部品構造
- 大部品: 整備士 RD:39 評価値:9
- 部品: 整備とは
- 部品: 整備士とは それは機械のおっかさん
- 部品: 自然損耗と整備の関係
- 部品: 壊れて修理もするけれど
- 部品: 運用許容時間(サービスライフ)
- 部品: ショップ
- 部品: 整備の基本は記録作り
- 部品: 部品交換
- 部品: 部品検査
- 部品: 洗浄
- 部品: 塗装
- 部品: ノーズアート
- 部品: 標識類の書き込み
- 部品: パイロットの話を聞く
- 部品: 遊びの調整
- 部品: デポ
- 部品: 専門知識
- 部品: 精密分解
- 部品: 精密交換
- 部品: 再組み立て
- 部品: 報告書
- 大部品: 基礎訓練課程 RD:10 評価値:5
- 大部品: 歩兵訓練課程 RD:1 評価値:0
- 大部品: 移動関連訓練 RD:2 評価値:1
- 大部品: 整備訓練 RD:1 評価値:0
- 大部品: 防御訓練 RD:2 評価値:1
- 大部品: 戦闘関連訓練 RD:4 評価値:3
- 部品: 射撃訓練
- 部品: 近接戦闘訓練
- 部品: 後退戦闘訓練
- 部品: 集団戦闘訓練
- 大部品: 整備道具 RD:8 評価値:5
- 部品: 整備道具とは
- 部品: タブレットPC
- 部品: ARグラス
- 部品: レンチ
- 部品: 電動ドライバー
- 部品: ツナギ
- 部品: テスター
- 部品: 診断装置
部品定義
部品: 整備とは
整備とは、すぐ運用できるように機材を準備したり整えたりすることをいう。職業として整備を突ける場合は機械整備を意味する。
部品: 整備士とは それは機械のおっかさん
機体を整備する者を整備士という。今も昔も重要な支援職業で彼らが働かないと機材が十全に動かせないだけでなく、事故などの確率が増えてしまう。
部品: 自然損耗と整備の関係
機材は何もしていなくても壊れる。普通に運用していても壊れる。軍事で運用を行えば、もっと、そして激しく壊れる。軍事においては戦闘で破壊されたり傷ついて廃用になったものを戦闘損耗というが、これは戦闘外の自然損耗の5%以下である。つまり、95%は自然損耗しているわけだ。
整備はこの損耗を減らし、修復して再度運用できるようにする作業を言う。
部品: 壊れて修理もするけれど
整備は壊れたからという理由で整備をすることもあるけれど、それはもう例外的な話で基本的には故障前に故障しないようにするのが基本である。戦闘中に故障したら命にかかわるのだから当然だ。
部品: 運用許容時間(サービスライフ)
機械の構成部品には統計的に半数が壊れるであろう時間が統計的に決まっている。これを運用許容時間という。自然損耗を予防する基礎的な考えはこの運用許容時間内の部品交換にある。
部品: ショップ
ショップとは前線において部品交換を行う整備場を言う。ここに勤務する整備士は部品修理を行わず、ただ部品交換を行う。そして壊れた部品はデポに送り返す。修理が難しい機体もデポに送る。
部品: 整備の基本は記録作り
整備の基本は各機各部品の運用許容時間を計測し、記録することである。この台帳を整備記録という。整備記録を取るのは整備の基本である。
部品: 部品交換
整備記録をもとに運用許容時間前に交換を行う。交換部品がない時はだましだまし使うしかないのだが、こうなると機体につきっきりになり整備効率は落ちる。
部品: 部品検査
確率の話として運用許容時間前でも故障するケースはある。こうなると部品を検査してどれが壊れているかを特定していかないといけない。パイロットの証言を参考にテスターや診断装置を使用して調べる。見つかったら部品交換である。
部品: 洗浄
機体が汚れていると故障の原因になる。また汚れで気付かないひび割れ(クラック)もあるので機体洗浄は整備における重要な仕事である。
部品: 塗装
塗装が剥げたりしているとき、元通りにするのも整備の務めである。絵心が問われ、残念な整備士にかかると残念な塗装になる。
部品: ノーズアート
機体への落書きは基本禁止されているが、前線では広く行われる。士気をあげるためというが、ささやかな娯楽、お守りみたいなものである。この落書きをするのも整備士の仕事だ。ただし、残業にはならない。
