池波流ノ介

「この池波流ノ介、殿と見込んだのはただ1人!!これからもずっと!!」

【名前】 池波流ノ介
【読み方】 いけなみ りゅうのすけ
【俳優】 相葉弘樹(現:相葉裕樹)
【登場作品】 侍戦隊シンケンジャー
仮面ライダーディケイド
【初登場話(シンケン)】 第一幕「伊達姿五侍(だてすがたごさむらい)」
【登場話(ディケイド)】 第24話「見参侍戦隊」
第25話「外道ライダー、参る!」
【分類】 人間

【詳細】

シンケンジャーのシンケンブルーで、「水」のモヂカラを受け継いだ侍。

歌舞伎役者の家系出身、4人の家臣の中で最も武士道や忠義心を教え込まれた、白石茉子曰く「純粋培養の」。
メンバーの中ではサブリーダーを務め、志葉丈瑠を「殿」と呼んでいる。

アヤカシやモヂカラに関する知識が豊富かつ実力も高いことから、丈瑠が不在の時には彼がスーパーシンケンジャーへ変身したり、巨大戦の指揮を執る事も多い。

戦闘スタイルは基本に忠実で、教科書通りに動く稽古であれば丈瑠と同等以上の実力を発揮出来るが、常に状況の変化する実戦においては一歩劣る。

礼儀を重んじ、黒子達にも敬意を払う事を忘れない実直な性格で、日常の生活も非常に規則正しく自ら決めたタイムスケジュールで過ごしている。
その正確さはまるで機械のようで、毎日武術と体力錬成、歌舞伎の自主練習を欠かさない。

生真面目で使命感が強いが、その一方で落ち込み易かったり、ハイテンション(その時は普段あまり使わない俗語も使う)にもなり易い等良くも悪くも感情の起伏が激しいムードーメーカー。
ノリのいい行動から機転が効く事もあり、第十二幕でテンクウシンケンオーへの初合体や第三十五幕でサムライハオーへの初合体もハイテンションになった彼が勢いで発動させた事が元だった。
なお、テンクウシンケンオーへの合体やサムライハオーのネーミング、『シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!!』でのサムライフォーメーション23なども彼の発案で、この点においては丈瑠も一目置いている(テンクウシンケンオーへの合体を果たした際には「初めてお前に感心したぞ」とまで言われた)。

時代錯誤な思考故に天然ボケな一面もあって無闇に先走ってしまうが、それが結果として突拍子も無い言動に走らせる事も。
特に巨大戦では、第二幕で初めてシンケンオーに合体する際には合体方法手順を誤った(エンブレムモードの折神を盾縦に重ねただけ(花織ことは曰く「おでん」)で、獅子折神が余っていた上本人は間違えていた事に気付かなかった有様)り、第十三幕で丈瑠の指示を誤解してアヤカシ・ナキナキテにダイテンクウを合体させてしまったりなど自身だけでなく仲間までもピンチに追いやってしまうこともある。

役者時代には歌舞伎界を盛り上げるべく同年輩の役者と組んでの公演も企画していた。
しかし、その最中にとしての招集された故に歌舞伎への未練を覗かせる事もあった。
なお、歌舞伎では女形も経験しており、女装による囮作戦を実行した事もあるが、本人は女形は苦手な様子。

初期は侍としての知識や覚悟が不足している谷千明を「落ち零れ」と見たり、梅盛源太を侍と認めなかったりと他のメンバーとよく衝突していたが、その後彼らをよく理解して打ち解けていき、特に千明とは正反対なタイプでありながら、互いの足りない部分を補い合う仲となった。ことはからは「流さん」と呼ばれ慕われている。

良くも悪くもとして忠実な為、本物の当主として志葉薫が現れた時には影武者である殿・丈瑠と本物である・薫との間での感情の揺れ動き方が一番激しかったが、小松朔太郎に諭され丈瑠との絆を優先し、丈瑠を立ち直らせている。

最終幕では丈瑠の信頼を受けて血祭ドウコクの一の目に止めを刺す事を任され、志葉家のモヂカラディスクを使用して見事仕留める事に成功した。
最終決戦の後は別れの舞を舞って見せ、再び歌舞伎の世界に戻っていった(自分の講演がある場合にはチケットをメンバーに送る事を約束している)。

『帰ってきたシンケンジャー』ではアヤカシ・デメバクトが作り出した幻想世界において、丈瑠を差し置いて殿(池波家十八代目当主)を名乗り、森の動物戦隊シンケンジャーを率いていた(その為、戦いが終わった後にその事を突つかれ、「下克上を狙ってる」と言われてしまった)。

【余談】

企画段階の初期設定では「日下部彦馬の孫」だとされていた。

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最終更新:2018年09月26日 19:49