「ZECTの諸君。君たちの作戦は、最初からお見通しなのだよ」
【名前】 |
カッシスワーム ディミディウス |
【読み方】 |
かっしすわーむ でぃみでぃうす |
【声/俳優】 |
坂口拓 |
【登場作品】 |
仮面ライダーカブト |
【登場話】 |
第41話「敗れる最強」 第42話「最凶VS.最恐」 |
【分類】 |
ワーム成虫態 |
【特色/力】 |
クロックアップ、擬態能力、時間を停止させる「フリーズ」、右腕の刺突剣、再生能力 |
【モチーフ】 |
カブトガニ |
【強化形態】 |
カッシスワーム グラディウス |
【詳細】
地球に棲むカブトガニに似た能力を持つ
ワーム成虫態。
乃木怜治という男性に擬態する
ワームのボス的な存在であり、これまで
ワーム達を率いていた
ウカワームが倒された後に登場した。
サナギ態を指揮しゼクトとの決戦に挑む。
主に右腕に備えたカブトガニの尾を思わせる鋭い剣をもり、格闘術と剣術をあわせた攻撃を繰り出す。
最大の武器はこの
ワーム特有の「フリーズ」と呼ばれる超高速移動能力。
クロックアップ、ハイパー
クロックアップをも上回り、事実上時を止めてしまうほどのスピードで移動できる。
この能力を使ってガタックはもとよりハイパーカブトのハイパー
クロックアップでさえ封殺し、一度は圧倒するほどの実力者。
強靭な再生能力も有し、倒されても能力を強化した上で蘇る。ただし限度があるようで短期間で何度も倒されては復活したせいで
能力がより微妙になり三度復活したところが限界だった。
パンチホッパー、キックホッパー、サソードの3人を同時に相手にしても全く敵わないほどの極めて高い戦闘力を誇るが、
少々エキセントリックな人格で、擬態したままマスクドフォームのガタックと戦って素早い格闘術を駆使して戦闘不能に陥らせた事も。
その後
ネイティブを人質に取りZECTが開発に成功した
ワームの擬態を解除させるアンチミミック弾を手に入れることを目論見、それを囮とし加賀美が変身して攻撃してくることを見抜いた上で迎撃。
圧倒的な力でガタックを追い詰め、やってきたハイパーカブトもはねのけフリーズを発動し攻撃を加えるも、フリーズ発動前に発射されたハイパーシューティングの追尾弾が着弾し大ダメージを受ける。
ゲーム版『バトライドウォー』ではボスの一角として出現。
本来の「フリーズ(と言っても実質上は相手の懐への瞬間移動)」の他、進化後のグラディウスが使っていた「相手の必殺技を受けて返す」というカウンター攻撃も習得している。
【余談】
モチーフのカブトガニは胸部にカブトガニらしいものが張り付いているのが確認できる。
他頭部や右肩等にカブトガニを思わせる部位がある。
ディミディウスはラテン語で半分を意味する「dimidius」に由来する。
声、及び人間体を演じた坂口拓氏は特撮初出演。
アクション俳優としても活躍される御仁であり、その技能を活かし人間体のままでも華麗な生身アクションを披露している。
初登場である41話では上述にある通りマスクドフォームのガタックを人間の姿のまま凄まじい連撃で圧倒するシーンがあるが、
実はこのシーンの撮影でガタックのスーツを壊してしまったとか。
最終更新:2022年09月28日 23:41