トラベルガイド



第一の書:ティア・リシア


第一の書

ティア・リシア

地理と天候:ハイエルフが住むティア・リシアは、不毛の地であるドラゴンティース山脈西部と東部の南、そしてベンガレシュの砂漠の北に位置する。穏やかで肥沃な大地で、河川が多く、ハイエルフの砦によって守られている。村々は小さな田畑に囲まれ、鳥が巣作りに困ることはないほど自然が満ちあふれている。絵に描いたような美しい漁村が、ティア・リシアの西部の浜辺に点在している。天候は全体的に穏やかだが、冷たい風が年中吹き荒れている西部を除き、夏場は比較的気温が上がりやすい。また夏には長い乾期が訪れることもあるが、ティア・リシアが食糧不足に陥ったことがあるという報告はない。

住人:ティア・リシアには、その昔に南部から移住してきたハイエルフが多く住んでいる。農民、漁師、そして職人が貴族と聖職者によって統治され、貴族らは土地を貸し与えて税を取る(食べ物、物品、お金など)。家の造りは比較的簡素で、住民は友好的だが、外からの来訪者に対して極端に社交的というわけでもない。
村には必ずといっていいほど、花や穀物で彩られた祭壇や小さな聖壇が備わっている。ハイエルフは多くの神々を信仰している。祭壇の数が多ければ多いほどその村は裕福とされる。貧しい村では、全ての神が共通して使用する祭壇が一つあるだけの場合もある。
ティア・リシアにおける人間は、ハイエルフの貴族の邸宅に使用人として仕えるか、地方の農園の働き手である場合が大多数だ。職人になる人間も稀にはいる。多くの人間が従順でハイエルフに服従しているが、中には(特に束縛されていない人間)厚かましく傲慢であるものもいる。後者は物乞いの不公平な運命について長々と語りかけてくるような輩なので避けたほうがよい。

名所:ティア・リシアを訪ねるときは、まず首都サイリサイアムを見て回った後に、さらに二つの場所に行くことを勧める。一つはすばらしい景色に恵まれたひっそりと佇む町、ファービューだ。小高い丘に囲まれた山の上に位置し、よく晴れた日には、北にはドラゴンティース山脈、東にはブルーストーン湖を望むことができる。ファービューまでは急勾配の坂が続くが、それでもティア・リシアの最も美しい景色を見る価値は十分にある。残念なことに観光客が増えるにつれて、スリや盗みの被害も増えている。持ち物から目を離さないこと。
もう一つの名所はブルーストーン湖のソネンウインドだ。昔はさびれた漁村だったが、最近になって貴族階級の人たちが夏の避暑地として別荘を建て始めた。今では別荘ブーム前の十倍近くの人が村に住むようになり、村名物のアイクラムサラダはティア・リシア中で有名になった。

慣習:秋の収穫祭に参加すれば間違いなく素晴らしい時間をすごすことができるだろう。村によって祭りの日程は異なるため、村から村に移動して、祭りを楽しみ続けることも可能である。家屋や小屋は花で飾られ、貴族は自前のワインセラーを開放し、曲芸師や役者、吟遊詩人がやってくるのだ。

アドバイス:ティア・リシアは年中旅行に適しているが、内陸部は夏にはとても気温が上がり、乾燥することがある。火事などで焼けてしまった村のある地域を訪れるのは避けたほうがよい。観光客でも容赦をしないアンデッドモンスターのすみかになっている場合があるからである。

Ⅱ.サイリサイアム

地理と天候:サイリサイアムは、エルフの地ティア・リシア西海岸の三角州近くに位置する。ヤーデ海に面しているため、サイリサイアムは乾燥しており、わずかに潮風が吹くくらいの良好な天候である。冬には嵐が直撃することもあるが、洪水に見舞われることはめったにない。

