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ほのぼの世界ver2 設定 - (2013/07/03 (水) 02:54:05) のソース

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#openclose(show=世界観){
 地球及び太陽系が舞台となる。
 亜人と呼ばれる人ならざる者達が人間以上に存在し、他惑星から来星した者も混在する世界。
 それ以外は現代と大差ない。
****ヒト
 所謂人間。霊長類ヒト科。
 かつては竜や鬼とも対峙し、自然環境をぶち壊してきたはた迷惑な存在だったが、亜人が介入したことで少しだけマシになった。
 人口の割合的には亜人と五分で、亜人は彼等の生活基準に則りながらも、独自の価値観を崩すことなく日々を送っている。
****亜人
 人ならざるもの。人種の延長線上として捉えればいい。
 祖先はどれも竜や鬼、妖怪(超獣)と言った伝説と謳われた常軌を逸した生物達であったが、人間の自然破壊が顕著になった頃から環境的な問題で個体数が激減しはじめ、更には人間との衝突で更に数が漸減し、遂には絶滅の危機に追いやられた。
 そこで、過半の種族との協和性を得るため、生活を共にすべくヒトに近い姿へ進化していったのが亜人である。通称「文明進化」と呼ばれる高等進化である。
 彼等は進化すると同時に力も等しく失っていった。
 嗜好以外は人間と変わりない社会生活を営んでいる。
 文明進化を行わない、所謂生粋の亜人である「月人」や「玉兎」も存在し、彼等は謂わば宇宙人に該当するが、基本的に亜人の管轄に入る。

 また、亜人は全性愛の性を持ち、両性具有の為同性同士で子孫を作る事が可能であり、実際同性夫婦は異性夫婦より絶対数が多い。無論、現実で言う同性愛のみや異性愛のみの嗜好を持つ者も存在し、そう言った性嗜好を持つ者を「偏性愛者」と呼ぶ。
 基本的に男性女性の区別が非常に曖昧で、男は勿論女性もドライな人が多い。

****生活水準
 長期の星間移動を可能とする発達した月人の技術力が地球にも普及して以降、あらゆる方面で科学が著しい成長を見せているが、どこでもドアなど、魔法の様なものは存在しないややレトロフューチャー。
 所謂“近未来系”の世界だが、緑溢れる田舎町もかなり残っているというかなり異観なところ。
 また、舞台となる地球は比較的平和であるが、社会の有様は亜人の介入で現代のそれが安定した程度に過ぎず、資本主義が基本の社会となっている。

 また、この世界の太陽系には、太陽に類する小さな恒星が無数に存在しており、木星や火星などのあらゆる惑星が地球と類似した生命の生活域にある。

****人種差別
 当然、地球という環境の整った惑星に移住してきた月人達は、ヒト、獣人、変種ヒト(魔法使い)と言った地球生来の種より豊富な知識と労働力を得てして地球を開拓し、外交的且つ太陽系中の惑星の中心として認識させるまでに至ったが、それまでの道のりは移民、差別問題により大荒れであった。
 地球を他惑星と外交的にする考案に政府が合意してからというもの、亜人の優れた技術者、労働者が地球本来の種の仕事を奪い、左遷させたことで反感を買い、亜人と地球型亜人、ヒトとの間には今だ深い溝ができている。
 最近はようやくその意識も薄れてきたが、そのレイシズムは今だ一部の主流となっている。性質の悪いことに対象が地球外のものである為、一部言えど当然規模は大きく、代々レイシズムを至上とする教育を施している家庭、地域もある。}

#openclose(show=惑星){
****月
 現実の月と異なり、地球に非常に近く、太陽の恩恵を受けている。気温は低い。
・月国
  花宮耶が支配する国家。独裁政治国家である。
  数千年前に地上との交流を行い始め、お互いに貴重な、または新しい物資を大量に売買し合えるという利害の一致で友好関係となる。
 社会形態が大きく異なり、老人や浮浪者に対する処遇から福祉社会の色が濃い地上に比べて鬼畜としか言えない程経済困窮者や弱者は政府からの支援を期待できない。死ぬ者は死ぬべくして死ぬ社会だが、人口の八割を占める亜人が、月人と玉兎という性別において全く差の無い種族の為、政治からなにからなにまで国自体は非常安定している。ただ、最低限の処置として、動ける低取得者や孤児は正規軍に回収、養成され、最低限の教養と国家へ尽くす為の義務と力量を与えられる。無論その資金は税金から取られる。
  地上に水が殆ど存在せず、地下水を吸い上げてダムを作ったり小さな川を作ったりしている。その為地上から見上げても灰色の大地にしか見えない。ただし、その分取れる水は非常に綺麗な純水の為、地上からも重宝されている。
  地上の様な文化保護条約が存在しない為、ガンガン資源を作り、ガンガン近未来的な橋なり道路なりを建造している。ライフサイクルコストを気にする必要も無い。
}

