アゲハヤミー

「お前が欲していたものだ。受け取れ!」

【名前】 アゲハヤミー
【読み方】 あげはやみー
【声】 細谷佳正
【登場作品】 仮面ライダーオーズ/OOO
【登場話】 第11話「旅人とアゲハ蝶と有名人」
第12話「ウナギと世界と重力コンボ」
【分類】 ヤミー/昆虫系
【創成者】 ウヴァ
【ヤミーの親】 筑波敬介
【欲望の種類】 嫉妬(「有名になって見返したい」という欲望)
【特色/力】 能力の吸収と付与、鱗粉による攻撃
【昆虫系モチーフ】 アゲハチョウ

【詳細】

ウヴァが生み出した昆虫系成長ヤミー。

映司がかつて旅先で出会った旅ブロガーの筑波敬介が密かに抱いている「自分より人気のある著名人への妬み」から生み出された。
特定の人間に備わる能力や才能を吸収し、それを別の人間に与える能力を有する。

ウヴァが筑波本人に嫉妬の対象となる相手を確認し、同個体がターゲットを強襲し、その才能を奪って与える事で彼の欲望を増大させ、セルメダルを増殖させていく。

旅エッセイストの澤田幸太郎から文章力の他、お笑い芸人の目黒マサジからユーモアな才能などを吸収し、鱗粉に乗せて筑波に与えていく。
上述の付加させる能力は「奪った人間の才能そのもの」であり、関西弁を使う目黒マサジの才能を吸収した筑波は喋り方が関西弁に変化したり、大きな影響を受けていた。

戦闘では鱗粉をばら撒いて相手を爆撃する他、飛翔能力がデフォルトで備わっている為、空中戦に向いていないオーズを苦戦させる。

その後、ウヴァとガメルも加勢した再戦でオーズを追い詰めるが、オーズはガメルから奪い取ったコアメダルでサゴーゾコンボに変身する。
サゴーゾコンボの重力操作によって動きを止められ、最期はサゴーゾインパクトを受け爆散した。


【余談】

本編において3番目に登場した人語を話すヤミーとなる(しかし、バイソンヤミーはガメルの言葉を復唱する程度に過ぎない為、この段階で自我を持って流暢に喋っていたヤミーは実質的にカマキリヤミーと同個体の2体だけとなる)。

創生者のウヴァが短気であまり知恵が回らないのに対し、意外と優秀なヤミーが誕生する模様(ウヴァをサポートする為に知能が高い可能性もある)。

同個体の親(宿主)となる筑波敬介は『仮面ライダー(新)』のスカイライダー/筑波洋と『仮面ライダーX』の仮面ライダーX/神敬介を組み合わせた名前と思われる。

同エピソードで『超星神グランセイザー』のインパクターロギア/星山秀一役、『仮面ライダーカブト』のキュレックスワーム/生簀一郎役の阿部進之介氏が筑波敬介役としてゲスト出演している。

スーツは後にクロアゲハヤミーに改造された(公式読本『~OOO INFINITY~』より)。

声を演じる細谷氏は特撮作品での出演は今作が初となる。

最終更新:2023年09月05日 17:08