21-976「勘違いだよ!佐々木さん」

あれは中学三年の秋の事だった。親父の書斎で見つけたゴム製品のある物を思い出していた。
そうだあの時は佐々木と俺の家で勉強した時の事だったな。
「なあ、佐々木、お前はゴムを使うほうか?」
「ゴム?くっくっ君はもう少し質問を考えたほうがいいよキョン。なぜなら、どのような用途で使うかで状況が変わってくる」
言っている意味分かんねーよ。佐々木さん。
「おいおい、アレだよアレ!はめて使う物だが?知らないのか?」
「それで…君はそんなのに興味があるわけだね?キョンもやっと男子中学三年生らしくなったわけだ。」
元々男なんだから何を言っている?しかし変わっているなアイツ。
「で、キョンは使いたいと…僕で良かったら相手になるけど」
「ん?いつも使っているから無いと困るんだよ。無いと、ああ落ち着かねえよ。書斎に行って取りに行くとしますかね。」
「…キョンぼ、僕はソレを持っている。だから君の望みを叶える事が出来るだよ」
有り難いぜ、やっぱり流石だぜ佐々木!頼りになるよな。
「じゃあ、アレを貸してくれよ。」
「はい、キョン。僕も一度お風呂に入ったほうがいいかな…」
佐々木はジョークが得意だったのか?何でこんなもの持っているですか?
佐々木がよこしたのは、まさしく正真正銘のコンドーム。
「いいか?俺は指サックの事なんだが…」
次の瞬間佐々木は俺を殴打し、何処かへ行ってしまった。やれやれ

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最終更新:2007年09月28日 11:10
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