【あらすじ】
そこには個性豊かな
5つの王国があり、それぞれ超キャラの濃い王様達が君臨していた。
2000年前に存在していた英雄たちの末裔達が作り上げた国を含め、チキューそのものを手中に収めんとかつて地底に封印された
地帝国バグナラクが蘇り、人々の暮らしを脅かす。
5つの国、5人の王様は王権の証たるオージャカリバーで変身し、国を守護する昆虫型機械生命体守護神
シュゴッドと共にバグナラクの脅威から民を守らんと剣を振るう。
"自称"王様を名乗る青年、ギラは自ら「邪悪の王」を名乗りながらも平和を守るため己以外の王様達と共にオージャカリバーを掴み、高らかに声を挙げるのだ。
「王凱武装!」
そして、まとまりつつある王様達の戦隊。
そこに歴史には語られない行間に埋もれた6人目の王様も現れて・・・
スーパー戦隊シリーズ第47作目。モチーフは「昆虫」。
革新的な設定が目白押しだった
問題作前作、
暴太郎戦隊ドンブラザーズの次作である本作は掟破りだったゼンカイジャーとドンブラザーズを踏まえた上で戦隊としての基礎に戻りつつも新たな道を模索した作品として考えられている。
舞台となるのは地球ではなく「チキュー」という架空の惑星であり
宇宙戦隊キュウレンジャーでも「
チキュウ」という似て非なる惑星が登場していたが、敵組織によって支配された地球そのものであったため、明確に別の世界の星が舞台になっているのは戦隊史上初。
そのため言語や国ごとの背景設定等は個別に作り込まれたファンタジー色の強い戦隊作品に仕上がっている。
脚本担当は戦隊シリーズは初参加となる高野水登氏。
仮面ライダーゼロワン(第23話、24話)にて特撮作品と関わり、メイン脚本を担当する。
キャラクターのデザインはニンジャスレイヤーのコミック版を代表作とする漫画家の余湖裕輝氏が初参加となる。
プロデューサーは
獣電戦隊キョウリュウジャー以来となる大森敬仁氏。
スーパー戦隊シリーズとしては初となる、「巨大ロボ」と「戦隊名」が全く同一の作品。
そのため「キングオージャー」と書くと、戦隊メンバーを指すのか巨大ロボを指すのかがややこしく、さらには作品名でもあるため余計混沌が加速している。
ネット上では作品名を「キングオ」などに略し、メンバーを「王様戦隊」、ロボなどを「キングオージャー」とするなど使い分けがなされている。
最終更新:2024年04月26日 02:54