぬ死の舞台。
塵芥ほどの予想外が混じったその時に、何が起こるかなど誰にもわからない。




【羽連悠美@聖天使ユミエルシリーズ(漫画版)】
[状態]:健康、決意、光翼天使ユミエルに変身中
[装備]:聖なるロザリオ@聖天使ユミエルシリーズ(漫画版)
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品2
[思考]:出来る限り多くの人を助けたい
1:今はこの娘(愛奈)を守りたい
2:森口の思い通りにはならない
[備考]
※参戦時期はエンドレスフィード後、カオティックロンド前

【森口愛美@告白】
[状態]:不安、健康
[装備]:
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品3
[思考]:おかーさんに会いたい
1:おねーさん(羽連悠美)を信じたい
[備考]
※参戦時期は死亡後


『支給品紹介』
【聖なるロザリオ@聖天使ユミエルシリーズ(漫画版)】
羽連悠美に支給。悠美の母であり先代の光翼天使である羽連真里から託されたロザリオ。このロザリオで光翼天使への変身が可能となる。







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最終更新:2026年08月04日 00:10