MBF-M1 M1アストレイ

【型式番号】 MBF-M1
【機体名】 M1アストレイ
【読み方】 えむわんあすとれい
【所属陣営】 オーブ
【パイロット】 アサギ・コードウェル
マユラ・ラバッツ
ジュリ・ウー・ニェン等
【分類】 オーブ軍量産型MS
【動力】 バッテリー
【装備】 75mm対空自動バルカン砲塔システム イーゲルシュテルン
71式ビームライフル
70式ビームサーベル
対ビームシールド
EF-24R フライトローター シュライク
【改修機】 MBF-M1A M1Aアストレイ
【関連機】 MWF-JG71 レイスタ

【詳細】

オーブ軍が開発した量産型MS。機体名の「M1」はModel1の略称であり、量産型1号機を意味する。

モルゲンレーテ社が設計、開発したもので地球連合軍の初期GAT-Xシリーズ及び、オーブがかつて開発した俗に言う「プロトアストレイシリーズ(レッドフレーム、ブルーフレーム等)」の開発データが参考にされている。

その開発にはザフトの技術者も携わっていたと言い、大まかな姿はフレームが赤(オーブにおいて赤はナチュラル用の機体であることを意味する)であることも踏まえ、プロトアストレイのレッドフレームに似ている。

ブラックボックス化されていたフェイズシフト装甲のシステムは解析できず搭載できなかったものの、高い強度と軽量性を両立した発泡金属を採用。
量産するためにオプション交換機能やセンサー機能をダウングレードしつつ、装備も基本的なものに限られるが機体構造の簡略化によってその信頼性や整備性は高く、発泡金属を採用したこともあって高い機動性を活かし敵の攻撃を回避するアストレイシリーズのコンセプトは継承されている。

その性能は地球連合軍のGAT-01 ストライクダガーやザフト軍のZGMF-1017 ジンにも匹敵し、あらゆる戦域に対応する高い汎用性を誇る。

しかし機体設計そのものは既に完成していたのだが、肝心の機体を動かすためのOSが完成せず、時期的にはヘリオポリス崩壊以後には完成していたとされるものの、そのOSはオーブ本国に立ち寄ったキラ・ヤマトの協力があって完成した。
それ以前にはMBF-P02 アストレイレッドフレームに搭載されていた試作型OSをイジっていたようでP02の運用データも踏まえて改良されていったものの、完成には程遠い状態だった。
キラの手が入ったOSはサーペントテールの叢雲劾らのテストを行いようやく完成したが、その際に八極拳と思われる格闘技のモーションを取っていたり、本編中でも謎のポーズを取るM1アストレイが映る等、ジャンク屋もといP02のパイロットであるロウ・ギュールの関わりは示唆されていた(サーペントテールのイライジャもロウの関与に感づいている)。

そうしたすったもんだありつつ、不具合の修正を終えた叢雲劾からもその完成度には太鼓判を押し、その上で実践経験の乏しいパイロット用戦闘マニュアルを作成し実戦に投入されることとなった。

武装はビームライフルビームサーベル、シールドとシンプル。
機体設計が優秀であるため、量産に伴い固定武装は頭部バルカンしかないが、9.1メートル対艦刀等ある程度オプション兵装を装着が可能。
SEEDDESTINYではEF-24R フライトローター シュライクという大気圏内用を飛行するためのオプション兵装が用意される等、オーブ軍の主力としてその存在感を発揮した。

外伝作品では宇宙戦闘用に改修したMBF-M1A M1Aアストレイが登場。
撃墜されたM1アストレイ等から設計データ、または機体そのものがテロリストの手に渡る等して国外に流出し、オーブ復興に協力したジャンク屋組合がMWF-JG71 レイスタとして開発、販売している。
レイスタをベースとしたUT-1D シビリアンアストレイDSSDカスタムが後継機として開発されるなど、その系譜は華々しい活躍はしなかったものの、確かに受け継がれていった。

MVF-M11C ムラサメはM1アストレイの後継機として戦闘機型のMA形態への変形機構を組み込んだ防空の要として設計されている。

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最終更新:2024年09月06日 00:36