政治学
政治権力
権力概念
実態説:何らかの資源の保有が権力を発生させる
マキャヴェリ | 軍事力 |
マルクス | 富 |
ラズウェル | 多元的価値の付与と剥奪 |
関係説:具体的人間関係の中でどれだけ服従を確保できるか
代表的論者:ダール
代表的論者:ダール
その他
非決定権力 | バクラックとバラッツ。 ある争点を議題にのぼらせないように作用する権力 |
三次元的権力 | ルークス。 偏向を動員し、ある争点を人々に認識すらさせないように作用する権力 |
非零和概念 | パーソンズ。 権力が人々を動員して、社会目標の実現に向かわせている。 権力は社会全体の利益を増加させている。 |
正統化の諸手段
メリアムの分類
ミランダ | 人々の感情に働きかけ、正統化を図る | 国歌、国旗など |
クレデンダ | 人々の知性に働きかけ、正統化を図る | イデオロギーなど |
ウェーバーの分類
伝統的正統化 | 前近代社会 |
合法的正統化 | 近代以降(官僚制) |
カリスマ的正統化 | 時代を問わない |
権力構造
寡頭制の鉄則:ミヘルス
パワー・エリート論:ミルズ
多元的エリート論:ダール
政治的リーダーシップ
リーダー論
プラトン | 統治者階級の育成 |
マキャヴェリ | 君主論 |
パレート | エリートの周流 |
ウェーバー | 政治家に必要な資質:情熱、洞察力、責任 責任は結果責任を重視 |
アメリカ大統領制
- 「厳格な三権分立制」
- 両院は対等の権限
- 上院は、任命同意権、条約批准権をもつ。
- 下院は予算先議権をもつ。
- 大統領の任期は4年(3選禁止)
各国の政治制度
イギリス
- ウォルポールの時代以降、議員内閣制
- 上院議員は国王の任命。終身
- 違憲立法審査制が無い。
フランス
- 「強力な大統領制」
ドイツ
- 首相の権限が強い。
- 大統領なんか飾りですよ。偉い人にはそれがわからんのです。
- 連邦制
中国
- 民主集中制
- 全人代に権力集中
- 主要ポストの任期は5年
議会制度
国民代表の原理:バーク
- ドイツ下院:小選挙区比例代表併用制
立法過程
議会の類型論
- ポルズビー
変換型議会 | 議会内の発案や討論を通じて、 国民の要求を政策に変換 |
アメリカ |
アリーナ型議会 | 与野党が議会内で主張を戦わせ、 次の選挙での政権獲得をアピール |
イギリス |
審議方法
本会議中心主義 | イギリス |
委員会中心主義 | アメリカ・日本 |
ビスコシティ論:ブロンデル、モチヅキ
マスコミ
リップマンの擬似環境
- マスコミによって描かれた環境の姿は、あくまでマスコミの視点で捉えられた現実のコピー
クラッパー:補強効果
強力効果説
沈黙の螺旋 | ノエル=ノイマン | 少数意見の持ち主が沈黙に向かう |
議題設定効果 | マコームズとショー | |
プライミング効果 | アイエンガー | |
フレーミング効果 | ツヴェルスキーとカーネマン |
政治意識
ウォーラス:人間の非合理的な衝動こそが政治を動かす大きな要素
リップマン:ステレオタイプ
ラズウェル:精神分析的手法
アイゼンク:横方向への転向 共産主義→ファシスト 自由主義→社会主義
リップマン:ステレオタイプ
ラズウェル:精神分析的手法
アイゼンク:横方向への転向 共産主義→ファシスト 自由主義→社会主義
リースマン
伝統指向型性格 | 伝統的社会 |
内部指向型性格 | 近代社会 |
他社指向型性格 | 現代社会 |
イングルハート:脱物質主義的価値観
パットナム:人間関係資本
政治的無関心
ラズウェル
無政治的態度 | そもそも政治に興味がねぇ! |
脱政治的態度 | 挫折orz |
反政治的態度 | わー! |
リースマン
伝統型無関心 | 政治に関われません!やったあ! |
現代型無関心 | 政治に興味がないです!やったあ! |
屈折的無関心・実存的無関心
屈折的 | どうせ何も変わらないんでしょ!ぷんすか! |
実存的 | ~にしか興味ないです! |
投票行動
コロンビア学派:ラザースフェルド、ベレルソン
- 有権者の行動は社会的属性に大きく影響。
- オピニオンリーダーを媒介としたパーソナル・コミュニケーション
ミシガン学派
- 心理的要因の重要性を指摘
- 政党支持態度を重視
業績評価投票、パーソナル・ボート
棄権の研究:ダウンズ、タロック、ライカー
- 2人に1人は無党派層!
市民革命期以前
プラトン:哲人王の必要性を訴える
アリストテレス:ポリス!ゾーオン・ポリティコン
ボダン:主権論
社会契約論
ホッブズ:絶対的権力を認める理論
ロック:抵抗権を認める→名誉革命
ロック:抵抗権を認める→名誉革命
ルソー:一般意思。直接デモクラシーが理想。
市民革命期以後
ロック:国家が特定の宗教を強要することに反対
ベンサム:最大多数の最大幸福
ミル:個性ある少数者の自由
ミル:個性ある少数者の自由
国家論
国家起源論
征服説 | グンプロヴィッツ オッペンハイマー |
階級説 | マルクス エンゲルス |
神権説 | フィルマー |
契約説 | ホッブズ、ロック、ルソー |
家族説 | アリストテレス、メイン |
有機大説 | スペンサー |
法人説 | イエリネック |
多元的国家論:ラスキ、バーカー、コール
- 国家の絶対性を否定
一元的国家論:ヘーゲル
政治的多元論
集団アプローチ:ベントレー、トルーマン
- 集団間の圧力によって政策は決定される
多元的エリート論:ダール
ネオ・コーポラティズム:シュミッター、レームブルッフ
鉄の三角形:ローウィ
デモクラシー理論
シュンペーター:デモクラシーの本質を選挙制度の存在に求めた
ダール:ポリアーキー
レイプハルト:多極共存型デモクラシー
ダール:ポリアーキー
レイプハルト:多極共存型デモクラシー