「プログライズ! Giant warking ブレイキングマンモス! Larger than life to crush like a machine.」
【ライダー名】 |
仮面ライダーゼロワン ブレイキングマンモス |
【読み方】 |
かめんらいだーぜろわん ぶれいきんぐまんもす |
【変身者】 |
飛電或人 |
【スペック】 |
パンチ力:25.2t キック力:38.6t ジャンプ力:ひと跳び10.9m 走力:100mを6.5秒 |
【基本形態】 |
仮面ライダーゼロワン ライジングホッパー |
【声/俳優】 |
高橋文哉 |
【スーツ】 |
縄田雄哉 |
【登場作品】 |
仮面ライダーゼロワン(2019年) |
【初登場話】 |
第9話「ソノ生命、預かります」 |
【詳細】
飛電或人がブレイキングマンモスプログライズキーと飛電ゼロワンドライバーで変身したゼロワンのフォームチェンジ形態の1つ。
通信衛星ゼアとドッキングしている巨大ユニットがパージされジェットモードへ変形。
ワープゲートを通して地上に移動した後、ゼロワンライジングホッパーを内部に格納することでロボット形態へと変形し戦闘を開始する。
ゼロワンのフォームの1つとして扱われているが、ゼロワンそのものがフォームチェンジしているわけではなく巨大な外部ユニットを操る形になるため、他作品になる上フォームチェンジですらないが、
仮面ライダージオウにおけるタイムマジーンで戦闘を行っている状態に近い。
仮面ライダー鎧武 スイカアームズもまた巨大ユニットを装着してのフォームチェンジ例に該当するものの、あちらは素体となって呼び出した外装を装着する正真正銘のフォーム(形態)チェンジと言えるが、ブレイキングマンモスはそうではない。
巨体から繰り出す圧倒的なパワーとリーチが持ち味だが、本来は大型サイズを活かした人命救助用のユニットであったとされている。
頭部はバッタを模しているが、フォーム名のようにモチーフそのものはマンモス。
徒手空拳以外にも胸部に備えたグレインゴッドというマンモスの牙を模したブレードを武器とする。
滅亡迅雷.net、あるいはZAIAエンタープライズが用意していたギーガーと似ているが、ギーガーとブレイキングマンモスのユニットは根底技術が同じであるため。
【各種機能】
この姿のゼロワンは通信衛星ゼアからゼアの後部にある飛行ユニットが変形した上で装甲として装着されている。
この姿は他のフォームよりは大型なのが特徴。
「ゼロワンライジングホッパー」が内部で操縦し、主に大型の相手と戦う。
ライジングホッパーの頭部を意識したピットヘッドは触覚ゼロワンマンモスアンテナを持ち、内部の仮面ライダーゼロワンが通信衛星ゼアとの直接通信を行うための装置で、緊急時の制動などを行うために優位のシステムとして、ブレイキングマンモスのメインシステムとは切り離して運用される。
制御装置ゼロワンマンモスシグナルは様々なプログライズキーに適応するためのシグナル伝達システムを制御する役割を持ち、
装着者とのマッチングや情報伝達ロス、不具合などをチェックして能力拡張を理論値に近づけるための調整が行われる。
眼の部位を模した主視覚装置のマンモスアイは機体各部24カ所に設置された視覚装置の一部で、巨大な機体の全周を把握するために360°すべての画像情報を統合し、内部に格納された仮面ライダーゼロワンに送る役割を持つ。
胸部装甲にしてコアユニット、マンモスブレストは内部に「仮面ライダーゼロワン」を格納することで、ハイブリットライズを完了する。
全形態の操縦は、思考伝達型ハイニューロン接続により行う。
これにより大規模災害を想定した「大型救助システム」の一部として、現場への急行、状況把握、人命救助、負傷者の搬送までの各工程を単独で、かつ迅速に行うことが可能となる。
