銃頭サンバッシュ

「こうなりゃテメエも道連れだぁ!」

【名前】 銃頭サンバッシュ
【読み方】 じゅうとうさんばっしゅ
【声】 檜山修之
【登場作品】 星獣戦隊ギンガマン
【登場話】 第一章「伝説の刃(やいば)」~第十二章「悪夢の再会」
【所属】 宇宙海賊バルバン
【分類】 魔人/サンバッシュ魔人団のリーダー
【配下】 サンバッシュ魔人
【モチーフ】 不良
【名前の由来】 桟橋+銃の乱射のような語感「バッン」

【詳細】

サンバッシュ魔人団を率いる最初の軍団長

性格は短気で騒々しく、専用のバイクを乗り回しながら所構わず銃をぶっ放し、魔人団からは「リーダー」と呼ばれている。
調子の良い所があり、樽学者ブクラテスを普段は「(樽)ジジイ」と呼ぶが、御機嫌取りの為に「樽学者の大先生」と呼ぶ事があり、剣将ブドーを「ちょんまげ野郎」と呼んでいた。

魔獣ダイタニクスの復活にはエネルギーが必要」と考え、ブクラテスの意見の下に様々なエネルギーを部下に集めさせた。
しかしその作戦は失敗続きで逆にギンガマンをパワーアップさせることも何度もあったことからついにはゼイハブからも見限られることになったため、後がなくなり処刑の言葉さえ出てきた現状に焦ったサンバッシュは「いつかドデカイ事をする為にゼイハブ船長にさえ存在を隠していたギンガの光を使う」という最後の手段を用いる。

黒騎士ブルブラックから聞き出していたその在り処はアースの力でないと開かない為、ヒュウガに化けたグリンジーを使ってリョウマ達を騙し、争奪戦の末に何とか宝箱を手に入れるが、「中身はギンガの光どころか何も入っていない」という結果に終わる(ブルブラックは既にギンガの光を手放し、言った隠し場所も嘘に過ぎなかった)。
行き当たりばったりの作戦を繰り返していたサンバッシュの考えの足らなさが、ついに自分の末路を断ってしまったのである。

3000年前のブルブラックの猿芝居に騙されていた事に気付き、自身の破滅を悟って自棄になったサンバッシュはリョウマでも道連れにしようとバイクで突撃するが、二刀一閃で大ダメージを負い、最期はバイクと共に断崖から飛び出して爆散した。

サンバッシュが度々頼りにしていたブクラテスの知恵はほぼ彼の思いつきであり(電気など)はどれも事実上ダイタニクスの復活には関係ないものだった。
これは「ブクラテスが妖帝イリエス行動隊長にさせる為に嘘をついた」とも考えられる。

しかし後に「自分を必要としてないように見ているブドーよりも彼の方がまだ可愛かった」と発言している事から姪と同様、船長の信頼が低い彼を本当に気に掛けていたのかもしれない。

【余談】

デザイン担当の野崎明氏によれば、「ヘルメットを外すと本来の顔があるかどうかについては考えなかった」らしい(『百化繚乱[下之巻]』より)。

声を演じる檜山氏はシリーズ第17作目第18作目でもバイクを駆る怪人声を演じている

最終更新:2025年02月01日 02:29