真木清人

「良き終わりを」

【名前】 真木清人
【読み方】 まき きよと
【俳優】 神尾佑
【登場作品】 仮面ライダーオーズ/OOO
【初登場話】 第9話「ずぶぬれと過去と灼熱コンボ」
【分類】 人間、グリード
【コアメダル】 プテラ×2・トリケラ×2・ティラノ×1=5枚
【管理するコアメダル】 タカ×1・クワガタ×1・バッタ×1・ライオン×2・トラ×3
チーター×3・サイ×1・ゴリラ×1・シャチ×1・ウナギ×2・タコ×1=17枚

【詳細】

『仮面ライダーオーズ/OOO』に登場する鴻上ファウンデーション・鴻上生体工学研究所の天才研究員。
年齢は35歳。

劇中での敬称は「博士」、「Dr.(ドクター)」。

「ライドベンダー」や「バース」といったメダルシステム開発の功労者であり、技術力は非常に高く天才なのは疑いようのないことなのだが、眼鏡をかけ、研究室内外問わず白衣ではなく黒尽くめの服を着用し、
生気の少ない能面の如き無表情な風貌、更には常に抑揚の少ない口調で無感情に話すなど全身から怪しい雰囲気を漂わせている。

上記の台詞が口癖。

また、赤子を模した無気味な人形・キヨちゃんを左腕に乗せており、
それに対して話し掛ける形でなければ他人との会話が出来ない。

無表情ではあるが無感情という訳ではなく、他人にキヨちゃんを汚されたり叩き落されたりなど何らかの被害が及ぶと、
普段の冷静さからは想像もつかない程平静を失いパニックを起こす。

元々は姉・真木仁美以外とまともに会話することも出来ない少年で、
彼女が結婚直前に渡した人形がキヨちゃんであり、仁美の命を奪ったのも実は少年時代の彼である。

自分以外の研究対象となる者を「観察」することを好む反面、
自分が観察されることを何よりも嫌う潔癖症かつ几帳面な性格であり自分の研究以外の事などには興味を持たない。

研究の過程でどれだけの犠牲が出ようと意に介さないが、バースの装着者である伊達明が居候するようになってからは彼のアバウトな性格によって徐々にペースを乱されつつ有り、

彼が持ち込んだクスクシエのチケットに映った白石知世子が少年期に死別した姉の仁美に生き写しであることを知ると、仕事も放り出して彼女を観察するようになる。
やがて知世子と会話する機会を得るも、彼女は姉とは違う人間だと思い知り、
姉を手に掛けた自身の忌まわしい記憶を呼び覚まされてしまう。

鴻上光生とは基本的に主従関係を保っているが、鴻上とは対照的に「物事は終わりを迎えて初めて完成する」として「終末」に大きな価値を見出している。
また、鴻上の「メダルをオーズに集約させる」という方針には「他にも様々な可能性がある」として賛成とは言い難い素振りを見せており、
オーズに不満を抱く後藤慎太郎を唆したり、接触してきたカザリと結託したりと様々な可能性を探っている。
第30話で過去との決別を宣言し、多数のカンドロイドと共に鴻上ファウンデーションを離反する。

第31話で紫のメダルを持ち出しており、それを結託したカザリの手によって投入しグリードに近い者へと変貌した。
その後もグリードの力との同化を進め、ついには第42話にて両腕が完全にグリードのものとなり、更にシルエットにて全身がグリード化した。
そんな中で結託していたカザリも用済みになると排除する行動に出て、最期を迎えさせた。

最終回ではウヴァを自身が想像する破滅を怪物へと暴走させ、世界の終末を引き起こそうとしたが、アンクの割れたコアメダルを含めた3枚のメダルで変身したオーズタジャドルコンボに倒され、その際に発生したブラックホールに飲み込まれつつ「私の終末…、私が完成して(死んで)しまう…」と呟きつつ最期を迎えた。

なお、彼の研究室にはキヨちゃんの着替えが大量にあるばかりでなく、異形の存在が集う『来たるべき終末』を表した謎の絵が存在している。

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最終更新:2024年07月21日 21:34