ネコヤミー

【名前】 ネコヤミー
【読み方】 ねこやみー
【声】 勇吹輝(未表記)
【スーツアクター】 村上弘之
【登場作品】 仮面ライダーオーズ/OOO
【登場話】 第3話「ネコと進化と食いしん坊」
第4話「疑いと写メと救いの手」
【分類】 ヤミー/猫系成長ヤミー
【創生者】 カザリ
【宿主】 腹時門太
【欲望の種類】 暴食
【特色/力】 超越的な身軽さと強烈な腕力、肉の塊
【モチーフ】 ネコ、肥満の男性

【詳細】

カザリが食べることが大好きな腹時門太という男にセルメダルを投入し、生まれた白ヤミーが腹時に寄生したまま暴食を繰り広げた結果誕生した猫系成長ヤミー。

体内のセルメダルのエネルギーを増幅することでメダル状の光弾を口から発射する。この攻撃は腹時に寄生している状態でも可能。
また丸々と太り脂肪を蓄えた体は、オーズのメダジャリバーやトラクローによる斬撃を弾いてしまい、攻撃を寄せ付けないほどの弾力性がある。
ただし全くダメージを受けないというわけではなく、ある程度以上強く蹴られたり、斬られたら跳ね返せずに普通にダメージを受けてしまう。
この弾力性を利用してゴムまりのように跳ねてカウンターを食らわせることも可能。
ネコというモチーフと弾力性の恩恵なのか、肥満を絵に描いた図体に反して意外と身軽だったりする。

腹時門太からは食欲を抑えられない人間であり、医者からも食事制限を命じられるもそれを開始する前に思い切り食べておこうと考えたようで、コンビニで大量の弁当やホットスナックを買い込み公園で食べまくっていた。
その暴飲暴食っぷりに目をつけたカザリにセルメダルを投入されたことでヤミーに寄生され、増幅する欲望のままにさらなる暴食を続けていく。
人間に寄生するタイプであるために攻撃できず、腹時を助けようと悪戦苦闘する火野の前で腹時から飛び出してこの姿に成長、オーズと戦い攻撃が通じない体で優勢に立つが、バッタレッグによるキックではダメージを受けてしまい逆に追い詰められてしまう。
タトバキックで倒されかけるがカザリがコンクリート柱を何本も飛ばして妨害したおかげでダメージは受けたが致命傷にはならず、そのまま逃走した。

その後は腹時の体内に戻り、本人が拒んでいるにも関わらず暴食を続けたことでついに腹時を体内に取り込むまでに至る。
弾力性の体と体内に人間を取り込んでいることで全力で攻撃できずオーズを悩ませるが、カザリから奪ったチーターメダルで変身したタカトラーターのリボルスピンキックによって体内に充満したセルメダルをかき分けられ腹時を引きずり出されてしまい、オーズバッシュによる空間切断を受け爆散した。
腹時は流石に反省し、防食を止めると言葉に表しはしたが、それでも食欲の抑制は不可能らしく、駆け付けた救急隊員についつい「食事がおいしい病院」に搬送してもらえるようにリクエストしながら救急車で病院送りとなった。
懲りるということを知らないのか…

【余談】

モチーフは猫だが、青いネコを人間の背中に背負ったようなデザインとなっている。
このヤミーに寄生されている間、宿主はひたすらに食べ続けるが食べ続けた分メダルが蓄積されていき、宿主本人の身体が物理的に肥大化していく。
そのせいか宿主同様に非常に線の太い容姿をしており、おまけに人相もかなり悪いためネコというモチーフの割に全く可愛くない

普通に考えれば、消化する間もなく食べ続けているわけであるから明らかに人体に悪い(普通、暴食は一定レベルを超えると胃袋の破裂=死に直結する)。
ただ、この腹時門太という男性は昼間は中華料理を、夜はコンビニ弁当などを食べまくるという生活を行っており、人間とは思えない程胃袋(というか体全体)が頑丈なようだ。
その食費が一体どうやって賄われているのか非常に気になるところではあるが…。どう見ても働いていないし…

宿主を演じた福澤重文氏は後に仮面ライダーゼロワン第32話でゲスト出演。
王様戦隊キングオージャーではボシマール役で出演している。

最終更新:2023年09月05日 17:22