二人の幼馴染を通じて女友達を作りたい
20080414 2007年冬~スレバレ編~
最終更新:
schoolmate
-
view
2008年4月14日
2007年 冬
日が沈むのが早くなったことを実感できるようになった季節。
衣替えも終わり、すっかり冬服が体に馴染んでいた。
衣替えも終わり、すっかり冬服が体に馴染んでいた。
あ「ただいまー」
俺「お邪魔しますー」
俺「お邪魔しますー」
学校の授業は予定通り終了し、俺と愛は帰宅の途に着く。
受験シーズンもいよいよ大詰めのこの時期、俺たちは時々一緒に勉強をしていた。
勉強会の場所は、図書室や教室などが多かったけれど、こうして愛の家で開催されることも珍しくなかった。
受験シーズンもいよいよ大詰めのこの時期、俺たちは時々一緒に勉強をしていた。
勉強会の場所は、図書室や教室などが多かったけれど、こうして愛の家で開催されることも珍しくなかった。
れ「おかえりー」
俺たちを迎えてくれたのは、暖まった室内の空気とリビングでコタツの中に埋もれている恋ちゃん。
コタツの上には一応勉強道具が置かれている。
一応というのは、この子があまり勉強を真面目に取り組んでいないことは既に知っていたからだw
コタツの上には一応勉強道具が置かれている。
一応というのは、この子があまり勉強を真面目に取り組んでいないことは既に知っていたからだw
あ「着替えてくるから、コタツにでも入って待ってて」
俺「了解」
俺「了解」
お言葉に甘えて、遠慮なくコタツの中に侵入する。
やっぱり日本の冬には、コタツが必需品だな。
自宅では利用頻度皆無だけど……。
やっぱり日本の冬には、コタツが必需品だな。
自宅では利用頻度皆無だけど……。
れ「お茶飲む?」
俺「うん」
俺「うん」
恋ちゃんは、勉強道具を横に片付け、同じくコタツの上にあった急須からお茶を注いでくれた。
少し冷め気味だけど、それが逆に飲みやすい温度でちょうど良かった。
本当に良い娘だなぁと恋ちゃんの心遣いに感謝しながら、冷えた手を温めつつ、口につけ、
少し冷め気味だけど、それが逆に飲みやすい温度でちょうど良かった。
本当に良い娘だなぁと恋ちゃんの心遣いに感謝しながら、冷えた手を温めつつ、口につけ、
れ「『かーくん』?w」
俺「…………っ(ゴフッ)…………」
俺「…………っ(ゴフッ)…………」
俺、頑張ったと思う。
鼻から緑茶が逆流しそうになったが、何とか大惨事だけは避けられた。
耐えられたのは、熱いかなと思って口に含んだのが少量だったためだろう。
鼻から緑茶が逆流しそうになったが、何とか大惨事だけは避けられた。
耐えられたのは、熱いかなと思って口に含んだのが少量だったためだろう。
俺から見て四角いコタツ机の右辺に位置する恋ちゃんは、ニヤニヤとこちらを覗いていた。
にらみつけるような視線で返すも、なおも意地が悪そうに笑みを浮かべる。
こういうサド気質なところ、想さんに似ているよな……。
にらみつけるような視線で返すも、なおも意地が悪そうに笑みを浮かべる。
こういうサド気質なところ、想さんに似ているよな……。
さてと、落ち着け、俺。
咳き込みながら考える。
今、恋ちゃんは何と言った?
『かーくん』
確かに、そう言った。
俺の本当のあだ名ではなく、限られた人物しか知らない俺のもう一つのあだ名を呼んだ。
俺が『かーくん』であることを知っているのは、この時点ではタクしか知らないはずなのに。
つまり、スレバレしたってことだ。
咳き込みながら考える。
今、恋ちゃんは何と言った?
『かーくん』
確かに、そう言った。
俺の本当のあだ名ではなく、限られた人物しか知らない俺のもう一つのあだ名を呼んだ。
俺が『かーくん』であることを知っているのは、この時点ではタクしか知らないはずなのに。
つまり、スレバレしたってことだ。
以前からスレ内でも指摘があったので、恋ちゃんにバレる可能性は十二分に警戒していた。
なので、タイミングには驚いたものの、バレてしまったことについては、とうとうバレたかという思いのが強かった。
なので、タイミングには驚いたものの、バレてしまったことについては、とうとうバレたかという思いのが強かった。
恋ちゃんにバレたときに一番怖いのが、俺から伝える前に愛にバラされることだった。
しかし、その日の愛を見ている限り、その節は感じ取られなかった。
つまり、恋ちゃんは愛に教える前に、俺に「見ちゃった」ことをアピールしてきたわけだ。
何のために?