#openclose(show=ユニティ連邦国){
 円状の巨大な大陸、月地大陸一帯を国土とする共和国。月の真下にある。
東西南北に分かれる。

****中央地区
  そのまま中央地区。東西南北に分かれる大陸の中では最も小さいが、人口密度は最高。
・中央月地連盟本地
  月との大規模な通信、物資売買、または入国(入星?)等が行える場所。各地の責任者が集まり会議を開く際にも使われる。町としての役割も果たしており、月人や玉兎の人口が特に多い場所である。
****北部
  寒冷地。北海道的な。
****東部
  中央地区と同様、四季の存在する。そこまで現代科学が行き届いていない感がある。
・イーストモナーク州 オルゴン市
  ジャック、マーシャ達が住む町。
  緑が多く、比較的月の近代的文化を受け入れずにありのままの姿で存在している。所謂田舎である。しかし、テレビやネットには馴染みがある。
  イギリスを彷彿させる貴族や大地主が仕切っていたクソッタレ時代もあったが、今現在ではやはり中央から仕切られている。
  独特で味のある町として文化保護区域に指定されており、その田舎っぷりを堪能する為に来る人も多い。
****西部
  カオス。東南北と比べてかなり人口密度が高く、様々な種族が入り乱れている。
****南部
  暑い。でかい沖縄。
}

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***種族紹介
 この世界における人種。基本的に全ての種族が人型である。
#openclose(show=地球産の種族){
・ヒト
 地球でそれなりに数のある生物。知能は普通。 平均寿命は100歳前後。
 性別が定まっている数少ない種であり、彼等のモラルや精神衛生の問題を危惧して、公共施設は男女別に別けた造りが基本となっている。
・獣人
 所謂妖怪の類である“超獣”が文明進化したもの。
 高い身体能力に人の知識を持つ種。 変種ヒトや他同胞と共に地上を開拓してきた。
 姿は種にもよるが、牙爪や体毛が偶に確認される程度。
 平均寿命150歳。
・竜人
 獣人種の一派。 
 外観は所謂“ドラゴニュート”であり、爬虫類系の獣人もこちらに含まれる。高い身体能力を持ち、若い期間が長い。治癒力や免疫力に優れる。
 平均寿命150歳。
・鳥人
 獣人種の一つ。
 稀に羽毛が確認されるが、その名称に反して飛行能力は持たない。
・ヒト(変種)
 ヒトの変種。
 外観はどこを取ってもヒトそのものであるが、長らくルーツが謎になっている種。一応ヒトから派生した変種ということで認識されている。
 優れた知性も相まって化学や医学方面でも活躍を見せている。
 長い時間を掛けて地上を開拓してきた種族で、月人との友好関係を結んだのも彼等である。
 平均寿命100歳}

#openclose(show=鬼){
 地球産の亜人であり、昔は邪悪や暴虐の象徴として恐れられていたが、月人等の外交的理由から表社会に現れ、一人間としての人権を与えられている。
 普段は人間となんら変わらない姿をしているが、若い期間が長く、比較的長寿。
・羅刹
 非常に大柄な鬼。 
 抜きん出た怪力を持つ種族。超人でなくても人間の二倍近い。
 基本的に穏やかで争いを好まない種族なのでこちらから友好的に接すれば向こうも普通に接してくれる。個体数は非常に少ない。 
・修羅
 比較的数の多い普通の鬼。 
 戦闘力は総じて高く、軍隊などからの採用率が高い。性格は好戦的な者が多い反面、気質は陽気である。
・夜叉
 羅刹に次いで個体数の少ない鬼。 羅刹と同等の深い歴史を持つ。
 非常に身軽で、世間ではアスリートとしての活躍が目立つ。 }

#openclose(show=月){
 月に住む亜人達
・月人
 月に住まう人型の異星人。 
 最も知能が高く、宇宙船やあらゆる科学の開拓に精を出している。その知能もさることながら、鍛錬を積んだ個体は常人の10倍近いパワーを誇る。玉兎と共存している。
・玉兎
 月に多く住まうヒト型の亜人。 兎の様な尾と耳を持つ。
 基本的に素直で穏やかな種族。ウサ耳であること以外はそこまで他の亜人と変わらない。 獣人とは全く違うルーツと進化を遂げている。
 大きな肉厚のウサ耳は聴覚を補佐するのではなく、頭部皮質と呼ばれる大容量のメモリーデバイスとしての役割がある。これは月人がリードする社会での淘汰を逃れる為の進化である。}

