13-609「佐々木さん戦力分析の巻」

佐々木さん戦力分析の巻

 佐々木「僕たちには、宇宙人も、超能力者も、未来人もいます。
      でもキョンは僕の隣……こちら側にきてくれません。
      敵を知れば百戦危うからずということで、SOS団と我々の戦力分析を行ってみました」
 橘「さすが佐々木さん!」
 九曜「……」
 パンジー「くだらない」
 佐々木「えー、まず、宇宙人対決。長門さんと九曜さんは、戦力的にはほぼ同格。
      またキョンはメガネ属性はなく、無口属性にやや弱そうなので、これも同格」
 九曜「髪の……ボリュームで……勝利」
 パンジー「体はどっちも鶏がらだろ。男はそっちを見るんじゃないのか……ああっ、すいません、すいません!」
 九曜「……」
 佐々木「続けます。超能力者ですが、むこうの古泉君は戦闘能力を持ち、機関のバックアップを受けています。
      しかるにこちらの橘さんは、僕の空間に入り込む能力のみで、金銭的、機関的なバックアップはありません。
      残念ながらここは一歩劣っていると言わざるを得ません」
 橘「うう、私役立たずですか。でもでもっ、ほらツインテールって、ポニーテールにチョット似てますよね。
   男性の古泉さんよりはキョン君には……ああっ、ごめんなさい佐々木さん。睨まないでください!」
 佐々木「私は何も睨んでおりません。ともかくここで大きく水をあけられていることを認識しつつ、
      次にいきたいと思います」
 橘「ひいい」
 佐々木「最後に未来人対決ですが、能力的には藤原君とSOS団の悪魔とは大きな開きはありません。
      しかし、キョンの好感度から行けば、大きな隔たりがあります。
      まあ誘拐とかツンデレの癖に表面的には嫌味なだけとか実際君の能力が発揮されたことあるのとか、
      未来でも君友達少なそうだよねとか、家に帰るとペットのハムスターに一人話しかけてそうとか、
      生活能力なさそうだよねとか色々思うことはありますが、ここでは等閑に付しておきます」
 橘「ひいい、さ、佐々木さんが真っ黒に」
 ポンジー「お、俺って……」
 佐々木「問題は敵のスペックです。そう、ドジっ娘でありながら、同じドジっ娘の橘さんを大きく引き離す注目度。
      そして藤原君では相手にならないほどのキョンの入れ込みよう。
      そう、SOS団最悪の敵は涼宮ハルヒさんではなかったのです!
      あの悪魔の胸! あの2つの無駄な脂肪の塊こそが、僕とキョンの間に立ちはだかる最悪の障壁なのです!」
 橘「さ、佐々木さん、落ち着いて!」
 佐々木「何故だキョン、ポニーテールなら半年ほど待ってもらえればなれる。いやウィッグを今すぐつけてもいい!
       君と離れた一年、僕が毎朝どれだけ牛乳を飲んでがんばったと思うんだ。
       でもこればっかりは遺伝子が既に決断を下してしまっているんだ!
       だいたい、でかすぎる胸なんてすぐにたれるんだぞ! 
       胸に栄養をもっていかれて、頭の悪い会話しかできない女性では、君をきっと満足させられないぞ!」
 九曜「豊胸……手術……する?」
 橘「誰か止めてー」

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最終更新:2007年07月19日 11:11
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