フーセンバンキ

「大したもんだよカエルのしょんべん、プカ~!」

【名前】 フーセンバンキ
【読み方】 ふーせんばんき
【声】 原一平
【登場作品】 炎神戦隊ゴーオンジャー
【登場話】 GP-21「幼稚ナヤツラ」
【所属】 蛮機族ガイアーク
【分類】 害気目蛮機獣
【作製者】 害気大臣キタネイダス
【作製モデル】 風船
【その他のモチーフ】 寅さん(本名:車寅次郎)
【口癖】 「プカー」

【詳細】

キタネイダスが「風船」をモデルとして製作した害気目蛮機獣。

身体そのものが風船でできており、空中に軽く浮かび、相手の攻撃を弾き返す事もできる。
風船の中には有害で汚い空気が充満しており、破裂させる事で広範囲の空気を汚染でき、邪魔者を風船のように膨らませて飛ばす。

人々に配布した風船を一斉に破裂させ、上空が真っ暗になる程に大気を汚染する。
駆け付けたゴーオンジャーのマンタンガンの射撃を弾き返し、レッドのゴーオンスラストも無効化して、風船型ミサイルでゴーオンジャーを圧倒するが、駆け付けたゴーオンウイングスのロケットダガーの斬撃で風船を切り裂かれ、吹き飛ばされる形で撤退する。

その後、害地副大臣ヒラメキメデスの作戦によりボンパーを風船のように膨らませ、人質に取る事で優位に立つが、5人の合体必殺技「ゴーオンスクリュー」に怯み、スーパーハイウェイバスターを受け敗北。

その直後、ビックリウムエナジーによって産業革命を起こして巨大化する。
エンジンオーとガンバルオーの突進を空中に浮遊する事で回避し、風船爆弾からボンパーを庇ったエンジンオーに大ダメージを与え、ジェット風船で2体を合体解除に追い込むが、参戦したセイクウオーのセイクウソニックに怯み、最期はセイクウインパルスを受け爆散した(上記の台詞はその際のもの)。

作戦に失敗したヒラメキメデスはこれまでの度重なる失敗も含め、害地大臣ヨゴシュタインの怒りを買い、GP-22で制裁を受けるが…

【余談】

作製モデルとなっている「風船」は袋状のゴムや紙を水素ガスなどの気体で膨らませて遊ぶ道具である。

『男はつらいよ』の寅さんのような口調で喋り、「私、生まれも育ちも害気目」「私、生まれも育ちも葛飾区柴又」のオマージュとなっている。
「フーセンのトラ」と名乗るが、害水大臣ケガレシアから「どこがトラでおじゃる?ブタみたいな顔をして…」と言われてしまう。

寅さんをモチーフにした怪人はスーパー戦隊シリーズにおいて『超力戦隊オーレンジャー』のバラペテン以来の登場となる。

声を演じる原氏は寅さん役の渥美清氏本人が公認する程のものまねタレントでもある。

最終更新:2013年01月20日 19:24