9-377「全てはキスで解決」

「ふ~ん、キスで無理にまとめたラノベ(†)ねぇ…これは確かに問題だなあ。ねえキョン、キミはどう思う?」
「(んっまっんっぐっ)さあて、どうしたもんかね。んんんー」
「物語の収拾がつかなくなったらキスで解決。それで何故か丸く収まる。なんじゃそら。ううむ、全力で同意だ。
キスであらゆる問題が解決するなら警察はいらないね。ところが何と。僕も今まさにどえらい問題を抱えていて、
そのことで橘さんとか九曜さんが何やかんやとキミに仕掛けているとは思うのだが、実のところ全ての問題の根
源はただ一点、僕がキミの唇を求めているということに尽きる」
「な、何ですと!?」
「て言ったらどうするぅ~?」ククク
ズコー
「ておい。そりゃ問題大ありだよな確かに。さすがにそんなオチでは誰も納得するまいに」
「…だよね」
「…」
「ところが何とそれが真相なのだよ」「おいおいいきなり何を言い出すか佐々木君」「今すぐここでキスして」
「おいこら冗談はやめんか」「いやいや僕は本気だ。なんのなんの。ぬわっはっはっは」「やめろって」「ぬー
む、なれば強引にでもまとめるしか」「おい、やm…!!」


し、舌ー!!!


歯の裏~!?


な、なんつーえげつない…


…あ、あのー、ヨダレが


ジュルッ
「んあっ、たれちゃった」ハァ ハァ
「…あ、Amazing。佐々木、お前いつの間にそんなテクを(正直、おっきした)」
「いやー、毎日寝る前のイメージトレーニングの賜物だよ?(正直、ちょっと)」
「何だそのイメトレ。つ、つーか、すまんが、第二ラウンドを申し込みたい。できればその~、場所変えて」
「おおっと!これ以上は何かの条例違反や板違いになりそうだからやめておこうかな。それに…」
「おいっすー!どもどもキョンさん!ばっちり撮らせてもらったのですー!」
「何と、橘。って佐々木、貴様」
「ぬふふふ~。佐々木さ~ん、今のいがったっすよ~デヘヘ(正直、ちょっちあたし)」
「というわけで保険もできたし!じゃ京子ちゃんおつかれ~☆」
「ではではお二人ともごゆっくり~♪」
「バイビー」
「…あの、ひとつ言っていいか?」
「じゃ、第二ラウンドはここで」
「って、んぐっ…!!」

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最終更新:2008年01月27日 08:11
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