部品: 標識類の書き込み
国際標識や整備時の注意書き、部隊のテイルレター番号、機体の識別コードなどを書き込むのも整備士の仕事である。重要な仕事で適当な仕事は許されない。塗装やノーズアートがひどい機体はあれど国際標識はしっかりしているのが普通だ。
部品: パイロットの話を聞く
整備において重要なのはパイロットやコパイロットの話を聞き、そこから整備上の情報を聞き出すことである。機体の左腕の反応が遅いとか言われたら一応調べてみるのがいい整備だ。
部品: 遊びの調整
パイロットやコパイロットによって固有の癖はあり、それに応じた調整を行うのも整備の仕事である。フットペダルを軽くしたり、左レバーだけ少し軽くしたり、小指ボタンのボタンを軽くするなどパイロットの趣味に応じて対応する。
部品: デポ
デポはショップで対応できない整備を行う整備場である。前線からは少し離れ、通常はいくつかのショップにつき一つのデポが設置される。
部品: 専門知識
デポで仕事する整備士には専門知識に腕が要求される。ショップでは行わない壊れた部品の修復などを行うためである。
部品: 精密分解
壊れた部品を分解するのがデポでの整備員の仕事である。さらに壊れたりしないように慎重に行い、綺麗に並べていく。
部品: 精密交換
分解部品のうち交換が必要なものを探して交換していく。あやしいものはテスターを使用して調べていく。多くの部品にはバーコードがあり、そこをスキャンすると部品番号が分かって注文や在庫検索がしやすいようになっている。
部品: 再組み立て
精密交換後、今度は部品を組み立てていく。組み上げには知識も器用さも必要で下手な組み方をすると仮に動いても性能が発揮されないときがある。このため慎重に行う。
部品: 報告書
今後の整備、あるいは機体のために報告書を作るのも整備の仕事である。整備記録をまとめて部品の運用許容時間を割り出すのも仕事なのだ。
部品: 歩兵訓練課程とは
軽歩兵を育てる訓練課程を歩兵訓練課程という。高度な機材を使うようなものは訓練課程には入っていない。あくまで基本、基礎である。13週間でこの過程を終わらせ実戦に投入できる。
部品: 徒歩踏破訓練
徒歩での移動は歩兵の基本である。移動速度は遅いが、他のどんな移動手段より安全性が高いのも確かではある。山や砂漠を延々歩かせられる。走ることもやる。
部品: 運転訓練
乗り物に乗っての移動も現代の歩兵では当然である。自動車、装甲車での移動のためすべての歩兵は運転訓練をさせられ免許を取らされる。これは歩兵引退後の再就職で役立つ側面もある。平民は普通運転免許を持たないのだ。
部品: 整備訓練とは
宰相府の歩兵は全員が簡単な整備を行えるように訓練を受ける。あくまで専門の整備道具を使用しない範囲ではあるが、銃を分解清掃して組み上げたり自動車のバッテリーやオーバーヒートを直したりする程度には訓練を受ける。
部品: 隠蔽訓練
防御力の低い歩兵にとって最大の防御は隠蔽である。偽装と隠蔽を学び、偽陣地を作ることを学ぶ。こうして生存率をあげていくのである。
部品: 塹壕構築訓練
暇があれば塹壕を作れ。これは今でも通じる歩兵の基本である。時間とともに配置歩兵は防御力を向上させ、四十八時間で戦車部隊の突撃に耐えうる防御力を持つ。このための塹壕を掘り土嚢を芸術的に並べるテクニックを学ぶ。ついでに土砂災害などにも役立つ。
部品: 射撃訓練
射撃訓練はすべての基本である。アサルトライフルやライトサイクルガンの扱いを叩きこまれる。長距離近距離なんでも教わる。
部品: 近接戦闘訓練
室内、塹壕、市街地、入り組んだ地形での交戦距離100m以下での戦いが激増する現代において、歩兵は近接戦闘を無視できなくなっている。100m以下、20m以下、5m以下での射撃や格闘、戦闘術を学ぶ。
部品: 後退戦闘訓練
宰相府の歩兵は戦闘損耗を避けるために後退戦闘訓練を重点的に行う。勇敢に戦うことを要求されない珍しい軍隊である。統制を保って最後まで理性的に戦いつつ逃げることを目的に訓練を行う。
部品: 集団戦闘訓練
機関銃で制圧しつつ側面に回り込み、陣地は榴弾で攻撃する。こういう基礎的なファイアアンドムーブメントを学ぶ。
部品: 整備道具とは
