204 名無しさん@秘密の花園 [sage] 2009/10/27(火) 13:13:49  ID:sGXx0oqn Be:
息抜きに自分が大好きな白糸台の小ネタを投下します。
あくまでも、自分の妄想を文章にしただけなのでまだ本編にあまり出ていない彼女達なので実際はキャラが全然違うと思いますので、許せる方だけ御覧ください。
1レスのみお借りします

205 「照をめぐって」 [sage] 2009/10/27(火) 13:16:27  ID:sGXx0oqn Be:
―――ある日、白糸台高校の麻雀部では四人の少女達が、白熱した戦いを繰り広げていた―――
「ツモ!2700オール!」
「ロン!5800です」
「ロン。2000」
「ツモ。8000、3000だ」

最後にツモあがりをしたのは、青くて長い髪の毛の少女だった。
トップを継続したまま、勝負はいよいよオーラスへと突入する。

「このままいけば、今日も菫が勝ちだね」
彼女達の様子を見ていた照がそう言い、足を組みながら紅茶をすする。
静かではいるが、やけに楽しそうな表情だ。

「ああ。今日も私が勝つぞ」
菫も、自信満々に言って、卓のスタートボタンを押す。
「わ、私だって負けないわよ!見ててね、照!」

菫と照の会話聞いていた金髪の少女が声をあげ、キリッと表情を険しくする。
―――――――――――――――
オーラスのこの勝負は、16順まで誰もあがらず、流局寸前かと思われた。
しかし、最後の順で奇跡が起きる!

「ツモ!四暗刻!!」

「なんだとっ?!」
「うわー…」
「逆転。」

なんと、最下位だった金髪の少女が最後の最後に役満をあがり、逆転トップになったのだ!!

「やったぁ!照、私が勝ったよ!!」
「うん、見てた。凄いね。まさか、最下位から勝つなんて」
「えへへっ♪」

「くっ…」
菫がガクッと肩を落とし、残念そうにしている。

「よし、じゃあ行こっか」
「うんっ!」
照が金髪の少女の手を引き、二人は部室の隣にある仮眠室まで向かう。

「おまえら、あんまり大きな声は出すなよ?」
菫が、ギッと金髪の少女を睨みつけた。

「出すわけ無いじゃない!負け惜しみはかっこ悪いよ、菫っ」
「なんだとっ!」
「まぁまぁ…二人とも落ち着いて。ほら、行くよ」
「うん!」

パタンと、扉を閉めて内側から鍵をかける音がする。
「くっ…あのままいけば、今日も私が勝ってたというのに…」
ダンッとこぶしを卓に叩きつける菫。
「まぁまぁ…。また明日があるんだし」
「お茶でも飲んだら」
「ああ、そうだな。お前ら、明日も私にうまいこと差し込めよ?」
「はいはい…」
「了解」

―――そして、これからも彼女達の熱い戦い(正確に言えば約二名の)は続く。
仮眠室で何が行われているのかは、この五人だけが知っている、誰にも言えない秘密なのであった―――

206 名無しさん@秘密の花園 [sage] 2009/10/27(火) 16:04:56  ID:iy1PDGYC Be:
なんというエロ部



609 名無しさん@秘密の花園 [sage] 2009/11/15(日) 00:43:06  ID:ite0tPID Be:
>>608
やけに久しぶりに感じる咲和だったぜGJ!

さて、最近やけに静かなスレに、需要もなく供給ですらない小ネタを一つ置いていきますね
部まこ(?)です

610 名無しさん@秘密の花園 [sage] 2009/11/15(日) 00:45:12  ID:ite0tPID Be:


 ここは、麻雀部の部室。
 部室には部長である竹井久と、二年生の染谷まこの二人しかいない。
 二人は何気ない談笑に盛り上がっていたのだが、唐突に久は立ち上がり、まこを見つめて語りかける。

「まこにも、まだ言ってなかったわね」
「?」
「私の、もう一つの夢」
「ほほう…興味あるのう」
「気になる?」
「振ったのはあんたじゃけぇ」
「別に大したことじゃないかもよ」
「勿体振らんと早う言わんかい」
「ふふ、そうね。 私の、もう一つの夢。 それはね、」

「 麻 雀 部 で ハ ー レ ム を 作 る こ と よ ! 」

「――…」

 まこはぽかんと口を開けて、明らかに呆けている。
 少しでも何かに期待した自分が馬鹿だったと大後悔。
 しかし久は大真面目、心の底からの叫びだった。
 一通り呆けた後、まこはぷるぷると震え出し、勢い良く叫び返す。

「ああっあっあんたは何を言っとるんじゃあぁぁぁっ!!!」

 もちろん突っ込みの姿勢は忘れない。
 まこの手の平は見事に久の脳天に直撃し、"がふっ"と意味不明な悲鳴を上げて久は地に伏した。
 しかし彼女はめげない!
 手に膝をついて、よろめきながら立ち上がる。

