橘 「やりました!ついに佐々木さんが完全な神になったのです」
佐々木「くくっ……これで世界は僕の思いのままということだね」
橘 「さ、佐々木さん……?」
佐々木「くくっ、橘さん、君は本当にいい能力をくれたよ」
橘 「そんな……佐々木さんが……」
佐々木「さぁ試してみようじゃないか!この能力を!!」
ん……ここはどこだ?
俺はどうしたんだったか……。
「キョン、やっと起きたのかい?」
……佐々木?
「もう日が沈むよ、今日は塾もないし帰ろう」
この制服は……中学の……。
俺は……そうだ、佐々木と帰る約束を……。
いや、何か忘れてるような。
涼───ル──。
……何かのキャラかなんかだったか……。
「キョン?大丈夫かい?……受験も近いんだ、風邪を引いて困るのは君だよ?」
そうだ……もうすぐ高校受験……。
「まぁ君は成績もいいから大丈夫だろうが、体調不良で失敗して同じ高校行けなくなるなんて嫌だよ?」
俺が……成績が……いい?
「なんだい、僕とトップ争いしてるくせに何を言ってるんだ?」
そうだ、俺と佐々木は二人とも成績は良かったな……。
それで……二人で難関私立に行くんだ……。
「さぁ、もう行くよ、キョン……僕の、恋人……くくっ」
そうだ……俺と佐々木は………………………………。
キョン「はっ!ドリーム!?」
橘 「え?」
佐々木「……キョンに僕の夢を見て欲しくって………………」
最終更新:2007年07月30日 22:02