エピラクナワーム

男性「何で俺が2人居るんだ!?」

【名前】 エピラクナワーム
【読み方】 えぴらくなわーむ
【登場作品】 仮面ライダーカブト
仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦
【登場話(カブト)】 第5話「捕獲指令!!」
【分類】 ワーム成虫態
【特色/力】 クロックアップ、擬態能力、体液を吸収する触手
【生物モチーフ】 テントウムシ
【名前の由来】 テントウムシ属(英:epilachna)

【詳細】

地球に棲むテントウムシに似た能力を持つワーム成虫態。

無数の黒斑が散らばる青い外殻に覆われ、頭部はテントウムシの背中のような形状をしている。
口腔から無数に伸ばした触手で人間の体液を啜り、その者をミイラ化させる能力を有する。
両腕に装備した長短の鉤爪は相手を斬り裂く攻撃に用いる他、自動車を持ち上げて投げ付ける程の怪力を誇る。

工事現場で男性を殺害し、駆け付けたゼクトルーパーとの交戦中、東省吾の作戦で逃亡に成功する。

東のカブト捕獲作戦の為に野放しにされ、その後も殺人を繰り返していく。
しかし、ある女性に擬態して殺害しようとしているところを加賀美に妨害され、更に路地裏でカブトに発見され交戦する。

とあるビルの屋上の戦闘では機動性の差でカブトマスクドフォームに善戦するもその耐久性を前に攻めあぐね、自動車を投げつけることで地上へと叩き落とすが、落下しながらもカブトはキャストオフしてライダーフォームへチェンジ。
クロックアップしたカブトに合わせるように自身もクロックアップし、超高速空間での戦闘では圧倒され続け最期はライダーキックで致命傷を負い、落下してきた自動車が地面に激突するのを合図とするように共に爆散した。

【仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦】

大ショッカーの怪人として登場。

【余談】

名前はマダラテントウを意味する属名に由来する。
全身に黒斑が散った姿なのは文字通りのまだら模様ということか。体液を吸う食性からモチーフになったのは肉食のナナホシテントウなどではなく、植物を食べる草食性のテントウムシではないかとされている。
三度笠のような頭部がB級SF映画『ゼイラム』の怪物に似ている。

『カブト』でスーツは後にジェノミアスワームに改造された(『スーパーヒーロー大戦』ではスーツを新造した)。

青い身体に黒の斑と毒々しい外見をしているが、青いテントウムシも実在する。
「スティールブルーレディーバード」という。

何かを啜るような引き裂くような音を発するため特定の声優、俳優が声を担当しているわけではない。
人間態は「ニット帽の男性」名義であり、演じる堀田茂之氏はニチアサ作品初参加。

最終更新:2024年11月30日 11:52