「キョン、ちょっといいかな。頼みたいことがあるんだ」
「ん?どうした」
「蚊に刺されてしまってね」
「ああ。それで?」
「その、ね」
「ああ、薬ならそこの棚にあるから使っていいぞ?」
「塗らないか?」
「・・・・・・背中か」
「・・・・・・うん」
「別にかまわんが、どのあたりなんだ」
「左右肩甲骨の間の、少し、下・・・?」
「そうか、届かんなそれは」
「少々待っててくれたまえ、いま」
「さ、佐々木」
「な、なんだい」
「背中、だろう」
「?・・・・・・・・・あ、す、すまないっ」
「・・・・・・」
「キョン。・・・キョン?」
「後方確認せんで良いから。用件すませようぜ」
「頼む。今、脱ぐか
「たたたたくしあげるだけでいいっ!!!」
「ああああああああああああたりまえじゃないかっ!!!!!!」
「み、見えるかい?」
「上げすぎると見えちまう」
「よよよ余計なモノは、みなくていいっ」
「す、すまん」
「というかだな、ブラなんてキミたち男子はシャツ越しに毎日凝視
しているじゃないか!!な、何を今さら赤くなっているのだキミ
は!!!!!」
「わ、悪かったよ、ほら、塗るぞ!?」
「ぁやんっ!」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・ぁ」
「(俺達は親友親友親友親友信用親友親友親友親友親友親友親友)」
「(僕達は親友親友親友親友親友親友親友親友親友深憂親友親友)」
最終更新:2007年07月20日 21:10