28-78「やっとセンターの会場に着いた」

「やっとセンターの会場に着いた」
「君の家から自転車で20分だね。開始まで2時間と35分」
センター会場であり、俺達の志望校である地元の国立大学に来ている。
俺の家からは若干近いということで、ここ1月ばかり佐々木は俺の家に泊まり込みの家庭教師をしている。
おかげで学校では変な目で見られる。まー、目の保養ができて結構なんだが。
「開場まで1時間半もある。寒くて風邪をひくかもしれんぞ」
「そのへんはぬかりは無いよ。歩いて3分の所の喫茶店が空いている。この時間なら席も埋まって無いはずだよ」
「さすが佐々木」

喫茶店にて
「持ち物確認だ、鉛筆、消しゴム、時計、受験票・・・・全部あるね」
「俺の・・・方も・・全部・・・・・ある・・・」ガクガク
「キョン君は緊張しているのか?」
「何故か・・・震えが・・・」
「アメリカの首都といえば?」
「・・ボストン・・」
「ワシントンじゃないか」
「・・そうだっけ・・」「・・・・」


「しまった、大切な物を忘れた。キョンすぐ戻るんだ。今なら余裕で間に合う」
「それは大変だ、すぐ帰ろう。で何を忘れたんだ?」
「ブラをつけるのを忘れた」
~(にょろーん)

「それは大変。じゃなくて、ちゃんと着けてるのでは?今日着けているのはっきりと見たぞ」う、しまった
~(にょろーん)

「つまり、覗いたということだね」
「すいません、すいません、すいません」
(全く、正直に言ってくれたら、いつでも見せてあげたのに)
「反省してます。許して下さい」
「そうだね。センターで僕より点数が高かったら許してあげよう。低かったら、僕の願いを一つきいてもらうよ」
(結婚届けにサインだね)


そして
(まさか僕より良い点数取るとは。君が僕だけの物になるには、もう少しかかりそうだね。やれやれ)

(エロくなってすいません)

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最終更新:2008年01月26日 10:45
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