住人:サイリサイアムの人口の大半はハイエルフである。町は議会によって統治されている。議会は商人、司祭、貴族の議員から成る。彼らはサイリサイアムの上位階級で、大きなタウンハウスに住んでいる。広々とした通りを離れると、様々な種類の言語、匂い、そして顔ぶれに驚くに違いない。サイリサイアムにはアンカリア中から人々が訪れ、その目的は交易だったり、単に好奇心を満たすためだけだったりと様々である。裕福な住民がいれば、貧しい人もいる。街には商人労働者がいれば、漁師やスリ師もいる。親切な顔をした人がダガーを忍ばせていることはよくあるので気を付けよう。また、町の衛兵にも注意したほうがよい。衛兵は賄賂で買収されていることが多く、数ある町のギャングとグルになっていることが多い。

名所:サイリサイアムは巨大な街だ。ただの家屋ですら花こう岩で出来ており(木や土の家屋を建造するのは法律で禁じられている)、タウンハウスや寺院はすべて大理石だ。名所はたくさんあり、魔法アカデミー、議会、外来の花が咲き乱れる庭園、貴族の路、そしてアンカリアで最もぜいたくなタウンハウスや邸宅が立ち並ぶ大通りは必見だ。

真のサイリサイアムの生活を体験してみたい観光客は、世界中の人々が集まり、様々な物が交易される港を訪れてみよう。アンカリアのあらゆる物は、いずれサイリサイアムの港に届くといわれる。港を見ながら数あるレストランで食事をして一日を過ごした観光客なら、誰でも意見が一致するだろう。海は白い帆と焦げ茶色の木で埋め尽くされる。船からは樽が運び出され、市場からは木箱が運び入れられる。何反もの織物が一番高値を付けた商人に売却される。夜遅くになっても、商人が交渉する声や労働者の怒号が聞こえるだろう。人間、動物、原料、宝石、食べ物など、あらゆる物が交易されるのがサイリサイアムである。

慣習:サイリサイアムにおいて交易が行われない日はない。しかし、黙想の日と呼ばれる日には、港には一切の船が入港することができず、また全ての船が休みとなる。街は日の出から日の入りまで神々のものとなるのだ。巡礼者が寺院を巡礼し、それぞれの神を称える。司祭は自身の顔を灰で汚すか、お香を焚いた瓶を揺らしながら街を歩き回る。街は各教の信者の聖歌で溢れ、踊りや歌、瞑想を行う人で一杯になる。日の入りまで金貨の持ち主が変わることはなく、一切の取引は行われない。サイリサイアムの住人はこの日を重んじ、スリ師ですらその日はスリをやめ、衛兵も賄賂を受け取るのを断るという。

アドバイス:サイリサイアムでは冴えた頭と鋭い眼力が必要だ。観光客は住民に話しかけるときは最大限に注意し、見知らぬ人を信用してはいけない。


第二の書:アルタマーク


第二の書

アルタマーク

地理と天候:人間の土地アルタマークは緑で溢れている。周辺の山々から常に冷たい風が送られてくるため、夏には雨が降り、冬には雪が降る。アルタマークは大きな森に覆われており、森の下には肥沃な大地が広がっている。大地で収穫できる多くの穀物が、アルタマークの酒場で振る舞われるおいしいパンに生まれ変わる。この緑の大地は、頂が雪で白く染まった山や、森から発生した霧が青白い朝日とともに蒸発するさまなど、様々な美しい景色を通じて旅人を幾度となく驚かせる。

住人:アルタマークの住人は見知らぬ旅人に対しても友好的で、開放的である。アルタマークにはほとんど人間しか住んでいない。人間が住むわらぶき屋根の家屋には趣があるが、冬の嵐に耐えられるよう頑丈な作りにもなっている。アルタマークの多くの人々の職業は農民か職人だが、中には狩人として生計を立てるものもいる。狩人は森で獲物を狩って肉を手に入れ、革を行商人に売ってお金を手に入れる。森をすみかとする盗賊がその行商人を襲うこともある。

アルタマークでは外からの来訪者は歓迎される。だが、人間はハイエルフとオークを快く思ってはいない。これは、ハイエルフが人間を奴隷として扱っていて、オークとはアルタマーク北の国境で小競り合いが耐えないことに起因する。