整備には整備道具が必要である。整備道具も常に整備され、いつでも使えるようになっていなければならない。いずれも民生品で民間工場で作成されたものである。
部品: タブレットPC
整備は事務と半ば一体化している。事務面で使用するのがタブレットPCで、手袋をしていても使えるし風雨や低温高温でも使用できるタフなものが使われる。
部品: ARグラス
整備マニュアルを見ながら整備するために片目型のARサングラスを使用する。暗闇でも使えるように赤い色一色でモニター表示される。
部品: レンチ
残念ながらも一般人がイメージするモンキーレンチなどは使用しない。大きくて使いにくい上に狭いところに持ち込めないのだ。多種多様の薄いレンチやトルクレンチなどを使用する。
部品: 電動ドライバー
日常的にドライバーを使うと手を痛める。ので、電動ドライバーを使うことが義務付けられている。対角線上に少しずつ締めていく。
部品: ツナギ
上下が一体になった作業服の事。厚手になっており、空調服の機能もある。袖口は絞られていて引っ掛け事故が起きないようになっている。各所にポケットがある。
部品: テスター
通電しているかどうかを調べる装置。電流量も調べられる。電子回路が壊れているときや結線不良を調べるときに使われる。故障個所を特定するのだ。
部品: 診断装置
多くの機体は自己診断装置を持っており、モニターを接続すると故障個所を自己チェックして申告する。絶対に信用なるわけでもないが、単純な動作不良などはこれで調べられる。
提出書式
大部品: 整備士 RD:39 評価値:9
-部品: 整備とは
-部品: 整備士とは それは機械のおっかさん
-部品: 自然損耗と整備の関係
-部品: 壊れて修理もするけれど
-部品: 運用許容時間(サービスライフ)
-部品: ショップ
-部品: 整備の基本は記録作り
-部品: 部品交換
-部品: 部品検査
-部品: 洗浄
-部品: 塗装
-部品: ノーズアート
-部品: 標識類の書き込み
-部品: パイロットの話を聞く
-部品: 遊びの調整
-部品: デポ
-部品: 専門知識
-部品: 精密分解
-部品: 精密交換
-部品: 再組み立て
-部品: 報告書
-大部品: 基礎訓練課程 RD:10 評価値:5
--大部品: 歩兵訓練課程 RD:1 評価値:0
---部品: 歩兵訓練課程とは
--大部品: 移動関連訓練 RD:2 評価値:1
---部品: 徒歩踏破訓練
---部品: 運転訓練
--大部品: 整備訓練 RD:1 評価値:0
---部品: 整備訓練とは
--大部品: 防御訓練 RD:2 評価値:1
---部品: 隠蔽訓練
---部品: 塹壕構築訓練
--大部品: 戦闘関連訓練 RD:4 評価値:3
---部品: 射撃訓練
---部品: 近接戦闘訓練
---部品: 後退戦闘訓練
---部品: 集団戦闘訓練
-大部品: 整備道具 RD:8 評価値:5
--部品: 整備道具とは
--部品: タブレットPC
--部品: ARグラス
--部品: レンチ
--部品: 電動ドライバー
--部品: ツナギ
--部品: テスター
--部品: 診断装置
部品: 整備とは
整備とは、すぐ運用できるように機材を準備したり整えたりすることをいう。職業として整備を突ける場合は機械整備を意味する。
部品: 整備士とは それは機械のおっかさん
機体を整備する者を整備士という。今も昔も重要な支援職業で彼らが働かないと機材が十全に動かせないだけでなく、事故などの確率が増えてしまう。
部品: 自然損耗と整備の関係
機材は何もしていなくても壊れる。普通に運用していても壊れる。軍事で運用を行えば、もっと、そして激しく壊れる。軍事においては戦闘で破壊されたり傷ついて廃用になったものを戦闘損耗というが、これは戦闘外の自然損耗の5%以下である。つまり、95%は自然損耗しているわけだ。
整備はこの損耗を減らし、修復して再度運用できるようにする作業を言う。
部品: 壊れて修理もするけれど
整備は壊れたからという理由で整備をすることもあるけれど、それはもう例外的な話で基本的には故障前に故障しないようにするのが基本である。戦闘中に故障したら命にかかわるのだから当然だ。
