【詳細】
全身から溢れる魔皇力をカテナと呼ばれるルシファーメタルにトライシルバニア銀をコーティングした鎖で抑制した『黄金のキバ』の基本形態。
変身者は「紅渡」。
専用武器を使用せず、素手での格闘を中心とした戦闘スタイルを取るが、能力のバランスが取れているため、汎用性に優れる。
吸血鬼をモチーフとしているためか、逆さ吊りになっての奇襲攻撃も得意。
基本カラーリングは赤、複眼にあたる部分は黄色。
闇のキバの鎧は高すぎる性能のため、使いこなせる者が非常に少なく、
危険性も高かったため、最初から力を抑制し安定した性能を発揮出来るよう調整が施されている。
キバットベルトの左右にあるフエッスロットに各種フエッスルを装備し、キバットバットⅢ世が吹き鳴らすことで、フエッスルに対応したアームズモンスターの召喚や強化形態へのパワーアップを可能とする。
全身を覆うインナースーツは「ドランメイル」と呼ばれ、黒龍「ガオーラ・ドラン」の皮をなめして作り上げたもので、耐熱、耐寒、耐衝撃性に優れている。
表面に這うブラッドペセルによって全身に魔皇力を分配し、超人的な身体能力を着用者に与える。
また、右足には宙、地、水の精霊が宿ると言われる極大の魔皇石三つが用いられた「ヘルズゲート」と呼ばれる部位があり、配置された魔皇石が生み出す魔皇力をフルで使用するにはとてもリスクが高い。
そのため、カテナを含め強固な封印が施され、キバの闘争本能の高ぶりによって徐々に封印を緩め、キバットの吹く「ウエイクアップフエッスル」の力を持って一時的に全開放される。
その際、右足の筋力はスペックの四倍近くにまで膨れ上がり、これを用いたキック技が30tの破壊力を誇る「ダークネスムーンブレイク」。
この技を受けたファンガイアは足裏に備えられた魔斬口と呼ばれる器官から放出される膨大な魔皇力を直に受けると、キックの凄まじい衝撃と合わせて体組織がガラス体を通り越し砕け散る。
『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』ではウォズの平成の垣根を超えた力の解放により復活、複数のカッシーンやクォーツァー3大ライダーと戦い、大詰めではタツロットを召喚しエンペラーフォームとなった。
最終更新:2025年01月03日 23:14