シユウ

「嘘だ…嘘でごじゃる…幻獣拳がやられるなんて…」

【名前】 シユウ
【読み方】 しゆう
【声】 真殿光昭
【登場作品】 獣拳戦隊ゲキレンジャー
【登場話】 修行その38「ビバビバ!もう一人のレツ」
【分類】 幻獣拳士/サンヨ双幻士
【獣拳】 幻獣ミノタウロス
【得意ゲンギ】 転身反(てんしんはん)
【好きな場所】 鏡の世界
【好きな食べ物】
【好きな言葉】 人の振り見て我が振り直せ
【モチーフ】 ミノタウロス、蚩尤(しゆう)
【十二支モチーフ】

【詳細】

サンヨに仕えし双幻士の1人であり、ウシのような幻獣「ミノタウロス」を手本とし、相手を鏡の迷宮の虜として翻弄する幻獣ミノタウロス拳の使い手。

鏡の世界への入り口を開く能力により相手を封じ込めたり、自身の分身を増やしたりすることが可能。
左右反対に映るとは言え自分の容姿を客観視出来る鏡にまつわるゲンギを扱うためか、自分が相手の真似をするのは構わないが、自分自身を他人に真似をされるのが大嫌いであるというひねた性質の持ち主。
絶対に自分を真似をされないように色々な口調で喋っているうちに、現在の「~でごじゃる」という「御座る」と「おじゃる」が混ざった変な話し方が癖になってしまった。これはこれでいそうな口調な気がするが置いておこう。

レツにこのゲンギを使って鏡の中に閉じ込め、成り代わろうと企んだ。
最初は分身もレベルが低く、言葉が話せなかったが時間の経過と共に言葉が話せるようになり徐々に完全体へと近づいていく(鏡写し故か、利き腕が右腕から左腕に反転している)。

レツに破壊された鏡が修復されたことで本格的にゲンギを使い悲鳴を鏡に閉じ込めて集めようと巨大化。
行動を開始した偽レツがゲキファイヤーを乗っとりサイダイオーを攻撃し始めたことでカラクリを暴露し、本物のレツがもう間もなく鏡の中に閉じ込められてしまうことを告げるも、弟の様子がおかしいことを見抜いたバイオレットの手によってレツが閉じ込められた鏡を見つけられ救出されてしまう。

その後、ゲキバットージャウルフの大兄弟脚に怯み、最期はサイダイオーの大大砕大斬を受け爆散した(上記の台詞はその際のもの)。

【余談】

シユウ(蚩尤)とは中国神話における金属の頭部を持つ牛人。
一方、ミノタウロスはギリシャ神話における半牛半人のこと。
両者とも牛がモチーフとなっているのは共通しており、鏡はあまり関係がないが、ミノタウロスは迷宮に閉じ込められていたため、鏡の迷宮とかけているのかもしれない。

ゲンギによって創りだされた偽者のレツは、レツ役の高木万平氏の双子の弟の高木心平氏が演じており、スーパー戦隊において瓜二つの兄弟が偽者を演じる例は『五星戦隊ダイレンジャー』のコピー知がある。

隠しモチーフは十二支の「丑(うし)」。

声を演じる真殿氏は次作敵幹部役としてレギュラー出演している。

最終更新:2023年01月16日 19:06