部品: 運用許容時間(サービスライフ)
機械の構成部品には統計的に半数が壊れるであろう時間が統計的に決まっている。これを運用許容時間という。自然損耗を予防する基礎的な考えはこの運用許容時間内の部品交換にある。
部品: ショップ
ショップとは前線において部品交換を行う整備場を言う。ここに勤務する整備士は部品修理を行わず、ただ部品交換を行う。そして壊れた部品はデポに送り返す。修理が難しい機体もデポに送る。
部品: 整備の基本は記録作り
整備の基本は各機各部品の運用許容時間を計測し、記録することである。この台帳を整備記録という。整備記録を取るのは整備の基本である。
部品: 部品交換
整備記録をもとに運用許容時間前に交換を行う。交換部品がない時はだましだまし使うしかないのだが、こうなると機体につきっきりになり整備効率は落ちる。
部品: 部品検査
確率の話として運用許容時間前でも故障するケースはある。こうなると部品を検査してどれが壊れているかを特定していかないといけない。パイロットの証言を参考にテスターや診断装置を使用して調べる。見つかったら部品交換である。
部品: 洗浄
機体が汚れていると故障の原因になる。また汚れで気付かないひび割れ(クラック)もあるので機体洗浄は整備における重要な仕事である。
部品: 塗装
塗装が剥げたりしているとき、元通りにするのも整備の務めである。絵心が問われ、残念な整備士にかかると残念な塗装になる。
部品: ノーズアート
機体への落書きは基本禁止されているが、前線では広く行われる。士気をあげるためというが、ささやかな娯楽、お守りみたいなものである。この落書きをするのも整備士の仕事だ。ただし、残業にはならない。
部品: 標識類の書き込み
国際標識や整備時の注意書き、部隊のテイルレター番号、機体の識別コードなどを書き込むのも整備士の仕事である。重要な仕事で適当な仕事は許されない。塗装やノーズアートがひどい機体はあれど国際標識はしっかりしているのが普通だ。
部品: パイロットの話を聞く
整備において重要なのはパイロットやコパイロットの話を聞き、そこから整備上の情報を聞き出すことである。機体の左腕の反応が遅いとか言われたら一応調べてみるのがいい整備だ。
部品: 遊びの調整
パイロットやコパイロットによって固有の癖はあり、それに応じた調整を行うのも整備の仕事である。フットペダルを軽くしたり、左レバーだけ少し軽くしたり、小指ボタンのボタンを軽くするなどパイロットの趣味に応じて対応する。
部品: デポ
デポはショップで対応できない整備を行う整備場である。前線からは少し離れ、通常はいくつかのショップにつき一つのデポが設置される。
部品: 専門知識
デポで仕事する整備士には専門知識に腕が要求される。ショップでは行わない壊れた部品の修復などを行うためである。
部品: 精密分解
壊れた部品を分解するのがデポでの整備員の仕事である。さらに壊れたりしないように慎重に行い、綺麗に並べていく。
部品: 精密交換
分解部品のうち交換が必要なものを探して交換していく。あやしいものはテスターを使用して調べていく。多くの部品にはバーコードがあり、そこをスキャンすると部品番号が分かって注文や在庫検索がしやすいようになっている。
部品: 再組み立て
精密交換後、今度は部品を組み立てていく。組み上げには知識も器用さも必要で下手な組み方をすると仮に動いても性能が発揮されないときがある。このため慎重に行う。
部品: 報告書
今後の整備、あるいは機体のために報告書を作るのも整備の仕事である。整備記録をまとめて部品の運用許容時間を割り出すのも仕事なのだ。
部品: 歩兵訓練課程とは
軽歩兵を育てる訓練課程を歩兵訓練課程という。高度な機材を使うようなものは訓練課程には入っていない。あくまで基本、基礎である。13週間でこの過程を終わらせ実戦に投入できる。
部品: 徒歩踏破訓練
徒歩での移動は歩兵の基本である。移動速度は遅いが、他のどんな移動手段より安全性が高いのも確かではある。山や砂漠を延々歩かせられる。走ることもやる。
部品: 運転訓練
乗り物に乗っての移動も現代の歩兵では当然である。自動車、装甲車での移動のためすべての歩兵は運転訓練をさせられ免許を取らされる。これは歩兵引退後の再就職で役立つ側面もある。平民は普通運転免許を持たないのだ。
