24-948「食事中」

食事中
佐々木はお袋から、色々料理のコツを聞いていたな。出汁はどう採るとか?しかし何でだろうね。
「この前も確か?ハルヒも一生懸命聞いていたな」
それを俺が言うと佐々木は顔色を変え一層熱心に聞いていた。
もしかして俺のお袋の料理を勉強したいのかね?普段から食べているから格別においしいのかは解らないけどね
お袋はにこやかになり、妹はケラケラ笑っている。意味深な視線を貰ってもわけ解らない。

しばらくして食事が終わりお袋がお隣さん家に用があると出掛けた。
出でいく時、お袋に防御策をとりなさいと言われたが何のことやら
その後、佐々木は妹と風呂に入っている。まぁ薦めたのはマイシスターなのだが…
異性の友人の家に風呂までいただくのは狂気の沙汰でないね。
俺が部屋で漫画を読んでいると階段を駆け上がる音が聞こえる。
いきなりドアが開き素裸の妹が駆け込んできた。
「キョンくん!大変大変だよ!シャワーが壊れちゃったの!早く来てーっ!」
どうやら、直しに行かなくてはならなくなった様だ。「やれやれしょうがないな。今から行くから、佐々木を避難させなさい」
妹は解ったと言って先に降りていったのだ。
佐々木が湯冷めしないうちに俺は工具箱を取りに一階に降りて素早く風呂場に入っていった。
この時俺は知らなかった…本当に知らなかったんだよ。神に誓ってもいい!
なんと脱衣所で、アイツが体を拭いていた事を…頭から下が丸見えなのだ。

続くかも知れない。

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最終更新:2007年11月24日 09:41
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