鴻上光生

「ハッピー・バースデー!!」

【名前】 鴻上光生
【読み方】 こうがみ こうせい
【俳優】 宇梶剛士
【登場作品】 仮面ライダーオーズ/OOO
【初登場話】 第1話「メダルとパンツと謎の腕」
【分類】 人間

【詳細】

謎の巨大財閥「鴻上ファウンデーション」の会長。

本編開始当時は43歳。

強面の外見に似合わず趣味としてケーキ作りを行い、鴻上ファウンデーション本社の会長室には最新のキッチン設備を設置している程。
「誕生」という概念に至上の価値を見出しており、記念日や誕生日など、何かにつけてバースデーケーキを作成し贈呈している(社員の誕生日には勿論、提携企業のビルの完成パーティ、アンク(ロスト)や紫のメダルのグリードの行動開始)。

常に異様なテンションの口調で喋り、「素晴らしい」が口癖。
人当たりは良いが、自信に満ち溢れた態度と口先のブラフだけでアンク]を手玉に取る程の強かさを見せ、本心を窺い知ることは出来ない。

人の欲望が持つ力に魅せられており、「欲望による世界の再生」を目的として掲げ欲望の結晶であるオーメダルを集めている。
メダルを奪い合うになるグリードやオーズの復活も「よりメダルを効率的に集める手段になる」として歓迎しており、オーズとアンクに対しては積極的にツールを提供する事の代償として「回収したメダルの60%を譲渡する」という契約を結ばせた。

部下に関しては仕事に対する忠実さや矜持以上に、それらを無視してでも自分の欲望に忠実な者を評価する傾向があり、真木清人の暗躍を察知しながらも「純粋な欲望によるもの」としてむしろ歓迎し、仮面ライダーバースの装着者に伊達明を選んだ理由も、彼が「一億円稼ぐ」という欲望に忠実だからである。

逆にプライドが邪魔して欲望に忠実になれない後藤を彼流の表現で批判した事もある。
ただし、最も大切な欲望は「自らの欲望」であり、それの邪魔になるならばどんなに素晴らしい欲望でも叩き潰すと明言しており、本格的にカザリと結託しようとする真木には忠告(実質的には脅迫)を与えた。

彼が登場するシーンのほとんどは会長室で、外出しているシーンは第32話で鴻上が恐竜系のメダルの事を伝えに直接クスクシエに行った時のみである。

一応はオーズ側についてはいるものの、セルメダルの収集のためにグリードとヤミーも必要と考えており、人的、物的被害については全く気にしていない。
第1話では復活したグリードに自社のライドベンダー隊が虐殺され、次々と生命反応がロストしていくのを見ながら、嬉々としてグリードの復活を祝うケーキを作っていた。

その他にもアンクの身体からコアメダルを抜き取りアンク(ロスト)を生み出す、紫のメダルを持ち帰る。
パラレルではあるがドイツの遺跡を発掘して錬金術師ガラを復活させるなど、彼の行動でオーズが窮地に陥った事が多々ある。
ある意味、『仮面ライダーオーズ/OOO』という物語の全ての元凶ともいえる存在である。

その正体は長らく謎であったが、『劇場版 WONDERFUL 将軍と21のコアメダル』でガラが「我を封印した者の子孫」と言っており、先代オーズである王の子孫であるが示唆されている。

第15話では5000枚ものセルメダルを真木清人の所に輸入させ、更に終盤の第47話では無限とも言えるセルメダルを所持している事が判明した(何故これ程の数のメダルを持っていたかは不明だが、彼が800年前のオーズの子孫であることが関係していると思われる)。

彼の目的は現代のオーズ/火野映司を神にも近い存在の真のオーズにすることで、第47話で自分の欲望(誰でも助けられる力が欲しい)を自覚した映司を恐竜系コアメダルを手放してセルメダルを吸収するように唆し、彼に10枚目のコアメダル3枚を渡してタトバコンボへと変身させる。

その後、メダルの器 暴走形態により崩れゆくビルの中でケーキを作っていたが、
最終決戦の後のEDでは何故かしっかり生き残っており、里中エリカを通じてクスクシエにケーキを届けさせた。

彼の真の目的は欲望による世界の発展であった。

『MOVIE大戦MEGAMAX』では新たなコアメダルの生成を模索しているが、未来からの脅威によりその計画が破綻するのを知ってしまう。

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最終更新:2023年04月09日 14:34