名所:人間の建築センスに関する良い噂はあまり聞かない。人間の建築家は簡素で実用的なものが多く、審美眼の類は一切持ち合わせていないようである。それでも、アルタマークには訪れるに値する名所があり、例えばオークとの国境近くにあるウルサク・モキシーが挙げられる。この街の建造には二百年かかったといわれ、森の中にそびえ立つその城壁を見れば、その月日にも頷けよう。

アルタマークを旅するときは、ブラック・オークスの市場を最終地点としたほうがよい。それ以上北に行くと、強盗に遭遇する確率が極端に上昇するからだ。ブラック・オークスはアルタマークで一番大きな市場であり、革や肉を主に取り扱い、特に木彫り細工が有名である。人間による木彫り細工はアンカリア全土において一目置かれており、この土地で見られる唯一の芸術といっても過言ではない。小さなイヤリングから等身大の戦士の像まで、様々な木彫り細工を市場で買い求めることができる。

慣習:アルタマークでは贈り物をするときに、贈り主自身にとっても役に立つようなものをプレゼントとして贈るのは失礼と考えられている。これは、贈り主のほうがより裕福で、受取主を見下していると捉えれてしまうからだ。

アドバイス:アルタマークを旅するときに最も適した季節は夏だ。天気は良好で、アルタマーク独特のごちそうにありつけるからである。例えばパンと一緒に食べる、鹿の脳みそとイチゴのマッシュが有名だ。


第三の書:ノア・プラット


第三の書

ノア・プラット

地理と天候:オークの地であるノア・プラットはアンカリア北部に位置する。山脈が巨大な氷の大地を封じ込め、北は竜海に面している。山からノア・プラットの大地を見下ろすと、木々は一切見当たらなく、目につくのは汚れた茶色のツンドラに生えた少しばかりの草地と冷たい風に立ち向かう岩山についたコケくらいである。ヌマク川はノア・プラットの南北を貫くように流れている。ノア・プラットは一年を通じて凍った大地だ。

住人:この厳しく凍った大地にはモンスターが多く生息している。トロール、オーガ、ゴブリンなどがいるが、中でもオークだけが集落を作り、「文化的」な一面を見せている種族だ。

オークには二つの特徴がある。その愚鈍さと、戦いへの情熱である。これらの本質的には攻撃的な特徴の組み合わせと意外にも釣り合うのが、友好的な物腰と短く理解しやすい言語である。ノア・プラットを訪れようとする旅人は少なく、それ故にオークは訪問者を手厚くもてなし、蜂蜜酒の館に招いて異国の地の話に聞き入るのである。こういった話を求められた旅人は、必ず戦争や英雄に関する話をし、蜂蜜酒の5~6杯は飲まされることを覚悟しよう。

ノア・プラットで崇拝されている神は、戦争の神キュアンだけである。オークなら誰でもキュアンを信奉している。しかし、信奉する神が一つでも、オークの間に争いは避けられない。オークは近隣の集落同士で戦争状態にある。その理由は、複雑な部族間の上下関係や遠い昔に原因が忘れ去られた血の抗争、そしてオークの名誉を重んじる心といわれている。オークは皆、ヌマクの氷上漁師からツンドラの罠師まで自分自身を戦士と考えている。もし誤った言葉が誤った状況下で発せられてしまうと、間違いなく流血沙汰になる。成熟したオークの死因の大半が、頭を吹き飛ばされたことによるという。

名所:オークの集落は簡素な小屋と汚い穴蔵から成り、会合場所となる巨大な蜂蜜酒の館を村の中心に備えている。オークは一部屋しかない小屋で家畜と一緒に過ごす。小屋には煙突はなく、代わりにシンプルだが優雅に張り巡らされた管が煙を外に逃すと同時に、天井から吊された肉をいぶる仕組みになっている。

積極的な狩人にとってノア・プラットはとても魅力的な場所だろうが、それ以外の旅人にとっては、ノア・プラットでごく稀に発生する、大地を包み込んで見たことの無い景色に変える氷の嵐が必見だ。

