仮面ライダーナーゴ ファンタジーフォーム

「FANTASY!」

【ライダー名】 仮面ライダーナーゴ ファンタジーフォーム
【読み方】 かめんらいだーなーご ふぁんたじーふぉーむ
【変身者】 鞍馬祢音
【スペック】 パンチ力:44.8t
キック力:93.6t
ジャンプ力:ひと跳び138.6m
走力:100mを1.7秒
【基本形態】 仮面ライダーナーゴ エントリーフォーム
【声/俳優】 星乃夢奈
【スーツ】 宮澤雪
【登場作品】 仮面ライダーギーツ(2023年)
【初登場話】 44話「創世Ⅵ:ネオン、かがやく」

【詳細】

鞍馬祢音がデザイアドライバーとファンタジーバックルを使い変身した仮面ライダーナーゴの派生形態。
ファンタジーバックルは右側へ装着される。

エントリーフォームの上半身に「幻想」をイメージした群青のアーマーを装着した姿を持ち、複眼部分が紅色へ変化した他、顔の下半分に装甲が装着されている。
「幻想」を利用した様々な特殊効果を与える。

特殊なバックルのため、単体ながらスペック自体は高めになっている。

譲り受けたギャーゴIDコアがギーツ側の創世の力で廃棄されたナーゴIDコアへと変化した。
拡張武装はモンスターバックルと同様、未装備となっている。

【各部機能】

頭部はファンタジーバックルの能力で機能が拡張されファンタジーナーゴヘッドへと変化。
軽量ながら非常に強固な複合装甲を採用し、あらゆるダメージから頭部を保護するナーゴクレストギアに保護され、プレイヤーの頭部機能を拡張する役割を持つ。
他、ビジュアルアイテムとしての一面も持ち、個人識別符号端末「IDコア」に刻まれたライダーズクレストを象徴した形状を有し、ナーゴの視認性を高めている。
複眼ファンタジートバックルの能力拡張を受けてスカーレットナーゴアイとなり、真実を見抜くための機能が付与され、幻覚攻撃や光学的な処理を無効化する。
ネコ耳を模したナーゴイヤーはヘッドフォンと一体化した聴覚装置であり、認識可能周波数が拡張され、特に高周波の聞き分けを得意とする。
額にはオーディットシグナルと呼ばれる検査装置を持ち、仮面ライダーの状態を常時モニタリングし、各部の稼働効率やダメージ状態などから変身継続性を診断、必要に応じて変身解除を実行する。
ファンタジーバックルをセットしたことでファンタジーヘッドガードと呼ばれる強化装備が追加されており、頭部全体にファンタジーバックルの拡張機能を付与しプレイヤーの願いに応じて各種アビリティを変化させる特殊効果を発揮する。
口腔部は大騒音下でもクリアな会話を実現するボイスチャット機能を持つファンタジークラッシャーを持ち、協力プレイ等で仮面ライダー間の意思疎通を図ることが可能。

ファンタジーバックルに紐づけられた胸部拡張装備、マジカルチェスターは幻想を増幅して具現化する機能を有する。
プレイヤーの願いに応じて各種アビリティを変化させる特殊効果を発揮し、変身者によってファンタジーフォームの能力は多彩なものとなる。

肩部拡張装備であるローブコンダクターは任意の位置に展開したサークルフィールドにより対象に様々な効果を発生させる。
幻想を具現化した「ファンタジーエフェクト」と呼ばれる物理接触が可能なエフェクトの操作が可能となり、腕部を覆う形で装備されたマニフェスリーブがファンタジーエフェクトの生成を担う。

マニフェスリーブが生成したファンタジーエフェクトをローブコンダクターがコントロールし、マジカルチェスター等がその効果を決める。
ファンタジーエフェクトは武装化することでシールドとクローの機能を併せ持つ複合武器を始めとする豊富な武装バリエーションを誇る。
ナーゴファンタジーフォームはファンタジーエフェクトを鋭い爪に加工する形で肉弾戦の威力を倍増させている。

また公式的なスペックにかかれていないナーゴファンタジーフォームの固有能力として、物体や攻撃をすり抜ける能力を見せている。
手すり等をすり抜けることで相手の攻撃を弾く壁のように扱い、攻撃が接触せず突き抜けることでダメージを受けず突進し続ける等防御面で多大な影響を持っている。
能力の発動は祢音の意志で任意に使うことが出来るが、相手の攻撃を避けられないような状況では透過能力を使わず、装甲の耐久性のみで耐える必要がある。

必殺技は「ファンタジーストライク」。
2本の尻尾のようなオーラを生じさせ、エネルギーを纏った跳び蹴りを放つ。
また透過能力を駆使して相手の背後に周り、鋭い爪で切り裂くというバリエーションも披露している。

【活躍】

第44話にて初変身。

父親が変身した仮面ライダーギャーゴはブラーリを撃破するものの、プレミアムベロバに敗れ重症を負ってしまった。
祢音を追い詰めるため、光聖が入院している病院にやってきたベロバに対し、IDコアを取り戻し父から受け継いだファンタジーバックルを装填し、彼女は変身する。

今までの猫のような可愛らしい動きではなく、害をもたらす襲撃者に対し、牙を剥くよう、爪を立てるよう、親を守るためファンタジーフォームへと変身を果たした。

ギャーゴとなった光聖は戦い慣れしていなかったライダー初心者だったためプレミアムベロバには太刀打ちできなかったものの、これまでのデザグラでの豊富な戦闘経験を持つ祢音はファンタジーバックルがもたらす幻想の力をフルに発揮。
透過能力やファンタジーエフェクトを駆使した戦いでプレミアムベロバを追い詰めていき、ファンタジーストライクで撃破に成功する。

【余談】

ファンタジーフォームの装備がギャーゴファンタジーフォームと共用だが、クラッシャー部分のみナーゴ用のブーストフォームのパーツをリペイントしている。
胸部拡張装備の名称はギャーゴのものの名称とは変更されている。

ファンタジーフォームのパーツは仮面ライダーブレイブ ファンタジーゲーマー レベル50のパーツを改造したもので、ナーゴ用としてパーツが削られる等しているとのこと。
ファンタジーゲーマーとファンタジーフォームは名前が同じであり、さらにエグゼイドとギーツは脚本が同じ高橋悠也氏が担当、さらにナーゴとブレイブは「ビート」と名のつくフォームを持つと共通点が多い。

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最終更新:2024年12月05日 22:46