【詳細】
深宇宙探査開発機構「Deep Space Survey and Development Organization」=D.S.S.Dに配備された宇宙活動用量産型MS。
型式番号の「UT」は多目的型民生機を意味し、施設内の警備・戦闘から、作業活動にも対応可能な高い柔軟性を持つ。
頭部はブレードアンテナ及び、アストレイシリーズを始めとした多くのMSに採用される機関砲が排除され、代替として左後頭部にロッドアンテナを設置。
頭部には高精度センサーが集中配置されこのセンサーを宇宙空間内を漂う微細デブリから保護する為に、顔面をクリアタイプの防護バイザーがそのまま残されている。
このように高い機動性やセンサー類の豊富さが特徴であるがその反面、火力面では正規の軍用MSに比べ力不足。
さらに機体には軍用機のような装甲は全く施されていないため、被弾に対する防御はシールドのみに頼っている。
ジャンク屋組合はこのMSをベースに、D.S.S.D以外の一般向け販売用MSとして
MWF-JG73 シビリアンアストレイJGカスタムを生産・販売。
一般販売用との差別化を図る便宜上、UT-1Dを「D.S.S.Dカスタム」と呼称するために誤認されることが多いが、本機はMWF-JG73のD.S.S.D用改修機ではなく、本機がベース機にあたる。
最終更新:2012年10月03日 11:19