「ストーリー目次」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

ストーリー目次 - (2009/08/11 (火) 03:17:16) の編集履歴(バックアップ)


『少年は一つ、渇望していた』――― 
          ヴィ・デルネルジュ・ガンシュ

モノの始まりに在りしは無であると、そう言った口は遺伝子を基に創られた。
心を説明する言葉も、その概念をも知らない彼には、感情がまだ独自の形を持って発する物であるはずなのに
それの持つ意味の多様性を知らなかった彼はまた、いつか自分が既存であると感じてしまうだろう。
括られる事を拒んだ少年は、言葉で認識できない本質など、誰にも理解されないと感じてしまうだろう。

だからこそ、渇望は両面にて少年に激情を誘発させる。

「ある洞窟にて、少年はケモノとなった。
 そこで一人の冒険者は死んだ。
 そして転がったランプを見て、少年は泣いた。」

閉ざす事が特別なのでは無い。
理解されれば、全てが特別なモノガタリ―主観世界―となって、君の唯一のクオリアが刻み込まれる。
少年がそれを美しいと感じたからこそ……そう、自分の叫んだ、知ったばかりの拙い言葉があったからこそ

『そこにジレンマなど無いと知った少年は、何冊もの本を綴る事にした』―――
          ヴィ・デルネルジュ・ガンシュ 晩年の手記より


暗黒の語り部 Kの人

暗黒の語り部 暇人(デッドリンク)

暗黒の語り部 パールヴァティ

暗黒の語り部 フランカー大明神

暗黒の語り部 仮(デッドリンク)

暗黒の語り部 第二書架

暗黒の語り部 第三書架

暗黒の語り部 第四書架

暗黒の語り部 第五書架

暗黒の語り部 第六書架

暗黒の語り部 第七書架

暗黒の語り部 第八書架

暗黒の語り部 第九書架

暗黒の語り部 第十書架

暗黒の語り部 第十一書架


名前:
コメント:
記事メニュー
目安箱バナー