部品: 整備訓練とは
宰相府の歩兵は全員が簡単な整備を行えるように訓練を受ける。あくまで専門の整備道具を使用しない範囲ではあるが、銃を分解清掃して組み上げたり自動車のバッテリーやオーバーヒートを直したりする程度には訓練を受ける。
部品: 隠蔽訓練
防御力の低い歩兵にとって最大の防御は隠蔽である。偽装と隠蔽を学び、偽陣地を作ることを学ぶ。こうして生存率をあげていくのである。
部品: 塹壕構築訓練
暇があれば塹壕を作れ。これは今でも通じる歩兵の基本である。時間とともに配置歩兵は防御力を向上させ、四十八時間で戦車部隊の突撃に耐えうる防御力を持つ。このための塹壕を掘り土嚢を芸術的に並べるテクニックを学ぶ。ついでに土砂災害などにも役立つ。
部品: 射撃訓練
射撃訓練はすべての基本である。アサルトライフルやライトサイクルガンの扱いを叩きこまれる。長距離近距離なんでも教わる。
部品: 近接戦闘訓練
室内、塹壕、市街地、入り組んだ地形での交戦距離100m以下での戦いが激増する現代において、歩兵は近接戦闘を無視できなくなっている。100m以下、20m以下、5m以下での射撃や格闘、戦闘術を学ぶ。
部品: 後退戦闘訓練
宰相府の歩兵は戦闘損耗を避けるために後退戦闘訓練を重点的に行う。勇敢に戦うことを要求されない珍しい軍隊である。統制を保って最後まで理性的に戦いつつ逃げることを目的に訓練を行う。
部品: 集団戦闘訓練
機関銃で制圧しつつ側面に回り込み、陣地は榴弾で攻撃する。こういう基礎的なファイアアンドムーブメントを学ぶ。
部品: 整備道具とは
整備には整備道具が必要である。整備道具も常に整備され、いつでも使えるようになっていなければならない。いずれも民生品で民間工場で作成されたものである。
部品: タブレットPC
整備は事務と半ば一体化している。事務面で使用するのがタブレットPCで、手袋をしていても使えるし風雨や低温高温でも使用できるタフなものが使われる。
部品: ARグラス
整備マニュアルを見ながら整備するために片目型のARサングラスを使用する。暗闇でも使えるように赤い色一色でモニター表示される。
部品: レンチ
残念ながらも一般人がイメージするモンキーレンチなどは使用しない。大きくて使いにくい上に狭いところに持ち込めないのだ。多種多様の薄いレンチやトルクレンチなどを使用する。
部品: 電動ドライバー
日常的にドライバーを使うと手を痛める。ので、電動ドライバーを使うことが義務付けられている。対角線上に少しずつ締めていく。
部品: ツナギ
上下が一体になった作業服の事。厚手になっており、空調服の機能もある。袖口は絞られていて引っ掛け事故が起きないようになっている。各所にポケットがある。
部品: テスター
通電しているかどうかを調べる装置。電流量も調べられる。電子回路が壊れているときや結線不良を調べるときに使われる。故障個所を特定するのだ。
部品: 診断装置
多くの機体は自己診断装置を持っており、モニターを接続すると故障個所を自己チェックして申告する。絶対に信用なるわけでもないが、単純な動作不良などはこれで調べられる。
インポート用定義データ
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"title": "自然損耗と整備の関係",
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"title": "整備の基本は記録作り",
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"description": "整備記録をもとに運用許容時間前に交換を行う。交換部品がない時はだましだまし使うしかないのだが、こうなると機体につきっきりになり整備効率は落ちる。\n",
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"title": "洗浄",
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{
