「というわけで、私もキョンも神能力移植には反対だわ」
「判りました。佐々木さんが神になりたくないというなら、その意志を尊重します。
これから我々は付きまといません」
「判ってくれましたか?」
「ということで、これからはキョンさんに会わないで下さい。
我々は、これからは、機関と共に涼宮さんの管理をするのです」
「・・・・・・
え?何で会ったら駄目なの?」
「佐々木さんがいると、涼宮さんが嫉妬して良くないことが起こるのです。
佐々木さん自身にとっても、世界にとっても」
「・・・・・・」
「それが無難だな」
「――もう―――彼に―――会えない―――」
「・・・・・・
えー?そんなー」
「――考え―――直す?―――」
私はキョンに何も言わずに組織の資金で長期の海外留学をすることになった。
(終わり)
最終更新:2007年12月15日 17:42