鉄鋼業界

今、鉄鋼業界はかなり熱い。専門商社で目立つのはやはり鉄鋼部門。メタルワンとJFE商事の売上は2兆を超えている。
住金や阪和など特徴的な会社も多く、神鋼商事、金商、日鐵商事など載せてはいないが実力企業も多い。

年収


133 :就職戦線異状名無しさん:2008/07/27(日) 16:11:38
従兄が鉄鋼専門なんで30代で1000万超えれるか聞いてきた。

【鉄鋼】総合職30代で1000万以上
阪和興業  900万 NA 37.7歳 →可能
岡谷鋼機  870万11.1%40.2歳→可能
住金物産  816万 0%42.1歳→可能
JFE商事  961万10.7%41.7歳→可能
神鋼商事  762万19.0%41.0歳→微妙
日鐵商事  730万14.3%38.5歳→可能

鉄鋼商社マンの話

わたしはある鉄鋼関係の商社に勤めている者で、今年入社5年目に突入いたしました。
そこでこれから書く内容は実際に勤めて感じたことで、それもマイナスの部分について書かせていただこうと思います
(おそらくプラスの内容は説明会などで散々聞いていると思いますので割愛します)。
商社志望の学生全員、特に鉄鋼関係の商社志望の学生の方の参考になれば幸いかと思います。

●「商社は激務か」という質問に関して。
これはイエスと言わざるを得ません。
というのも商社というのは、今慢性的に人材が不足しているからです。
特にこの鉄鋼業界はバブル以降非常に落ち込んでしまったもので、2005年の中国需要が出てくるまで
ほとんどと言ってよいほど新卒採用がありませんでした。またその間リストラを含む大量退職で戦力となる中堅が大幅に減ってしまっています。
そして先ほども述べたとおり、突然勃興してきた中国需要の結果、「人材不足のため需要はあってもその需要についていけない」という無意味な状況になっています。
昨年入社の子で、直属の上司が突然異動になってしまい、仕事を振られ、毎日夜の1時ぐらいまで仕事をしている子もいます。
そうでなくとも大体の社員は夜9~10時位の帰りです(私も早くて8時半と言ったところです)。
さらに職種の都合上、どうしてもメーカーとユーザーの間で無理な注文を両サイドから押し付けられる上に、上の人間たちからのプレッシャーもあり、縦と横から板ばさみにあって相当なストレスです。
最近は鉄鋼の値段でいさかいが多いのです。
このように非常にきつい仕事内容であると心得ておいてください

●人間関係について
この業界は旧態依然とした業界で、上下関係は軍隊的な要素が強いです。
飲み会も激しく酒が飲めない人には相当きついです。平日でも朝2時、3時は珍しくありません。
さらに上記のようにバブル以降新卒採用がほとんどなかったこともあって、おおまかに言うと91~93年入社の方たちの
次の年代が2004年入社と言う風に、とても開きがあります。
そのため、感覚の違いで上と下の人間がなかなかよいコミュニケーションを取れないという状況になっています。
それに拍車をかけて激務ということで、どうしても意識のズレが生じてきている感があります。
人間関係を築くのもなかなか他業種に比べて、骨が折れるのではないかと思います。

さらに雑感として現在この業界は、復活してきていると言いますが、それはあくまで一時的な需要があるからで
決して日本の企業が優れているからとかいう理由ではないです。さらに競争力に関しても、外資には二歩も三歩も劣っているため
いつ食われてもおかしくないという危機的状況であると感じます。
例として新日鉄はアルセロール・ミタルという会社の買収を回避しようとあくせくしてます。
この業界はメーカーと運命共同体にあるので、メーカーがこければ商社もこけます。


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最終更新:2008年07月29日 22:17
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