"title": "標識類の書き込み",
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{
"title": "パイロットの話を聞く",
"description": "整備において重要なのはパイロットやコパイロットの話を聞き、そこから整備上の情報を聞き出すことである。機体の左腕の反応が遅いとか言われたら一応調べてみるのがいい整備だ。\n",
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"title": "遊びの調整",
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"title": "専門知識",
"description": "デポで仕事する整備士には専門知識に腕が要求される。ショップでは行わない壊れた部品の修復などを行うためである。\n",
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"title": "精密分解",
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"title": "再組み立て",
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{
"title": "タブレットPC",
"description": "整備は事務と半ば一体化している。事務面で使用するのがタブレットPCで、手袋をしていても使えるし風雨や低温高温でも使用できるタフなものが使われる。\n",
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{
"title": "ARグラス",
"description": "整備マニュアルを見ながら整備するために片目型のARサングラスを使用する。暗闇でも使えるように赤い色一色でモニター表示される。\n",
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{
"title": "レンチ",
"description": "残念ながらも一般人がイメージするモンキーレンチなどは使用しない。大きくて使いにくい上に狭いところに持ち込めないのだ。多種多様の薄いレンチやトルクレンチなどを使用する。\n",
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{
"title": "電動ドライバー",
"description": "日常的にドライバーを使うと手を痛める。ので、電動ドライバーを使うことが義務付けられている。対角線上に少しずつ締めていく。\n",
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{
"title": "ツナギ",
"description": "上下が一体になった作業服の事。厚手になっており、空調服の機能もある。袖口は絞られていて引っ掛け事故が起きないようになっている。各所にポケットがある。\n",
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},
{
"title": "テスター",
"description": "通電しているかどうかを調べる装置。電流量も調べられる。電子回路が壊れているときや結線不良を調べるときに使われる。故障個所を特定するのだ。\n",
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},
{
"title": "診断装置",
"description": "多くの機体は自己診断装置を持っており、モニターを接続すると故障個所を自己チェックして申告する。絶対に信用なるわけでもないが、単純な動作不良などはこれで調べられる。\n",
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最終更新:2017年08月20日 23:42