しかし、その日の愛を見ている限り、その節は感じ取られなかった。
つまり、恋ちゃんは愛に教える前に、俺に「見ちゃった」ことをアピールしてきたわけだ。
何のために?
俺「…………えーと、要求は何?w」
れ「なんのことー?ww」
俺「チッ」
れ「wwwwww」
れ「なんのことー?ww」
俺「チッ」
れ「wwwwww」
わざと聞こえるように舌打ちするも、恋ちゃんの愉快度をアップさせる効果くらいしかない。
しらばっくれているのかと訝しんだけれど、椎であるまいし、そこまで小悪魔的なことを考えてはいないかと思いなおした。
しらばっくれているのかと訝しんだけれど、椎であるまいし、そこまで小悪魔的なことを考えてはいないかと思いなおした。
れ「もっと盛大に吹いてくれるかなと思って、ノートを下にどけたのにぃwww」
俺「コノヤロウwww」
れ「えーっ、だって、また『かーくん』が報告する時のネタを作ってあげたんじゃんw」
俺「余計な御世話だ!w」
俺「コノヤロウwww」
れ「えーっ、だって、また『かーくん』が報告する時のネタを作ってあげたんじゃんw」
俺「余計な御世話だ!w」
あ、恋ちゃん、使わせてもらったよ。(私信)
俺「とりあえず、だ。愛には受験が終わってから言うつもりだから、それまで内緒にしてて」
れ「えー?どうしよっかなぁー?w」
俺「…………今、バイト休んでいるから金欠なんだよ」
れ「奢ってもらおうとなんてしてないってwww」
れ「えー?どうしよっかなぁー?w」
俺「…………今、バイト休んでいるから金欠なんだよ」
れ「奢ってもらおうとなんてしてないってwww」
互いにテンションが上がっていて大声になりそうなところを、何とかヒソヒソ話にする。
今、同じ家に愛がいることを忘れちゃいけないのだ。
今、同じ家に愛がいることを忘れちゃいけないのだ。
あ「何を楽しそうに話してるの?」
俺「おわっw」
俺「おわっw」
いつの間にかに着替え終わった愛が戻ってきていた。
声が大きかったのは最初だけで、重要なところは聞かれていない……はず。
声が大きかったのは最初だけで、重要なところは聞かれていない……はず。
れ「んーとねwwww何の話だっけ、『かー』……じゃなくて、かーくん?www」
俺「いやぁ、恋ちゃんは本当に可愛くて賢くて良い娘だよなぁーって話だよw」
あ「……何それ、キモチワルイ」
れ「ひどっ!w」
あ「冗談だってww半分w」
俺「半分本気かよ!www」
れ「リアリティがあって余計に傷つくわぁ……」
俺「いやぁ、恋ちゃんは本当に可愛くて賢くて良い娘だよなぁーって話だよw」
あ「……何それ、キモチワルイ」
れ「ひどっ!w」
あ「冗談だってww半分w」
俺「半分本気かよ!www」
れ「リアリティがあって余計に傷つくわぁ……」
そう話す恋ちゃんだが、顔は演技で落ち込んでいるのが見え見えですぐに笑みを戻していた
愛も妹をからかいご満悦のようで、楽しそうだった。
そんな姉妹を見ながら、俺は後で恋ちゃんと今後の打ち合わせをしないとなぁと密かに思っていた。
愛も妹をからかいご満悦のようで、楽しそうだった。
そんな姉妹を見ながら、俺は後で恋ちゃんと今後の打ち合わせをしないとなぁと密かに思っていた。
――――――――――――
こんばんは。
報告形式を希望する人が多かったので、頑張ってみました。
が、久しぶりすぎて感覚が分からないなw
どうやって書いてたかなぁ、昔の俺。
期待に応えられているといいんだけど。
報告形式を希望する人が多かったので、頑張ってみました。
が、久しぶりすぎて感覚が分からないなw
どうやって書いてたかなぁ、昔の俺。
期待に応えられているといいんだけど。
今回の話はご覧のように、恋ちゃんにスレバレしたときの話です。
スレバレしたのが恋ちゃんだというのは、ほとんどの人が正解でしたね。
最近では、実の妹よりも、恋ちゃんの方が妹っぽく感じるくらいまでになってきてしまったw
スレバレしたのが恋ちゃんだというのは、ほとんどの人が正解でしたね。
最近では、実の妹よりも、恋ちゃんの方が妹っぽく感じるくらいまでになってきてしまったw