「私より才能のある人間は、最も重い罰を与えなければ」
【名前】 |
オウルオルフェノク |
【読み方】 |
おうるおるふぇのく |
【声/俳優】 |
小倉一郎 |
【登場作品】 |
仮面ライダー555 劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト |
【登場話】 |
第7話「夢の力」 第8話「夢の守り人」 |
【分類】 |
オルフェノク |
【特色/力】 |
暗闇を見通す眼、人間をオルフェノクに変え目くらましにも使えるガス |
【生物モチーフ】 |
フクロウ |
【その他のモチーフ】 |
特殊工作兵 |
【詳細】
フクロウの特質を備えたオルフェノク。
暗闇も見通す暗視レンズの眼を備え、岩塊をも粉砕する鋭い鉤爪で襲い掛かる攻撃を得意とする。
口から激しい刺激臭を持つ神経系毒ガスを吐き出し、相手を呼吸停止状態に陥らせて死に至らしめるが、オルフェノクエネルギーを送り込む使徒再生の昨日も持つ。
人間時は
海堂直也の恩師であった音大の教授。
表の顔は海堂を貶す学生を窘め、捻くれ者の海堂ですらある程度は素直な態度を示す程の人格者だが、その本性は自らより優れた音楽の才能を持った人間を決して許さず、ただ殺すのではなくその才能を奪う事で音楽を続けられなくして、一生苦しませ続けるという卑劣漢である。
海堂のバイクに事前に細工をして事故を起引き起こした張本人であり、彼の夢を奪った。
音大を訪ねた海堂を表では他の学生から庇うものの、裏では更に追い詰めるべく学生を殺して周り、彼に疑いが向くように仕向けていた。
偶然、同じ音大を訪れていた巧と遭遇し、ファイズと戦闘になるが、毒ガスを煙幕にして上手く逃れる。
その後、海堂の個人レッスンで才能を開花させた黒田の演奏を聞き、その才能を賞賛するが、「今の海堂君と同じになれる」と口を滑らせてしまう。
その発言を怪しんだ
長田結花に黒田のバイクに海堂の時と同じような細工をしているところを見られて咎められ、始末するべく正体を表すもと逃してしまった。
結花を探している途中で、海堂からは夢に対する想いを、結花からは事の真相を聞いた
木場勇治と出会い、夢を奪った事に怒りその罪を裁かんとする彼と交戦する。
最初は鉤爪で圧倒するが、剣を取り出したホースオルフェノクには敵わず、煙幕に紛れて攻撃を仕掛けようとするも全く通じず、最期は剣で斬られ灰化した。
【劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト】
【余談】
モチーフはフクロウだが、特殊工作兵を思わせる姿を持ち、顔は暗視ゴーグルとガスマスクを組み合わせたものをかぶり、防毒服を着用したようなデザインとなっている。
フクロウらしくない姿にも見えるが、スネのあたり等フクロウの衣装が組み込まれている上、人間を毒ガスで殺す、さらに暗視ゴーグルをつけて闇からの不意打ちを得意とする等、正しく人間のクズである教授の心の闇が垣間見える。
教授を演じた小倉一郎氏は
仮面ライダー作品には初参加だが、特撮作品では電人ザボーガーにて出演経験を持つ。
後に
仮面ライダーウィザードにて第16話に登場した園長役も演じているが、そちらは本当の善良な人物である。
最終更新:2021年11月28日 02:00