「俺はダブルではなく… 仮面ライダー、アクセルだ!!」
【名前】 |
照井竜 |
【読み方】 |
てるい りゅう |
【俳優】 |
木ノ本嶺浩 |
【登場作品】 |
仮面ライダーW |
【初登場話】 |
第18話「さらばNよ/友は風と共に」 |
【分類】 |
人間、仮面ライダー |
【詳細】
風都警察署に新しく配属された若い刑事。
アクセルメモリとアクセルドライバーを使い仮面ライダーアクセルに変身する。
単独行動を好み、常に革ジャンのライダースファッションを好むなど刑事らしからぬ風貌をしているが、若くして警視に就任する程非常に優秀。
ドーパント関連事件の捜査を担当する「超常犯罪捜査課」を風都署の3階に構え、その課長となりドーパントがらみの犯罪を追う。
普段はドゥカティ社製の赤いカスタムバイク「ディアブロッサ」に乗り移動を行う。
このバイクにはホルダーが付けられており、エンジンブレードは普段このホルダーの中に収納されている。
彼は一警察官として優秀なだけでなく、格闘技やバイクの操縦技術にも精通。
父の雄治もまた警察官であり、父と同じく警察官の道を歩む普通の青年だったが、「Wのメモリの持ち主」が起こした無差別殺人によって両親と妹の春子の命を奪われる。
目の前で家族が砕け散った場面が強い印象として残っており、
家族の仇に復讐をするため、シュラウドからエンジンブレードとアクセルメモリ、アクセルドライバーを授けられ仮面ライダーに変身する力を得た。
性格はハードボイルドを地で行く隙の無い一匹狼で、他者に質問されることを極度に嫌い、「俺に質問するな」と一蹴する。
クールに見えてその実かなりの激情家であり、過剰な復讐心から暴走し易く、仇討ちを擁護するような警察官としてあるまじき言葉を口にしたことも。
また、異性に対する免疫が皆無でもあり、積極的にスキンシップを取ってくるマジシャン・リリィ白銀にはいつものクールさが消え狼狽する一面を見せた。
登場直後は民間人でありながらドーパント事件に首を突っ込んでくる
左翔太郎たちを快く思っていなかったが、インビジブルメモリの事件を通して翔太郎達から「仲間」と認められ、自身も彼らを「大切な仲間」だと自覚するようになる。
その後は態度も軟化し始め、翔太郎達の窮地には積極的に駆けつけ、彼らを助けている。
両親の敵が判明するとその復讐心から暴走することも多々あったが、妹の面影が重なる少女を救うために自らの限界を超えアクセルトライアルの超高速移動を制御しウェザー・ドーパントをメモリブレイクする。
作中の終盤において自分がドーパントの精神系攻撃に耐えられる特殊な体質であることと、シュラウドがそれを利用してテラー・ドーパントへの対抗策として自分を利用していたこと、
井坂深紅郎にも同様の目的でウェザーメモリを与えていたことを知り、今度はシュラウドへの憎しみに執着しかける。
オールド事件の当事者たちの姿を通して、シュラウドの行動理念の根底が「息子を救おうとする親の愛」であったことを理解し、彼女の犯してきた罪を赦すと共に「憎しみの力ではなく仮面ライダーとして琉兵衛を倒す」と誓い翔太郎や
フィリップと共にこれを成し遂げた。
「ミュージアム」が壊滅し、財団Xが風都から撤収した後も超常犯罪捜査課に残り、
鳴海探偵事務所と共にドーパント犯罪の取り締まりを続けている。
本編の後日談となる『MOVIE大戦CORE』では
鳴海亜樹子と結婚することが判明。
OV『仮面ライダーアクセル』では主役となる他、結婚後の姿が描かれた。
『仮面ライダードライブサーガ』の時代では亜樹子との間に一子をもうけており、その娘を溺愛している(名前はハルナというらしい)。
更に刑事で仮面ライダーの先輩として泊進ノ介とその仲間である詩島剛と共演することになった。
アクセルに変身する際の掛け声は、「変・・・身!!」と間を空けて叫ぶが、これはダブルとの違いをはっきりさせるためのアドリブであることが、演じる木ノ本氏により明かされている。
最終更新:2024年07月04日 15:56