「私の夢はちゃんと叶うわ!」

 拳を握り、声高らかにそう叫ぶ。

「う゛っ…?!」

 正体不明のその迫力に圧され、まこは怯む。

「だって考えてもみなさい? うちの部には巨乳も貧乳も幼女も眼鏡っ娘もみぃぃんないるのよっ? しかもみんな可愛いのっ! そのうえ年下っ! はぁぁぁぁっ! 興奮せずにはいられないわ~!」
「なななっ…!」

 真っ向から可愛いと言われ、"対処に困るんじゃ、アホ…"なんて呟きつつ真っ赤になってまこは俯く。

「けど、一つ問題が生じるのよ」
「な、なんじゃい…」

 戦きつつも、律儀にまこは尋ねる。

「まだ私は、あの娘たちに一度もアプローチ出来てないのよねー」
「…はぁ?」
「日々脳内でシュミレートはしてるんだけどね、意外とデレてくれないわ」
「…」

もはや、呆れて何も言えないといった風にまこは溜め息をつく。

(なんつーくだらないこと考えとるんじゃ、この部長は…)
「一番好感度が上げづらいのは、和ね。 あの娘、なかなかガードが硬いのよ」
(好感度…?)
優希は意外とわかりやすいと思うんだけどね。 甘えさせてあげたら少しは照れてくれるかしら?」
(優希は年上キラー…あんたは…年下キラーかのう…)
「咲は根っからのお姉ちゃんっ子だから、優しく包んであげれば良いと思うんだけど」
「罪な女じゃのう…あんたは」
「そんなことないわ。 私の愛は全て本気よ」
「ほーかい」

 もう何も言うまい。
 そう心に決めたまこだったのだが。

「最後は…そうねぇ、4人の中で、一番わかりやすいかも」
「ほぇ?」

 思わず情けない声を上げて、まこは首を傾げる。

「あなたはメイド服を着せれば簡単にデレるわよ」
「な、な、な、なんじゃとっ!? わしはそないな安い女じゃないわいっ!」

 あたふたとフリフリの付いた服を揺らせて腕を振る。

「そうかしら? じゃあ、何でバイトでもないのにメイド服なの?」
「はっ?!」

 そこでようやく、まこは思い出す。
 今は、部室で二人きりということと。
 竹井久が目の前にいて、自分はメイド服だということを。

「あ、あんたが…着てほしいって言うたんじゃろが…」
「別に断ることも出来たでしょ?」
「そ、それは…」
「ネコミミも良く似合ってるわ」
「うぅ…」
「それともなぁに? メイド服が好きなのかしら」
「ち、ちがっ…あ、あんたが言うたからこんな恥ずかしい格好…」
「でも着てくれたでしょ? これって、やっぱり愛じゃない?」
「…もっ、もう勝手にしんしゃいっ!」
「じゃあそうするわねっ」
「ちょ、ぶちょっ、あぁっ…まっ…」
「ふふっ…ふふふっ…」

「思い出すのが遅すぎたあなたがいけないのよ。
 もうまこは完全に私のものよぉ!!」

 そんな久の叫びは学校中に響き渡り、もうお嫁にいけないと嘆く眼鏡少女の姿が、そこにはあった。


めでたしめでたし



629 改変小ネタ  華菜の願い [sage] 2009/11/17(火) 02:50:13  ID:e1X05Vww Be:

風越高校の部室にて、キャプテンが一人でいる所に池田が駆け込んできた

 ガラッ
「キャプテ~ン、ここに居たんだし」 ピシャ
「あら? 華菜ったら、何かあったの?」
「きゃ、キャプテンは、犬耳つけたら物凄く似合いそうです」
「まぁ…… ありがとう、華菜」

「私、キャプテンが犬耳つけた所を見てみたいです」
「 ……きゃう~ん♪ …どう?」(手で犬耳のマネ)
「うぁあ、きゃぷてん可愛いし」 (←声が一部裏返ってる)
「うふふ、次は華菜の番よ」
「はいっ!」

「それでは雀になってもらいましょうか」
「へっ? ……私、猫じゃないんですか?」
「私はしたのに……華菜のいじわるぅ」 グスン
「ああっ… キャプテン、泣かないで」
「さあ華菜、勇気を出して」

「にゃ………ちゅ、チュンチュン」(手で鳥の羽ばたくマネ)
「 50点かしら 」
「ああっ、ゴメンなさいぃぃ」
「心を込めてやればいいのよ、ね」(華菜の頭を両手に抱いて)
「あ~~、キャプテェ~ン。 にゃ~」(頭をキャプテンの胸にグリグリ)
「あらあら、困ったわね。 ……華菜」
「キャプテェ~ン。 にゃんですかぁ?」
「じゃあ私が。 …………華~菜♪」 チュッチュッ



「吉留先輩……あれは雀のマネなんですよね、ねっ?」
「文堂さん、す、雀は難しいのよ。 あっ深堀さん、そんなに覗いちゃだめぇ」

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最終更新:2009年11月23日 17:49