【詳細】
次世代機就役までの繋ぎとして近代化改修を行い、宇宙での加速性能と航続距離を向上させるため、後にミーティアに搭載されたスラスターのプロトタイプとなったMMI-M729エンジンをメインスラスターとして搭載。
さらに増設した各部のスラスターで旋回性能を高めたジンの高機動仕様。
また、高機動化に合わせて加減速や旋回時に各関節部に発生するモーメントも増大したため、各部関節強度も一般型に比べ約30パーセント強化された。
信頼性と生産性の確保を最優先として設計されているため、すべて既存の技術で作られていて特に革新的な機能は持たないものの、ジンがベースであるため高い操作性と整備性を持っていたことから前線から強く支持された。
そして次世代型量産機として
ZGMF-600 ゲイツが配備された後もこの機体を希望するパイロットが少なくなかったという。
加速・旋回性能では後発機である地球連合軍の量産型MSであるダガー系を上回り、高機動MSの開発に遅れを取っていた地球連合軍もテクノロジー解析のため傭兵に実機の鹵獲を依頼した程。
ハイマニューバを愛用したパイロットとして、「ドクター」の異名を持つミハイル・コーストのほかラウ・ル・クルーゼもまたシグーが配備される前はこの機体に登場していたという。
SEEDDESTINYの時代には格闘戦用にチューンナップした
ZGMF-1017M2 ジンハイマニューバ2型が登場した。
本機体の派生であるが、こちらは宇宙空間での機動力を重視し加速性能や航続距離において分があり、2型は運動性能に優れていると棲み分けがされている。
【余談】
HGキットとして一般発売。
ジンをベースに新規パーツを組み込む形で再現されている。
最終更新:2025年01月05日 03:20