仮面ライダーヴァルバラド オロチショベルカスタム

「ガッツショベル!IGNITE! ジャマタノオロチ!IGNITE! ガッチャーンコバースト!」
「カスタムアップ!オロチショベル!」

【ライダー名】 仮面ライダーヴァルバラド オロチショベルカスタム
【読み方】 かめんらいだーヴぁるばらど おろちしょべるかすたむ
【変身者】 黒鋼スパナ
【スペック】 パンチ力:18.4t
キック力:16.8t
ジャンプ力:ひと跳び9.8m
走力:100mを8.9秒
【基本形態】 仮面ライダーヴァルバラド
【別形態】 ヴァルバラド
【声/俳優】 藤林泰也
【スーツ】 不明
【登場作品】 仮面ライダーガッチャード(2024年)
【初登場話】 第21話「マッドウォリアー!黒炎のヴァルバラド!」

【詳細】

ヴァルバラドライバーへ「ガッツショベル」と「ジャマタノオロチ」のライドケミーカードをセットし変身した仮面ライダーヴァルバラドの派生形態。

本来ガッツショベルとジャマタノオロチはガッチャンコする組み合わせではない(ガッツショベルはドッキリマジーン、ジャマタノオロチはケスゾー)が、同じレベルナンバー同士のカードを用いた多重錬成が可能なヴァルバラドライバーによって2体のケミーの性質が武装となって現れ、その能力はヴァルバラドのカスタムよりもパワーアップしている。

ヴァルバラドールという錬金素体に「ガッツショベル」と「ジャマタノオロチ」のライドケミーカードの力を黒紫炎強化多重錬成したアーマーを装着した姿であり、大まかな姿はライダーヴァルバラドと左程変わらないが、両腕にオロチの頭を模したパーツを加えたジャマタノディガーが装備されている。

【各部機能】

仮面ライダーヴァルバラドはヴァルバラドライバーに装填した2枚のライドケミーカードからケミーの力を黒紫炎強化多重錬成することで、その能力を見に宿して戦う戦士。

変身者の身体を強化改造したヴァルバラドールを素体とし、黒紫炎強化多重錬成が可能となっている。
カスタムアップ形態はライダーヴァルバラドの変身に用いるダイオーニとマッハウィールに加え、ガッツショベル、ジャマタノオロチも錬成に使っているため系4枚のライドケミーカードを使用しヴァルバラドトライカスタムを上回る力を安定して運用できる。

頭部ヴァルバラドマスクはヴァルバラド時の頭部レンチフェイスより強化されており、頭部装甲ノームレンチは仮面ライダーヴァルバラドの全身で最も強度が高く、全身を駆け巡る錬成黒紫炎「レイヴンブロウスター」の出力を調整するバルブを管理する役割を持つ。
――――意識を新たに、締め直したボルトは二度と緩むことはないだろう。その仮面は決して剥がれない。
口元のヴァルジストクラッシャーはエアーの噴出により気流を操作して走力を最大化、かなりの重装備ながら機動力は保証されている。
ライダーヴァルバラドの複眼の右側、ブロウヴァルバラドアイは錬成黒紫炎「レイヴンブロウスター」により人間の視力が強化されている。
また、目視で対象の組成を分析しこれにより物質の分解や再錬成を容易にしている。
また左側のレンチ型の透過性インターフェイスメギスバイザーは錬金連合が所蔵している様々な文献などのデータベースやケミーライザーの情報を表示することが可能。
これら複眼の効果により目視によって物質の組成を分析、ケミーなどの情報を検索することで戦闘時においてもスパナの錬金術師としての技量をフルに発揮できる。
額にある調律器エレメンタルシグナルは錬成状態を随時調律して必要に応じて錬成解除を判断するなど、変身者の保護を最優先する。

仮面ライダーヴァルバラドの胸部にはコンバーティブコアと呼ばれる変換内燃機関を持つ。
大気や水をはじめとする様々な錬金素材を燃焼させることで、凄まじいエネルギーを持つ錬成黒紫炎「レイヴンブロウスター」へと変換する。
オロチショベルーカスタム時は広げた左右を向いたオロチの頭のような形状のパーツがさらに装着されているが、機能面での変化はない模様。
錬成黒紫炎レイヴンブロウスターは凄まじいエネルギーを持ち、血液のように全身を駆け巡ることで超人的なパワーを発揮する。
腰部へ装備したドローホルダーはライドケミーカード携行用ホルダーで最大でライドケミーカードを10枚収納することが可能。

脚部はどんな悪路でも走破する強靭な足腰で重量物を支えるオロチクローラー
高い静音性を活かし音もなく対象に迫り柔軟な体術で絡め取ることも可能にする。

オロチショベルカスタムのライダーヴァルバラドの両腕にはヴァルバラドライバーで読み込んだケミーの性質を宿す武器が装備され、巨大なショベルを模したジャマタノディガーを持つ。
大型のバゲットで牙を穿つように大地を削り取り、時に地形すら変えてしまうほどの強大な破壊力を生み出す。
またバゲットの表面を這うように備わるオロチの首は伸縮自在であり、対象をどこまでも追尾して捕縛することも可能。

必殺技は「ヴァルバラドクラッシュ」。
ジャマタノディガーから伸ばしたオロチの首で対象を絡め取り、ライダーキックを放って粉砕する。

【活躍】

第21話で初変身。

仮面ライダーヴァルバラドへの初変身を果たし、エンジェルマルガムを相手取るスパナに共鳴したジャマタノオロチが自ら彼の元へと向かい、スパナが持つガッツショベルとヴァルバラドライバーで錬成することで変身した。

そのパワーでエンジェルマルガムを圧倒し、必殺技で撃破している。
以後は何度か戦闘で変身している。

【余談】

スーツはおそらくヴァルバラドガッツショベルカスタムの武器をリペイントしつつ流用し、ライダーヴァルバラドに固有パーツを組み込む形になっていると思われる。

本文中にもあるようにガッツショベルとジャマタノオロチはガッチャンコケミーの組み合わせではないが、両者はレベルナンバーが8で共通している。
ライダーヴァルバラドはこういった形で同じレベルナンバーのケミー同士によるカスタムアップが可能でありオロチショベルカスタムはその中の一つでもある。

ちなみにジャマタノディガーにあるオロチの首は左右3つずつで、胴体部コアにも2つあるため、全てを合計すると8つ首となる。

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最終更新:2024年11月22日 00:41