15-16「機動戦士佐々木さん 逆襲のキョンの巻」

機動戦士佐々木さん 逆襲のキョンの巻

佐々木「やあキョン? どうしたね。日曜の朝からこんなところで」
キョン「いや、昨日SOS団で長門の実験につきあって、変な栄養ドリンク飲まされてな。
     以来妙に体力が有り余ってハイテンションなもんで、お前の所までジョギングしにきた」
佐々木「それは光栄だね。用事があるなら連絡をくれればよかったものを」
キョン「なに、お前の顔が見たかったからな。今日も綺麗だな、佐々木」
佐々木「……ききききキョン? な、何の冗談なんだい?」
キョン「いや別に思ったこと口に出しただけだぞ。中学時代からずっと、佐々木は美人だと思ってたし。
     他の連中に騒がれなかったのが不思議でしょうがなかったね」
佐々木「き、キョンが、キョンが壊れた!」
キョン「失敬だな。まあそのおかげで、お前の笑顔を独占できたから、まあよかったんだがね」
佐々木「……(ぷしゅーーー)」
キョン「お、おい佐々木、しっかりしろ佐々木!」


佐々木「……はっ! 自分の部屋か。何という美味しい夢だったんだ」
キョン「勝手に上がってすまんな佐々木。お前が急に熱を出して倒れたもんだから、
    抱きかかえてあがりこんじまった。ご両親もなんか急用ができたとかで、
    お前が目を覚ますまで留守番を頼まれちまってな。大丈夫か?」
佐々木「こ、これは一体どういうことなんだ」
キョン「いや、多分風邪じゃないか? 勉強でムリしすぎなんだよお前。
    ふむ、熱は下がったみたいだが」(額ぴとっ)
佐々木「うわわわわ。き、キョン、顔近い。か、顔っ」
キョン「ああ動くな佐々木。熱がはかれないじゃないか。うわ、また上がってきたぞ」
佐々木「はわわわわわ(ぶしゅー)」
キョン「こりゃいかん。今氷枕持ってくるから、横になってろ」

佐々木「な、何ということだ。キョンが、あのキョンがこんなにフラグをたてまくるなんて。
     これは、世界改変級の大事件だ! しかも父さんも母さんも気をきかせて外出してくれている。
     こ、これはつまり……
     ……ええと、この前冗談半分で買った勝負用の下着はどこにしまったっけ……」


橘「へ、閉鎖空間の温度が急上昇!? これは温暖化現象の影響なのでしょうか!?」

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最終更新:2007年07月22日 07:05
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