もしも佐々木が闇人になったら
キョン「よお佐々木、雨も降ってないのに、何で傘なんかさしてるんだ?」
佐々木「ちょっと光が苦手でね………。」
キョン「へぇ……、なんだか顔色も悪いぞ?」
佐々木「僕としては今まで生きてきた中で最高な気分だけどね。」
キョン「それでも心配だな……。そうだ、何か欲しいものあるか?」
佐々木「………それじゃあキョン、いらない殻を脱いでくれないか。」
キョン「へ?」
佐々木「キョンと僕が一緒に愛を育む為には、キョンも殻を脱ぐ必要があるんだ。」
キョン「佐々木!?」
佐々木「涼宮さんの事は忘れて……キョン。」バシッバシッ
キョン「っ……やめてくれ……。」
佐々木「諦めが肝心だよ、何事もね。」グサッ
キョン「……………」
キョン「はっ!夢!」
佐々木「キョン、どうしたんだい?」
キョン「いや、なんでもない……、おい佐々木。」
佐々木「なんだいキョン?」
キョン「似合ってるぞ、その傘。ちょっと赤く汚れてるけど。」
最終更新:2007年09月20日 08:17