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#openclose(show=超人){
 大凡、亜人の1000万人にひとりの確率で生まれてくる突然変異体。
 政府には容認されているが、一般社会にその存在は全く知られておらず、超人の誰もがその力を秘密にしている。
 密かに超人達だけで構成される「超人の会」なる組織があり、ユニティ連邦国中の超人に圧力を掛け、隠蔽している。
 動物でも存在し、その場合は「超獣」と呼ばれるが、非常に危険な為存在しても政府が即刻駆除している。
 以下超人の特徴
・全身のタンパク質細胞が、次段階である『DHアミノ酸、タンパク質』に進化している
 アミノ酸系が複雑に絡み合い形を成すタンパク質は、現段階で既に生命を構成する化合物の中で最重要且つ最適性な高分子であるが、集合体の強度的な問題があり、ヒトや哺乳類の持つタンパク質ではより巨大で、より強力な生命体は誕生し得なかった(その結果、昆虫は小型化してその生態を効率化し、恐竜は質量に比例して鈍重になるだけだった)。
 しかし、4000年ほど前に存在していた『竜』や『鬼』と呼ばれた存在は、20mを軽く上回る巨体でありながら昆虫の様に跳び回り、鳥の様に飛翔できたという記述が残っている。
 現段階のタンパク質という高分子の枠に囚われている生命体には物理的に不可能だが、それを可能としたのがタンパク質の次の段階、『DHタンパク質』である。
 その構造は極めて単純で、元来のタンパク質、その半分を占める炭素骨格の炭素自体が、原子を複数持つ同位体の超重炭素であり、通常とは比較にならない強固な分子的結合を起こしている。構造の違いとしては単にそれだけであるが、これを再現するにはナノ単位以下の技術が不可欠であり、自然発生でもしなければ誰も研究対象に上げない扱いである。
 この天然の強化素材とでも言うべき超タンパク質細胞により織りなされる筋肉は、生物としての機能を備えながら人工筋肉に比肩しうる強度を持つ。
 硬タンパク質として存在するそれは骨質の強度を鋼鉄、あるいは炭化タンタル以上に高め、皮膚に関しては周囲の人肌の感触を残しながらゴムの様な柔軟性と靭性があり、衝撃や運動を受けるほど強力に元に戻ろうとする性質から極高い破断耐性を見せる。

 これらの理由から超人は成人男、女性サイズで既存の生命体を軽く凌駕する身体能力を持つ。
 超人の基本的な判断基準はこの進化タンパク質の製造機能と保有にあり、それらが確認され次第即超人と認定される。
・超常的五感
 視覚は秒速300~1800キロメートル(個体差あり)の動体を視認でき、聴、嗅覚は犬以上、触覚は僅かな空気の流れを探知でき、味覚は数グラムの塩分の違いも感じ取れる。
・病原体、毒素への耐性
 インフルエンザが微熱で済み、常人の10倍の青酸カリに耐えうる。

****超人因子の可能性
 しかし、このDH細胞の実現にはある問題が伴う。
 まず、重炭素以上の重複原子を生成するには、余程の高圧下でもないと安定させることすら不可能であるということ。
 確かに超人の細胞間では重原子の超結合という高圧下にあるが、まず重炭素を生み出す状況に及ばないのである。
 これには、やはり人為的な外力が無ければ不可能であるという結論が多い。

 この謎には数多くの学者が頭を悩ませており、その末に仮定的に考案されたのが「超人因子」である。
 これには未知なるメカニズム説や、トンネル効果を含むフェムトマシンが因子として存在する説、挙句には未知の空間から重力エネルギーを引き出している説まである。
 が、どれも到底確証には至っていない。

***新型超人
 文字通り、近年確認された新型の超人である。
  従来の超人の能力加え、〝元体化〟と呼ばれる形態を持ち、外見の変化を伴い、各々の元種族と酷似した身体機能を得る。
 一つの生命に2つの生命形態が宿る不自然な存在である。

 一度変身を起こすと、筋肉出力がMAXの100%にまでなり、治癒力の増化、戦闘意欲の増大(凶暴化)が起きる。
 心理の根底にある目的を果たすだけの理性はあるが、殆どは〝怒って〟おり、まず意思疎通のなせる状態ではない。
 また、彼らの膨大なエネルギーの補給方法に〝食事〟があり、倒した相手を食する他に、戦闘中に噛み付いて肉を食いちぎり、食べることもある。
 獣的な戦闘本能と凶暴性はそのまま戦闘能力につながり、知性や感性は人類である通常の超人とは一線を画する。

 共通の能力として、エネルギーを体内で超圧力を掛けることでDHタンパク質や炭素骨を生成可能であり、変身の際に保存則を無視したような身体の変化が起きたり、腕が吹き飛んだりする傷も数分で治癒するのはこのため。
 要はエネルギーを質量に換えているのだが、これもまた、DHアミノ酸と同じくもっと人為的な力が働いているものとされており、超人因子の効力の一つとの見方が強い。
}

#openclose(show=超人の会){ 全超人を、現存の人類の安寧のために纏め上げる一大組織。
 というのは建前で、本当は超人による威圧と抑制と戦闘科の治安維持により、国家から金を絞り上げるせこい組織。
 まぁ建前もなにも、一般人には超人自体が非公開なのでどうということもない。
 様々な科の超人に区分され、それぞれの役割を与えられる。これは強制であり、逆らえば万死に値する。
 
***戦闘科
 核兵器に匹敵するといわれる超人戦闘員の役科。つまり兵士である。
 兵器と偏に言っても、実際は鍛えあげられた超人体そのものの格闘技術を兵器として運用したものである。
 様は、兵器としての強さは超人個体そのものの臂力や格闘技術に依存する。}
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