ZGMF-1017GR ジングラディエイター

【型式番号】 ZGMF-1017GR
【機体名】 ジングラディエイター
【読み方】 じんぐらでぃえいたー
【所属陣営】 ザフト
【パイロット】 ザフト一般兵
【分類】 地上用量産型MS現地改修機
【動力】 バッテリー
【装備】 抜塞剣「リヒトシュヴェアート」
ビークスダガー
M68 パルデュス 3連装短距離誘導弾発射筒
M67 シーミア 電磁リニア砲
【試作機】 YMF-01B プロトジン
【ベース機】 ZGMF-1017 ジン

【詳細】

ZGMF-1017 ジンをベースとしたバリエーション機。

ザフト軍が地球降下作戦における投入する陸戦特化型のMSとして、ジンをベースに前線の意見を取り入れる形で現地改修したMS。

そのシルエットはZGMF-1017M ジンハイマニューバにも似たもので、バックパックの大型スラスターと機体各部に備わる高機動戦闘状態での軌道修正を行うことを目的としたサブスラスターを組み合わせることで高い機動性を発揮する。
またこの大型スラスターにはM67 シーミア 電磁リニア砲が一体化し、数種類の砲弾を使い分けることが可能。

リニアガンとしての威力は115mmレールガン シヴァに劣るとされているが、これはジンの出力限界の問題であり、2門装備することでその問題点を補っている。

メイン武装は抜塞剣「リヒトシュヴェアート」と呼ばれる2振りの大型実体剣。
MA-M3 重斬刀を上回る金属密度と硬度を有し、大型化した刀身は敵陣地の破砕を目的としたもの。
また対MS戦闘用としてビークスダガーを装備し、突き刺すことに特化した形状によって敵機の装甲の隙間に突き刺し高電圧を流し込むことでショートさせる使い方が可能。
また装甲を突き刺した後ねじり切ることで引き剥がすこともできる。

ジンのオプション兵装の一つでもあったM68 パルデュス 3連装短距離誘導弾発射筒はホバリングシステムを追加したことで陸上での機動性を底上げすることとなった。

本機体はいわば重力下での活動に対応した陸戦型のジンハイマニューバといえる。
あちらはジンの機動性能向上を目的として改良した延命プログラムの一種であり、「MMI-M729エンジン」を組み込んだ高機動スラスターはこのジングラディエイターにも採用されている。

腕部や腰部等重力下においての高機動戦闘を行うにあたって負担が増大する箇所は追加装甲を施しているが、メインスラスターが高出力と言えども大気圏内を単独飛行するほどの推力は無いため陸戦に特化する形によってジンの汎用性は失われてしまったとも言える。

グラディエイター(剣闘士)という名前は、限定空間での作戦行動を前提とした本機を闘技場の中で戦う古の剣闘士達になぞらえる形で与えられたもの。

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最終更新:2024年10月13日 04:27