本名: グリマ・ハイネツェル
性別: 男
年齢: 外見70歳(実年齢不明だが少なくても400歳以上)
出身: 不明
属性: 聖
クラス:賢者
趣味: 錬金術、呪文研究
詳細
深遠なる
アイルベールの森の奥深くにいる賢者。年齢は不明だが、史実には400年以上前に登場するため、人知を超えた存在である事は確か。ゼラ伯爵と戦った賢者として史実に残る。また、その際に家族を亡くしている。ゼラ伯爵討伐後、人間の前からなぜか姿を消し、アイルベールの森でひっそりと暮らしていた。
この物語では
カイムの育て親として登場し、様々な知識をカイムに教える。また、カイムが魔力を持った事件に深くかかわっており、その時に
グレイト学園のトールマン学園長とも会っている。それから、何かしらの繋がりを持っていると思われ、カイムをトールマンの元に預けることを決意する。その真意は謎に包まれているが・・・・。
実はゼラ伯爵はもともとグリマの師匠とも言える存在であり、錬金術も彼から学んだ。元々天才肌だった彼は、ゼラが成功できなかった実験に次々と成功へ導き、ついには賢者の石の生成一歩手前までの成果を挙げる。その成果を疎ましく、また、手に入れようとしたゼラ伯爵の怒りを買い、また、真実(初めのころは彼が残忍な吸血鬼だとは知らなかった)を知り、立ち向かおうとする。その過程でも彼は賢者の石の生成研究を重ね、ついには生成に成功するがその副作用で不老不死となる。不老不死の体を手に入れた彼は、錬金の力を応用しついにはゼラ伯爵を封印ではなく消滅させることに成功する。その時に連れ添っていたアウラ・クロイ・シューベルツ?とフィア・ネーデル・ストライツ?を助けるため、彼は不老を失うことになり、その後、アウラ?が起こした事件により賢者の石と自ら力を森の中に封印する。しかし、その封印もアイルベールの森結界崩壊事件にて破られることとなる。その際に、彼の身にもある異変が生じる。現在、アウラ?とフィア?を失って以来、ずっと一人で暮らしてきたが、数年前からカイムとともに暮らし始めている。また、嫌がるカイムを学園に行かせようとするのは、単に人との関わりを持って欲しいと言うだけではなく、別の企みがあり、それは未だにベールに包まれている。
賢者の石
現存する物質で唯一、外部干渉なしで強大な魔力を発し、その魔力、その魔力吸収度が無限大とされる。また、全ての物質に不飽和(どんな力でも破壊することできない)とされているが、ある条件かではすべての物質と親和性を持つとされる。その条件下で作用した場合、その干渉した全ては均一的なものとなり、何かを得る代わりに何かを失う。
魔法科学的分野においてはエーテル(一般には宇宙の質量がない空間に満たされてあると仮定されているもの)的なもので、反物質が存在しない(質量お持たない、素粒子から組成されていない)もの。全ての質量保存の法則に当てはまる事がないため、超弦理論を用いての説明も困難(超原理論における空間の歪を現とした模型の場合、時間軸方向のベクトルをとると合成時に質量が生じてしまうため)とされる。尚、それは当然のことで、賢者の石とはグリマ曰く、歪の帳尻合わせの産物だからである。
アイルベールの森結界崩壊事件
アイルベールの森奥地にグリムが自ら力を封印するために張った結界が崩壊した事件。グリマの施した封印は通常のものには全く察知不可能なものだが、ある高魔術、または魔力を全く持たぬものには感知されてしまう危険性がある。尚、こう魔術は少なくてもこの世界の通常の高位魔道師レベルでは全く及ばず、精々エルフの高齢の者、もしくはヴァンパイアクラス(ハーフ程度の魔力では無理)である。グリマはこれを利用し何かを企んでいたようだが、それもこの事件によっては為せなかったようだ。
この結界を張っていた力。その力の実体は賢者の石でグリムはこの封印の間、不老を保てなかったとされる。その理由はいくつかあるが、グリマの過去の日記(外伝:アイルベールの森の中より)から、その目的は賢者の石の消滅のためであったと予想される。今回はアイルベールの森に眠るという噂を聞きつけた某人物により、この結果が破られてしまう。この結果が破られたきっかけで、その結果を中心としたいくつかの地域で賢者の石の影響を及ぼしてしまう。その現象は具体的に次の通りである。
※まだまだ書きかけです。カイム等のネタバレ含むため確認しながら小出しします・・・・w
最終更新:2007年12月13日 21:12