このセクションでは、プログラムの個々のステートメントを改良する方法をいくつか説明する。
1 行の長さを80文字に制限するという、やや時代遅れの一般的な規則がある。
これには次のような理由がある。
ディスプレイの解像度が上がったことにより、ステートメントの長さの制限は以前ほど重要ではなくなっている。
最近の環境では、100文字程度のステートメントであれば問題はないだろう。
しかし、ステートメントがあまりに長くなる場合、コードに問題がある可能性がある。リファクタリングできないか検討してみよう。
プログラムのレイアウトにおいて最も悩ましい問題の1つは、ステートメントの一部が次の行にはみ出したらどうするかを決めることである。
はみ出した部分に通常のインデントを使用するのか、それともキーワードの下に揃えるのか、代入の場合はどうするのか。
ここでは、実用的で一貫性のある方法を紹介しよう。
ステートメントが完結していないことを明確に示す。
ステートメントを複数の行に分割しなければならないことがある。
その場合は、最初の行にあるステートメントが、ステートメントの一部のみであることを明確に示す。
最も簡単な方法は、最初の行が単体では構文的に成立しないことが明白になるようにステートメントを分割することである。
リスト 31-37 に、 レイアウト を いくつ か 示す。
ステートメント を この よう に 分割 する と、 ステートメント が 最初 の 行 で 完結 し て い ない こと が 読み手 に わかる だけで
なく、 修正 ミス を 防ぐ のにも 役立つ。
ステートメント の 続き が 削除 さ れ た 場合、 最初 の 行 は 単に かっこ(( ))や セミコロン(;) を 忘れ た だけには 見え ない だろ
う。
そう では ない 何 かが 足り ない こと は 明らか で ある。
もう 1 つ 効果的 な 方法 が ある。 リスト 31-38 に 示す よう に、 継 続行 の 先頭 に 継続 文字 を 置く 方法 で ある。
この スタイル では、 行頭 に&& や + を 付け て 構文 エラー を 防い で いる と 同時に、 演算子 を でこぼこ し た 右端
では なく 整列 さ れ て いる 左端 に 置く こと で、 演算子 が 読み やすく なる。
リスト 31-39 に 示す よう に、 処理 の 構造 が 解明 さ れる という 利点 も ある。