28-83「センター試験」

「キョン、どうだった?」
「佐々木……俺はもう駄目だ………後は………たのmガクッ」
「キョン、しっかりするんだ。まだセンターだ。本番はこれからだよ」
「しかし…、あんな点数じゃあ足切りに遭うのは目に見えてる…」
「う~ん、出来れば君と同じ大学に行きたかったんだが…。さて、どうしたものか…」
「まかせて」
「うおっ、長門!?いたのかよ!!!」
「いた」
「びっくりするから、いきなり声かけるのはやめてくれ」
「長門さん、『まかせて』って…何か手があるのかい?」
「彼の点数を上昇させる」
「そんなことも出来るのか。すごいな、長門さんは」
「情報操作は得意」
「へぇ。で、具体的にはどうするんだい?」
「こうする………qあwせdrftgyふじこlp;@」
「すごい早口だね。何かの呪文かい?」
「終わった」
「長門、本当に俺の点数は上がったのか?」
「あなたの点数は操作していない」
「え?じゃあ…」
「点数自体の操作は、数百年後の試験結果に悪影響を及ぼす危険性がある。
 変わりに、あなたよりも高い点数の人物と得点を入れ替えた」
「誰のと替えたんだ?」
「…………彼女」
「彼女?…ってまさか佐々木か!?」
「そう」
「いや、それはいくらなんでも不味いだろ」
「そう?」
「おいこらチビ」

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2008年01月26日 10:46
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。