慣習:ヌマク川で最も大きくただ一つの集落であるエントラグでは、夏至の日にセイウチレスリングと呼ばれる一風変わった祭りが行われる。日の出と同時にオークは川のほとりに整列し、地平線から太陽の光が差し込んだ瞬間に水に飛び込むのである。水の中では、オークの三倍の大きさを持つセイウチと取っ組み合い、川岸に引きずり上げようとする。この日、世界中のオークがエントラグに集うという。オークはキュアンの司祭によって祝福される。セイウチを倒すことで、キュアンがエルフに勝利する力を授けてくれると考えているのだ。これが現実になったことはないが、この祭りは今でも毎年続けられている。

アドバイス:オークに値切りという文化は存在しない。オークは自分の売りたい値段で商品を売る種族だ。もし彼ら相手に値切ろうとする旅人がいるならば、馬のあぶみに片足を入れたまま行おう。


第四の書:ディア・レイン


第四の書

ディア・レイン

地理と天候:ディア・レインの島はヤーデ海の真ん中に位置する。ディア・レインはよくパラダイスと揶揄されるが、それは正しい。白い砂浜に優しく波が打ち寄せ、様々な果物がなる木で色とりどりの鳥が鳴き声をあげる。小川の水はあまりに透き通っているため、数歩離れると透明と見間違う。湖の群青色の水面は、太陽の光を反射して美しくきらめく。全般的に島の天候は良好で、湿度は少し高い。春には短い雨季があり、秋には長い雨季がある。

住人:ドライアドは古くに南方に住んでいたエルフの末裔だが、長い年月を経て独自の文化を創り上げた。ドライアドは自然と共に生活している。彼らの集落では木の上に家を構え、庭園はアンカリア随一との評判だ。特にサイリサイアムの住民はこの島になる甘い果実を重宝がり、大枚をはたいてでも手に入れようとする。だがドライアドはお金に執着心がなく、自身が必要と考える分程度しか手にしようとしない。

長年にわたって島にはドライアドしか住んでおらず、他の世界との接触を避けていた。しかしモンスターによる被害に悩まされていたドライアドは、エルフに島の南に居住区を築くことを認め、そこをアレンディアと名付けた。その後アレンディアが島全体に悪影響を及ぼすようになったため、ドライアドはこの決断を後悔したという。ひょっとすると、この経験が、現在のドライアドの外界からの来訪者に対する控えめな態度の原因となっているのかもしれない。彼らは来訪者を村まで呼び入れるが、ドライアドと挨拶以外の会話を試みるのは非常に困難である。自然の女神キベレの教えを理解し、島の動物や植物をともに世話することで初めてドライアドのことについて理解できるだろう。ドライアドはとても興味深い種族なので、時間のたっぷりある旅人ならその機会を逃すのは損だ。ドライアドを「植物相手にささやく人たち」や「果物好きの人たち」とだけ考えている人は、ドライアドの知恵に驚かされるだろう。

名所:ディア・レインには名所はない。なぜなら島の全てが名所だからだ。様々な庭園を見て回ってその美しさに驚嘆したり、島に住む動物たちの優雅さに舌を巻いたりして何週間も島で過ごすこともできるだろう。中でも首都ディア・ラインは必見だ。アンカリアにおいてディア・ラインほど、自然と建築物の芸術性の完璧な調和を実現している場所は他にはない。この街に急な角や直線、直角の建物は存在しない。全てが柔らかく丸みを帯びており、建造物の色やドライアドの服装は全て周囲の建物にとけ込んでいる。ディア・ラインは魅力的な街だが、夜の娯楽には欠けている。

慣習:自分が食べた果物の種を植え、成長するまで世話をするのがこの地方の伝統である。訪問者は種を自分で育てる代わりにドライアドに渡すことで、彼らが代わりに世話をしてくれる。

