「海賊のパワー! ツーカイザー!」
【詳細】
ゾックス・ゴールドツイカーがギアダリンガーにツーカイザーギアをセットし変身するゼンカイジャーの「金色」の戦士。
額には「35」が刻まれているが、
オーレンフォームや
シンケンフォームではその戦隊に関する番号が切り替わる。
35番目のスーパー戦隊、
海賊戦隊ゴーカイジャーの戦士によく似た姿をし、「ギアダリンガー」は銃と剣に変形可能な万能武器。
腰のツーカイバックルに入った専用のギアを使うことができる。
両肩にはワニのようなパーツがあるが、強化変身すると消滅する。
口癖は「痛快にいくぜ!」。
専用武器「ギアダリンガー」は回転の他に舵輪を模した部分を叩くことで合いの手がなる仕組みになっており、ゾックスは変身時やフォームチェンジなどでタンバリンが如く叩いて踊る。
名前やシステムはゼンカイジャー(名称は
ゼンカイザーのものと似ている)、その見た目や能力はゴーカイジャーをベースにオーレンジャーやシンケンジャーとかなり要素をごちゃまぜにした戦士。
変身者であるゾックス・ゴールドツイカーは海賊トピアと呼ばれる異世界の住人であり、トジテンドが海賊トピアに攻め込んできた際に逆に攻め込みギアの設計図を入手。
そして、妹のフリント・ゴールドツイカーが世界を渡り歩く途中で見かけたゴーカイジャーのデザインに感銘を受けたことで、ギアダリンガー及びツーカイザーの外見にそれが反映された。
更に見た目が2頭身ロボットのような弟のリッキーとカッタナーがフォームチェンジに助力する。
最初は専用変身用センタイギアしか持っていなかったが、第11カイ!で自身の武器に連動するレジェンドのセンタイギア一式がフリントによって制作された。
第32カイではワルドの所為でゾックスと精神が入れ替わったフリントの状態で変身している。
誰が呼んだか「海賊戦隊の海賊版」。
姿が酷似しているゴーカイジャーとは姿を真似ているだけで背景などを一切共有していないヒーローであり、オーレンフォームやシンケンフォームも同様に世界を渡り歩く途中で目撃した戦隊の姿や戦い方を真似ているだけの可能性も高い。
後日談となる『ゼンカイジャーVSキラメイジャーVSセンパイジャー』では「ゴーカイジャー」のメンバー、
ゴーカイレッドと絡んでいる。
必殺技は「ツーカイザー・ゴールドスクランブル」等。
ゼンカイジュウギアをギアダリンガーにセットすることで
スーパーツーカイザーへパワーアップする。
専用マシンは拠点ともなっている「クロコダイオー」、クロコダイオーが変形する巨大ロボ「ツーカイオー」を操る。
『ツーカイザー×ゴーカイジャー』では「フリント・ゴールドツイカー」がゴーカイセルラーとツーカイザーキーを使って変身した(スーツ自体は女性用に変化)。
【余談】
戦隊シリーズでは話数的に一番早く登場した追加戦士となる。
デザインモチーフはゴーカイジャーを意識したものだが、頭部形状はゴーカイオーも意識されている模様。
オーレンフォームは
キングレンジャー(公式からキングレンジャーの鎧のような~という記述がある)、シンケンフォームはおそらく恐竜折神を装備した
ハイパーシンケンレッドがモチーフ。
「○○フォーム」という名称の形態変化能力を持つ
戦隊ヒーローは初。
最終更新:2023年06月28日 01:38