仮面ライダーギーツⅨ

「MARK Ⅸ SET IGNITION! REVOLVE ON」
「DYNAMITE BOOST! GEATS Ⅸ!READY FIGHT!」

【ライダー名】 仮面ライダーギーツⅨ
【読み方】 かめんらいだーぎーつないん
【変身者】 浮世英寿
【スペック】 パンチ力:69.9t
キック力:149.9t
ジャンプ力:ひと跳び169.9m
走力:100mを0.9秒
【基本形態】 仮面ライダーギーツ エントリーフォーム
【声/俳優】 簡秀吉
【スーツ】 中田裕士
【登場作品】 仮面ライダーギーツ(2023年)
【初登場話】 38話「慕情F:九尾の白狐!」

【詳細】

浮世英寿がデザイアドライバーへとブーストマークIIIバックルを変化させたブーストマークIXバックルを装着し変身した「ギーツ」の最強形態。

全身に白のアーマーを装着した姿を持ち、複眼部分が金色に変化した他、顔の下半分に追加装甲が装着されている。

ブーストマークIXバックルはブーストマークIIバックルなどと同様、異なるタイプのバックルで、トップクラスの能力を秘め、身体能力が大幅に向上し、スピード重視した攻撃が最大の利点となる。
そのため、これまでのフォーム以上の能力を持っている。

ブーストライカー(ギーツモード)に酷似した「レジェンドキュウビ(レジェンドキュービ)」を上半身側に、ブーストフォームマークIII装備を下半身側へと装着している。

これまでの令和最強形態系と違い、平成時の最強形態と同様の重厚な装甲となっている。
そのため、最強形態の名に恥じない強固な装甲を持つ。

「創世の力」を自身の力に変えており、レーザーブーストフォームのものよりも凄まじい超常的な能力を駆使することができる。
ブーストマークⅢ時の影響で扱えるようになった「破壊」、更にⅨ形態となったことで備わった「創造」を能力として常時発動する。

【各種機能】

頭部はブーストマークIXバックルの能力で機能が拡張され、ギーツIXヘッドへパワーアップ。
ギーツアイ・カムナは次元観測イメージセンサーを搭載し、ダイナマイトブーストタイム発動時の超加速の中でも通常と同等の安定した視界を確保している。
常人には見えないエネルギーの存在までも捉えることが可能。
口腔部はカンナギクラッシュを備え、言葉に神秘的な力を持たせることが可能となり、発言のみで対象を翻弄することも可能。
発動時は「シーッ」という動作を持って、劇中の時間をバックで流れる挿入歌もろとも停止させてしまった
イリーナギーツイヤーはダイナマイトブーストタイム発動により世界中の音も取得する。
頭部全体を覆っているジンキクレスタは、未来人の操るスーパー量子コンピューターの演算能力を遥かに凌駕する演算能力を有するヘッドマウントデバイス。
この手の装甲としては珍しく、耐久性や攻撃に対する防御性能に関する言及は一切無い。
額にあるⅨオーディットシグナルは仮面ライダーの状態を常時モニタリングし、稼働効率やダメージ状態等から変身継続性を診断し、必要に応じて変身解除を実行する。

胸部を覆う拡張装備であるカノミックエンジンは破壊と再生を司り、事象を加速させる超常的な機能を備える。
これによりベルト操作によって一時的にすべてのアビリティを極限まで高める「ダイナマイトブーストタイム」の発動を可能とする。
両肩部拡張装備ショガンデスティーは超耐圧構造によりデザイアドライバーから供給される高次の出力を次元圧縮貯蔵することで特殊機能「ダイナマイトブーストタイム」発動時に瞬間的に消費される超常的なエネルギー量をまかなっている。
いわばギーツⅨを守る装甲にしてバッテリーとしての機能を兼任している部位。

腕部シンジュギーツアームは高次の出力を受けることで常人の限界を遥かに超越した腕力を発揮し、手部拡張装備イリーナブーストパンチャーは青白く輝く高次の出力を加速放出し、打撃の破壊力を極限まで高めることが可能。

従来のギーツのパーソナルアクセサリーを引き継いだギーツテールナインは背中を覆うマントのように変化し、事象の加速を具現化する機能を有している。

大腿部拡張装備として有するレッドコアレッグは使用者の力を極限まで純化することで各種アビリティを数十倍に高めて超常的な戦闘力と速度を使用者に与える「ブーストタイム」の連続発動を可能とする。
膝部拡張装備であるノーブルチャージャーNはデザイアドライバーから供給されるエネルギーを加速、増幅し、超高密度に圧縮して供給する役割を持ち、ダイナマイトブーストタイム発動時に必要なエネルギーはここから賄われる。
また供給されるエネルギーはショガンデスティーへ貯蓄され、ダイナマイトブーストタイムの安定使用、連続発動も十分に可能。
またそのエネルギーを片足に集中させ、瞬間的にブーストバックルの2倍以上の超パワーを発揮する。

脚部増加装甲Gモノクローマーは柔軟性に優れた「レジェンドキュービマテリアル」により構成され、防御力を高めると同時に超加速、超高出力を発揮する際の想像を絶する負荷を抑え込むなど、プレイヤーを強力にサポート、保護する機能を備える。
青白く輝く高次の出力を加速放出し、打撃の破壊力を極限まで高める脛部拡張装備イリーナブーストキッカーはノーブルチャジャーNの機能も併用することで想像を絶する破壊力のキックを放つことが出来るだろう。
更に力場の展開により歩行可能領域を拡張することで上下左右の区別なく活動することが可能となる。
劇中では足場など何もないはずの空間をまるで階段を降りるかのように優雅に歩く場面がある。

専用となる拡張武装は「ギーツバスターQB9」。
レールガンモードとブレードモードを切り替える事ができる多機能武装であり、レイズバックルをセットすることでその能力を付与した必殺技の発動が可能。

必殺技は「ブーストナインストライク」。
バスターQB9を使うことで発動する「ブーストタクティカルビクトリー」。
またダイナマイトブーストタイムを発動した時にのみ可能となる最大の大技「ブーストナインビクトリー」もあるが、使用しようとした場面でジャマが入るなどして決まったのは最終話のみ。

【活躍】

38話にて初登場。

スエルが変身したゲイザーをその超パワーで圧倒し、デザイアグランプリの存在していた事実ごと現代から消え去ろうとする「グランドエンド」を阻止し、英寿に目覚めた創世の力を持って新たな世界を構築した。

その後、創世の力の圧倒的なまでの利便性や、戦闘力の高さから基本的にはこの姿へ直接変身することが多い。

【余談】

ギーツ最強形態だが、◯◯フォームという名前ではなく、ライダーとしての名前自体が変更されるのは令和ライダーの恒例を踏襲する形となった。
なお令和ライダーの最強形態は変身システム自体が最強フォーム専用となる例もあるが、ギーツⅨの場合はシンプルにフォーム専用アイテムをベルトにセットする形になっている。

下半身パーツはブーストフォームマークⅢが変化したもので、特殊形態のギーツワンネスと共通している。

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最終更新:2024年07月16日 21:16