アドバイス:ここでは女性の発言を途中でさえぎるのは極めて失礼と考えられている。中にはディア・レインがアンカリアで最も話し好きな場所と言う人も。


※原文ではディア・レインをティア・レインと表記してある場所がある。ここではディア・レインに統一した


第五の書:ベンガレシュ


第五の書

ベンガレシュ

地理と天候:ベンガレシュは現実離れした大地である。巨大な砂と小石の砂漠の覆われ、過酷な熱が皮膚を焦がす。モノトーンの景色に数少ない小さなオアシスが彩りを添える。海岸では、砂漠の砂によって削られた、動物や悪魔に似た珍しい形の岩を見つけることができる。原住民はそういった岩を避けるようにしている。内陸部は静寂な雰囲気で、風が吹かず、熱気が喉をまるで炎のように焦げ付かせる。夜には熱が冷気に代わり、オークの地に近いくらい気温が低下する。骨から肉を引きはがす勢いの砂嵐が時折砂漠を吹き荒れる。海岸では、潮風が旅人の皮膚にかゆみをもたらす塩と砂の層を作り上げる。この地に雨が降ることはない。

住人:砂漠に挑むほど愚かで自信のある種族は少ない。なぜその中にエルフの子孫が含まれているのか、その理由は定かではない。遊牧民のように砂漠を移動し、オアシスを転々として、山羊の肉やナツメヤシ、サボテンや山羊乳を売って生計を立てている。船でこの地を訪れるエルフの商人相手には、宝石と山で取れる塩を提供する代わりに、食べ物や衣服、武器を提供してもらう。砂漠の部族は船乗りではないが、海岸近くに住んで長艇で漁を行う。彼らが海で夜を過ごすことはない。
厳しい砂漠の環境が、数世紀にわたってエルフの姿形を変えてしまった。砂漠に住むエルフは細く、濃い革のような皮膚をしている。太陽の下でも遠くを見渡せるように切れ長の目を持つ。その祖先とは違い、砂漠のエルフが信奉する神は科学の神テスタだけである。全ての部族がその姿に対して独自の解釈を持っている。部族が集まる集会では、これが白熱した議論を生み出すこともあるが、戦いにまで発展することはめったにない。

ベンガレシュでは、外からの来訪者は好意的に歓迎される。砂漠の部族は常に友好的だが、性格はとても落ち着いている。太陽と砂から顔を守る黒のスカーフがユーモアのセンスを失わせてしまったようで、その事実は多くの旅人を驚かせた。あらゆる生命を飲み込まんとする砂漠の大地と常に戦っているが故の気性かもしれない。理由が何にせよ、キャンプファイアの近くに座ってユーモアのセンスを発揮すれば、とても歓迎されるだろう。

名所:ベンガレシュの首都コラムはこの大地の中央に位置し、アンカリアで最も暑く、乾いた静かな場所といわれている。丘の上に建ち、岩と砂に囲まれた街である。城壁は砂漠と調和した黄色の石で出来ており、陽炎越しだとまるで城壁が無くなったかのように見える。この城壁は、数世紀にわたって住民を外の攻撃から守り続けてきた。

慣習:ベンガレシュの慣習の多くが水と密接な関わりがある。他の部族の井戸から水を飲むのは死に値する罪とされる。水をこぼすのはとても失礼な行為である。水をこぼすととても不吉なことが起こるとされ、雲を見つけると幸せが訪れるという。食事は全て山羊乳か油を使い、サボテンの花から作る強い風味のお茶だけに水が使われる。

アドバイス:気候について理解しているにも関わらずこの地を訪れたい旅人は、全ての部族がコラムに集まり、その年の結婚式を執り行う大集会が行われる時期に訪れるとよい。最後のカップルが結婚するまで祭りは続く。この祭りは数日、もしくは数週間続くこともある。この時期、砂漠の草を噛んで時間の流れを早めようとする人がたくさんいる。これは公には禁止されているが、大集会の時期だけは誰も咎めないのだ。


※原文ではベンガレシュをバンガレシュと表記してある場所がある。ここではベンガレシュに統一した




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最終更新:2011年08月02日 22:38