武器となる錨グレインゴットは「マンモスの牙」を思わせる装備で、内蔵の特殊チェーンと連結することで、海上や暴風時などの機体固定の他、牽引のためのアンカーとしても使用することができる。
電磁式ジョイントを切り離すことで手持ち装備としても使用可能となり、巨大構造物の解体撤去などに役立てられる。
疑似的なライズアーキテクターを構成している。
アンプルショルダーは両肩を覆う肩部装甲。
スペースヒデンアロイ製の大面積の装甲には、大気圏内外の空間を認識するための複合知覚装置が内蔵されている。
光、超音波、赤外線、地磁気などを検知し、衛星通信機器、レーダー装置、聴覚装置を駆使し、情報基地としての役割を果たす。
地上では、広範囲を知覚する必要があるため、地面から高い位置に設置されている。
腕部のクローラーマニピュレータはスペースヒデンアロイ製の圧力分散外装に、人間の腕と同じ構造を持つ垂直多関節とリニア・アクチュエータ駆動が内蔵され、圧倒的なパワーを生み出すことができる。
操縦は、思考伝達型ハイニューロン接続により疑似的にパワードスーツ「ライズアーキテクター」の一部とすることで、装着者の腕と変わらない感覚で扱うことができる。
これによりマンモスの機能を利用して装着者の能力を拡張している。
両腕部に装備したディレクトラクターという部位のトラクターフィールド発生装置。
指向性トラクターフィールドを用いて浮遊させる「マンモスプレッサー」などを自在にコントロール、収束照射により、スペースデブリや小隕石などの除去も可能。
マンモスプレッサーは両腕部に設けられたシールドであり、宇宙空間で生成され、量子変換されると密度が高まり強度を向上させる特性を持つ宇宙合金「スペースヒデンアロイ」で作られている。
プログライズキーを模した外見を持ち、崖崩れなどの土砂の撤去や分離させて堤防の決壊箇所の処置に役立てることができる。
また、脚部に装着することで、機体の重量と出力を最大限に活かしたプレスによる整地作業を可能とする。
拳のプレスナックルは最大で25.2tものパンチ力を発揮する。
一方で思考伝達型ハイニューロンによる操縦により、本来ショベルカーなどでしかできない作業を人の手作業のような繊細さで行うことができ、これにより救助活動の成功率が飛躍的に高められている。
飛電ゼロワンドライバーを模したシンボリックドライバーはブレイキングマンモスの象徴で、これを使っての操作などは行わない。
脚部のクローラーウォーカーは操縦に思考伝達型ハイニューロン接続により疑似的にパワードスーツ「ライズアーキテクター」の一部とすることで、装着者の脚と変わらない感覚で扱うことができる。
姿勢制御システムには「ポステックVer.2.2」を採用し、全身のリニア・アクチュエータ駆動を制御することであらゆるマニューバに対応して巨体な機体バランスを調整する。
左右の脛部に内蔵されたパワーユニット「ライズエンジンHD-6080」は、機体各部に動力エネルギーを供給、ジェットフォームのエンジンとしても大気圏の内外を問わず性能を発揮し、大気圏内での最高時速はマッハ7を誇る。
脚のマンモスネイルは宇宙合金「スペースヒデンアロイ」製の先端の爪で、ブルドーザー6台分の処理能力を持ち、あらゆる状態の路面でも踏破することができ、ジェットフォーム時にはエンジンの噴射口としても機能する。
必殺技は両腕に装備したマンモスプレッサーの片方を脚の先に装備し相手を押し潰すことを前提にキックを放つ「ブレイキングインパクト」。
【活躍】
第9話にて登場。
同型の容姿を持つ巨大兵器「ギーガー」と交戦、必殺技で複数のギーガーを破壊した。
以後も戦闘に利用しているが、冬の劇場版を含めると、3回ほどしか登場していない。
【余談】
最終更新:2024年10月17日 16:37